ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

247 / 591
バン達の出会い

グレイグ「そういえば、ギバ達に聞きたい事があったのだ」

 

 

 

 

ギバ「え?俺達ですか?」

 

 

 

 

グレイグ「前に、俺とラースに感謝の意を込めてプレゼントをしてくれただろう?あれは急にどうしたのだ?」

 

 

 

 

ラース「それは俺も気になるな。ありがたかったが、何でだ?」

 

 

 

 

カミュ「そんな事あったのか」

 

 

 

 

バン「あれは、俺達が新入りの時からここまで強くなったのは二人のおかげだよなって話になって」

 

 

 

 

ギバ「そう。お二人は俺達の人生も変えてくれたんですよ。それで、俺が感謝としてプレゼントを考えてみないか?ってなったんですよ」

 

 

 

 

ラース「なるほどな。だが、俺は一番最初のお前達を知らないからな。グレイグ、バン達が新入りだった時はどんな感じだったんだよ」

 

 

 

 

グレイグ「随分と懐かしいな。バン達も覚えているか?」

 

 

 

 

バン「そりゃあ忘れませんよ。初めてここに来て指導してくれる方がグレイグ将軍だと知って大興奮だったんですから」

 

 

 

 

ギバ「そうだよな。そういえば、初めての指導の時に俺はバンやダバンと知り合ったんだよな」

 

 

 

 

バン「ああ、そうだったな。偶然一緒になって話が合ったんだよな」

 

 

 

 

カミュ「へえ、中々興味深いな。他のマーズやベグルとはどうやって知り合ったんだ?」

 

 

 

 

グレイグ「マーズとガザルは確かその時はまだ入ってきていなかったはずだな。ロベルトはバン達より一つ上だったから新入りの所にはいなかったな」

 

 

 

 

ラース「ん?じゃあベグルは?」

 

 

 

 

ギバ「ベグルって確か、あの頃は今とは大違いな性格だったよな」

 

 

 

 

バン「だよな。隅で一人で練習してた記憶があるな」

 

 

 

 

グレイグ「そうだったな。俺もそれはよく覚えている。ベグルは他の者とつるもうとせず、一人で黙々と練習していた。その分、あの頃のお前達より上手かったのだ。

 

 

 

俺はなんとか周りと馴染ませたかったんだが、口下手なせいであまり助けになれなかったんだ」

 

 

 

 

ラース「へえ.....。今とは考えられねえな」

 

 

 

 

カミュ「ベグルは何かあったのか?」

 

 

 

 

バン「俺達はそういう所、踏み込まないんですよね。知られたくないならそれでいいって感じで」

 

 

 

 

ギバ「まあ、しばらくしてバンが確か無理やりこっちに連れてきたんです。ベグルが嫌がってバンの事殴ってるのに、こいつは全くお構いなしで」

 

 

 

 

バン「あ、あれ?そうだったか?覚えてねえな!」

 

 

 

 

グレイグ「なるほど。急になじみ始めたからどうしたのだと思っていたが、バンのおかげだったか。ありがたい限りだな」

 

 

 

 

ギバ「ベグルはそれからバンの事を馬鹿呼ばわりしながら、俺達と一緒に訓練するようになったんだったな」

 

 

 

 

ラース「なるほど。今みたいな形になったのはそれが始まりか。流石バンといったところか」

 

 

 

 

カミュ「バンの性格のいいところが出てるな」

 

 

 

 

バン「へへ、ありがとうございます!」

 

 

 

その後

 

 

 

ラース「すまねえ、もう一本追加してくれ」

 

 

 

 

グレイグ「お、おい、ラース、カミュ。かなりのペースだが本当に大丈夫なのか?」

 

 

 

 

カミュ「俺達はいつもこんな感じだぜ」

 

 

 

 

バン「見てるこっちが胸焼けしてきそうですよ」

 

 

 

 

ギバ「ラース将軍なんて普通に料理頼んでるし」

 

 

 

 

グレイグ「全く、姫様から見張りを頼まれたのにこれじゃあ申し訳ないな。おい、ラース。姫様からも食べすぎ、飲みすぎはやめてほしいと言われているのだ。少し水でも飲んで休んでくれ」

 

 

 

 

ラース「マルティナから言われてるのか。なら、仕方ねえな。少し休んでますかね」

 

 

 

 

カミュ「じゃあその分俺が貰うぜ、兄貴」

 

 

 

 

ギバ「カミュさんもそろそろ休んでもいいと思いますよ」

 

 

 

 

ラース「いや、カミュには食わせてやれ。ほら、食えばもしかしたら身長がのび」バキッ!

 

 

 

カミュがラースの顔を殴った

 

 

 

ラース「うぐっ....」

 

 

 

 

カミュ「ぶっ飛ばすぞ、てめえ!」

 

 

 

 

バン「ああ、カミュさん、落ち着いてください。お店では暴れないでくださいね!」

 

 

 

 

ラース「怖え、怖え。口が滑ったな」

 

 

 

 

カミュ「わざとだろうが!さっきのでも懲りてねえようだな」

 

 

 

 

グレイグ「ラース、あまりカミュをおちょくるなよ」

 

 

 

 

ラース「わかってるよ。俺だってカミュにまたボコボコにされたくないんでね。悪かったな、カミュ。最近背が伸びたもんな」

 

 

 

 

カミュ「ハァ?あからさまにおだててんじゃねえよ。伸びてるわけねえだろ」

 

 

 

 

ラース「何だよ、伸びてるのは本当だぞ。武闘家でもある俺の間合いが間違ってるっていうのか?」

 

 

 

 

カミュ「.......。いや、兄貴のその間合いの計り方は正確だもんな。わかったよ、伸びてるんだろうな」

 

 

 

 

バン「なら、俺と測ってみますか?結構身長は近かったですよね」

 

 

 

 

カミュ「そういやそうだな。バンは身長いくつなんだ?」

 

 

 

 

バン「俺は大体170くらいです」

 

 

 

 

カミュ「ならいい感じだな。立ってみようぜ」

 

 

 

 

ラース「お?カミュはバンより高かったがこんなに差あったか?」

 

 

 

 

ギバ「バン、お前カミュさんに結構負けてるぞ」

 

 

 

 

グレイグ「確かに、明らかカミュの方が高いな」

 

 

 

 

バン「ええ!?あれ?そんなに差ありましたっけ?」

 

 

 

 

カミュ「おお!やったぜ!本当に伸びてるみてえだな!」

 

 

 

 

ラース「遅めの成長期か?よかったな、カミュ」

 

 

 

昼過ぎ

 

 

 

カミュ「いやー、いっぱい飲んだな。楽しかったぜ!」

 

 

 

 

ラース「だな!カミュと飲むのも久しぶりだったもんな!」

 

 

 

 

グレイグ「ほぼお前達が飲んでいたようなものだろう」

 

 

 

 

バン「俺も楽しかったです!よかったらまた誘ってください」

 

 

 

 

ギバ「俺も他の仲間と行く時あったらラース将軍を誘いますね!」

 

 

 

 

ラース「おう!誘え、誘え!頑張って行くからな」

 

 

 

 

グレイグ「じゃあカミュ、マヤのパーティーの話はつけておくからな」

 

 

 

 

カミュ「ああ、頼んだぜ。じゃあな」

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。