ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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民達の要望

二日後、デルカダール城下町 広場

 

 

 

ラースは周りの皆に集まってもらっていた

 

 

 

ラース「皆ー!少し聞いてくれるか?俺達はこれからこの町をよりよくしていこうと思っている。

 

 

 

だが、俺達だけの目線では限界を感じたんだ。だから、皆の意見がほしい。

 

 

 

例えばここをこうしてほしいとか、直してほしい場所とかだな。何でも構わないぜ。

 

 

 

何か意見があったらこの要望書に書いて、城の大広間にある要望箱にいれてくれ。

 

 

 

書き方の例としてはこんな感じだ。例えば俺の意見。デルカダールにいてもダーハルーネのスイーツが食べたい。

 

 

 

この意見に対してのマルティナと王様からの回答は、ダーハルーネと相談して支店を用意してもらう。ただ、多くはできない。との事だ。

 

 

 

これは一例だから実際には無いが、もし皆からこの意見が多ければ採用して本当に町に支店を作ってもらうつもりだ。

 

 

 

採用された意見は決まり次第、町に張り出すからな。それで決定するかどうか判断してくれ。何でもいいからなー!」

 

 

 

 

女性「え?じゃ、じゃあ、お店を増やしてもらえたりとかも考えてもらえるんですね!?」

 

 

 

 

ラース「おう。どんな意見も検討は必ずするぞ。どうなるかはわからないけどな。ただ、極力叶えてやりたいからな。

 

 

 

箱は早速城に置かれてるぞ。用紙もそこにあるし、お城の前にもあるしこの広場にも置く。皆、頼んだぜ」

 

 

 

次の日、デルカダール城 大広間

 

 

 

ラース「うわ。もう結構あるな。マルティナ達に持っていかないと」

 

 

 

玉座の間

 

 

 

ラース「マルティナー、もうこんなにあったぞ」

 

 

 

 

マルティナ「あら!かなりあるわね。十枚どころじゃないわね。それじゃあ少し話してお父様にも連絡しましょう」

 

 

 

 

ラース「まずはこれだな。えっと、ダーハルーネの支店がほしい。これは大丈夫だもんな。同じ意見は飛ばしていくぞ。

 

 

 

次、忙しい日に子どもを見てほしい。どうする?」

 

 

 

 

マルティナ「子どもを見ていたい気持ちはよくわかるわ。危ない事とかしてないか不安だもの。でも、私達に何かできるかしら?」

 

 

 

 

ラース「兵士達に頼むのも違うしな。うーん.....。

 

 

 

一部屋に集めて、そこでマルス達やコロと遊ぶって感じでブレイブが監視役としているってのはどうだ?」

 

 

 

 

マルティナ「悪くはないけど、毎日は無理よ。私達にだって都合があるわ。ただ、一月に何回かなら大丈夫だわ」

 

 

 

 

ラース「じゃあその日を決めて、その日に預かってほしい子がいたら、そうしてみるか?お試しも兼ねてやってみてもいいかもな」

 

 

 

 

マルティナ「ええ。大事な意見だもの。そのまま反映は出来ないけど、少しだけでも力になればいいと思うわ」

 

 

 

 

ラース「じゃあ次だな。案内板とかがあると旅人にも便利だと思う。なるほど。それもそうだな」

 

 

 

 

マルティナ「これはいい意見ね。早速取り掛かりましょう」

 

 

 

 

ラース「よし、次だな。周辺の魔物の事を教えてほしい。旅人や私達が外に出る時に今日はどんな魔物がいるのか、などがわかると凄くいいと思う。ほー、これもいい意見だな」

 

 

 

 

マルティナ「でも、どうやるの?口では無理じゃない?」

 

 

 

 

ラース「そうだな.........。よし。これも掲示板みたいにして広場前に置こう。

 

 

 

俺達が毎日やってる見回り時の魔物チェックに、どんな魔物が多いかを同時に調べるんだ。それを帰り際に記せばいいんじゃないか?」

 

 

 

 

マルティナ「なるほど。それはいいわね。ただ、雨とか降ったらどうするの?紙だと濡れて見えなくなっちゃうわ。

 

 

 

それに、毎日書くのも大変じゃない?忙しい時もあるでしょ?」

 

 

 

 

ラース「それはどうしようか。濡れても問題なければいいんだよな」

 

 

 

 

マルティナ「あ!じゃあ、ここら近辺の魔物の絵を板に書いてそれを切り替えていきましょう!

 

 

 

そうすればわかりやすいし濡れても平気だし、すぐに変えられるわ!」

 

 

 

 

ラース「おお!名案だな!採用しようか。次は俺達や子どもにも剣や魔法を教えてほしい。お、いいねえ。強くなろうとするのは歓迎だな」

 

 

 

 

マルティナ「でも、相手は一般人や子どもよ?そんなすぐに教えられないわよ」

 

 

 

 

ラース「これは月に一度程度で、兵士達が町に教えに行くんだ。教える内容は護身術や魔法の基礎だ。

 

 

 

その程度なら普通の人達でも出来るからな。どうだ?」

 

 

 

 

マルティナ「私はそれでもいいと思うけど、バン達にも相談してみないと」

 

 

 

 

ラース「兵士達が町の人と交流ができるいい機会でもある。悪い話じゃないと思うけどな。

 

 

 

まあ、次だな。酒場を増やしてほしいです。それはどうだろうか」

 

 

 

 

マルティナ「これは少し難しいわね。私達で作っても、お店を営む人って意外と見つからないのよね。

 

 

 

スイーツ店もそうだけどアテが無いと難しいのよね。少し保留にしておきましょう」

 

 

 

 

ラース「これで最後だな。ブレイブ君やコロと遊んでみたい。これなら大丈夫だろ」

 

 

 

 

マルティナ「何も問題ないわね。町の人もブレイブ達に慣れてきたみたいだし、町を前よりも多めに歩かせてみましょう」

 

 

 

 

ラース「結構あったな。まあ、これを続けていこうぜ。きっと皆喜ぶはずだ」

 

 

 

 

マルティナ「そうね。民達の声は大事だわ。お父様に内容を伝えてくるわ」

 

 

 

 

ラース「じゃあ、俺はバン達に護身術指導の件を聞いてくるな」

 

 

 

その後

 

 

 

マルティナ「お父様も納得してくれたわ。それで試してみてだって。掲示板と案内板はすぐに作ってくれるように頼んだそうよ」

 

 

 

 

ラース「俺もバン達が交代で行く事になった。問題無さそうだな」

 

 

 

 

マルティナ「少し忙しくなるわね。でも、皆が喜んでくれるならこの努力は惜しまないわ」

 

 

 

 

ラース「ああ、頑張ろうな」

 

 

 

 

 

 

 

 

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