その後
ラース「お待たせしました。レッドベリータルトとショコラとクレープ、アイスレモンティー三つになります」
マヤ「え。凄いじゃん!かなり本格的だよ!」
ホカ「そうですね。勇者様達ってお菓子まで作れたんですね!」
ラース「練習したんだぜ。あと、俺の事を覚えててくれたマイちゃんにはおまけだ。俺が作ったシフォンケーキだ。よかったら食べてくれ。あ、他のお客さんにはバレないようにな」
マイ「ありがとうございます!さっきマヤちゃんから聞いたんですけど、ラース様って今デルカダール城にいらっしゃるんですね!」
ラース「おう。マルティナを守る騎士として働いてんだ」
マイ「私達もう少しで卒業なんです。そしたらデルカダールに引っ越す事になってるんです!今度お手紙でお父様やお母様にラース様と出会えた事と、ラース様がデルカダールで働いている事をお伝えします!」
ラース「おお!それは凄いな!ここまで重なると偶然とは思えないな。俺はよく城下町に行くから見かけたら声かけてくれよな」
マイ「はい!」
その後、二日目も完売した
閉店後もマヤ達は少し残っていた
マヤ「ねえ、皆!私達も手伝いたい!折角の連休使ってここまで来たし、皆と楽しくお店をやってみたい」
ベロニカ「あら、申し出はありがとう。でも、連休ならそれこそもっと楽しい事に使わないと駄目よ。ここはかなり忙しいんだから」
シルビア「そうね。気持ちはとてもありがたいんだけど、ここはアタシ達だけで平気よ。マヤちゃん達はダーハルーネでもっと楽しんできて」
ホカ「そうですよね。ほら、マヤちゃん。言ってみたけどやっぱり駄目だよ。予定通り買い物しようよ」
マヤ「う、うん。ごめんね、皆。でも、ケーキとかタルトはすっごく美味しかったよ!」
ロウ「ほほ、ありがとのう」
カミュ「マヤの友達もありがとな。これからもマヤと仲良くしてやってくれ」
マイ「はい!マヤちゃんは私達の大切なお友達です。これからもずっと一緒です」
グレイグ「マヤ....。入学する前は不安がっていたのに....」
ラース「おいおい、グレイグ。涙が出てきてるぞ」
マルティナ「じゃあね、マヤちゃん達。食べにきてくれてありがとう」
その後、三日目と四日目も無事に完売した
四日目の夜 ホープ内
全員「かんぱーい!!」
全員で大成功を祝っていた
イレブン「大成功だね!まさかここまでお金が増えるなんて!」
グレイグ「シンジには多めに渡しても問題無さそうだ。余ったお金はどうする?」
イレブン「大きな使い道はこの町に寄付するのと、グロッタの町の孤児院に寄付の二つかな。他に何かあれば言ってよ」
ロウ「孤児院は確かにいい使い道じゃな。ハンフリーも喜んでくれるじゃろうて」
マルティナ「後はセーニャに全部任せていいんじゃないかしら?」
カミュ「それもそうだな。セーニャの夢だったんだもんな」
シルビア「セーニャちゃん、四日間ともとってもよく動いてたわ。誰よりもやる気に満ちていたわね」
セーニャ「はい!ここまで大きな形で、しかも皆様と一緒にお店を開けてとっても嬉しかったです!私の夢を笑う事もせず、皆様が必死になって頑張ってくださって私、再確認しました。皆様は本当にお優しい方達です!!私、皆様と出会えて本当によかったです!」
ベロニカ「本当ね。ここまで必死にやってくれる人なんてそうそういないわ。私達は素敵な人達と出会えたんだわ。ありがとう。姉としても、私自身としてもお礼を言うわ」
ラース「ハハハ!固いなー。もっと楽にいこうぜ!俺達は何か困ってたら必ず力になる。それがどんなに小さくてもな」
イレブン「うん!ラースの言う通りだよ。僕も皆が少しでも困ってたら助けてあげたい。だって!僕のかけがえのない仲間達だもの!何だってやるよ!」
セーニャ「ありがとうございます、ラース様、イレブン様。私、とっても幸せですわ!」