ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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未来での生活

ベロニカ「さて、少し真面目に考えましょう。時の裂け目って考えると、イレブンが前に戻ってきたやつと似てるのかしら?」

 

 

 

 

ロウ「おそらくその類じゃな。呪文も無しに突然開いたとなると、時が一時的に乱れたのかもしれんのう」

 

 

 

 

ラース「なら、もう一度その裂け目を見つけないとなのか」

 

 

 

 

セーニャ「ですが、それはかなり難しい事ですわ」

 

 

 

 

シルビア「そうよね。前は偶然時の祭壇にあったけど、今回もそういうわけにはいかないわよね」

 

 

 

 

カミュ「ラースは帰りたいんだろ?俺達で世界中回ろうぜ」

 

 

 

 

ラース「悪い。助かるぜ、弟よ。皆も面倒かけてすまねえ」

 

 

 

 

カミュ「は?弟?俺が?」

 

 

 

 

ラース「ああ、そうだった。気にしないでくれ」

 

 

 

 

カミュ「お、おう」

 

 

 

 

イレブン「でも、僕もマルティナももう簡単には動けなくなったから、頼るのは他の皆になるんだ」

 

 

 

 

ラース「俺も久しぶりに世界を回ろうか。過去の世界だと、俺はマルティナの騎士だから旅なんて出来てねえからよ」

 

 

 

 

マルティナ「えっと、ラース。よかったらなんだけど、ここにいてくれない?」

 

 

 

 

ラース「ん?どうしたんだ?」

 

 

 

 

マルティナ「その.....何というか」

 

 

 

マルティナは少し言いにくそうにしている

 

 

 

ラース「.......へへ、いいぜ。悪いな、皆。俺はここにいる。世界を飛び回るのも魅力的だが、それのせいで周りを乱したら問題だからな。時の流れが周りと違うやつは大人しくしてるさ」

 

 

 

 

ロウ「そうじゃな。あまり激しく動くのも問題かもしれんの」

 

 

 

 

シルビア「情報はアタシ達に任せてちょうだい!」

 

 

 

 

ベロニカ「私達で色々調べてみるわ」

 

 

 

 

カミュ「ラースはマルティナの隣にいてやれよ。時が違うとは言っても、恋人同士なんだからよ」

 

 

 

 

イレブン「よし!皆、ラースを元の世界に戻すために頑張ろう!」

 

 

 

イレブン達はバラバラになっていった

 

 

 

グレイグ「ラース、お前は普段どうやってお城で生活しているのだ?それを教えてくれればこっちも準備しよう」

 

 

 

 

ラース「俺は子ども達と一緒にマルティナと同じ部屋にいるんだ。まあ夫婦だから当然なんだが、こっちではそうもいかないだろ?別の部屋でいいぜ」

 

 

 

 

グレイグ「どうされますか、姫様」

 

 

 

 

マルティナ「わ、私は構わないわ。ラースが生活しやすいようにしましょう」

 

 

 

 

ラース「いいのか?悪いな、マルティナ」

 

 

 

 

マルティナ「いいのよ。それと、きっとお城も違うわよね?案内するわ」

 

 

 

 

ラース「そうなんだよ。どこがどうとかわからねえ。何でこんなに変わってるんだ」

 

 

 

 

グレイグ「デルカダールは大樹が落ちて崩壊したんだ。だから、城下町とお城を全て建て替えたのだ。だから、前の城や街とは違いがあるんだ」

 

 

 

 

ラース「なるほど。こっちの世界ではそういう影響もあるのか。色々考えないとだな」

 

 

 

訓練場

 

 

 

マルティナ「ここが訓練場よ。私も偶に体を動かしに来てるの」

 

 

 

 

グレイグ「兵士達は俺が教えている。ラースも少し戦ってみたらどうだ?」

 

 

 

 

ラース「いいねえ。俺は過去の世界だと兵士長だったんだ。だから、兵士達の名前も戦い方も知ってるぜ。何も知らねえあいつらを驚かせてやろう」

 

 

 

ラースは少しニヤニヤしている

 

 

 

マルティナ「あら、イタズラ好きだったのが加速してないかしら?」

 

 

 

 

ラース「へへ、こっちではイタズラする機会が多くてよ。楽しいんだぜ」

 

 

 

 

グレイグ「イタズラ好きだったのか。全く、子どもっぽいのでは」

 

 

 

 

ラース「グレイグの部屋のベッドの下には、実は」

 

 

 

 

グレイグ「何を言おうとしている、貴様!!!!」

 

 

 

グレイグはいきなりラースから告げられそうになった事に大焦りしている

 

 

 

ラース「こんな感じでよ」

 

 

 

 

マルティナ「.......グレイグ?」

 

 

 

 

グレイグ「ぐっ.....。何でしょうか」

 

 

 

 

マルティナ「処分しなさい」

 

 

 

 

グレイグ「...........はい」

 

 

 

グレイグは項垂れている

 

 

 

ラース「ハハハハハ!!最高!」

 

 

 

 

グレイグ「過去の俺...,。何てかわいそうなんだ。こんなやつにいいようにされるなど」

 

 

 

 

バン「グレイグ将軍!マルティナ様!そちらの方はどなたですか?」

 

 

 

 

ラース「よお、バン!いつもより踏み込みが十五度浅いぞ!斬り方も少し雑なんじゃないか?」

 

 

 

 

バン「え?どうして俺の名前を」

 

 

 

 

マルティナ「もう、ラース!あまり兵士達を混乱させないで」

 

 

 

 

ラース「へへ、悪いな、マルティナ。少しからかいたくなってよ」

 

 

 

 

グレイグ「こいつはラース。俺達の仲間の一人だ。今日から少しこいつに指導してもらう。頼んだぞ」

 

 

 

 

ラース「よろしくな!」

 

 

 

 

バン「は、はい。お願いします」

 

 

 

 

ギバ「グレイグ将軍の仲間って事は.....」

 

 

 

 

ダバン「勇者様のお仲間ですか!?」

 

 

 

 

ラース「おう。イレブン達と一緒に旅してたんだぜ」

 

 

 

 

ガザル「まだいらっしゃったんですね。俺、八人だと思ってました」

 

 

 

 

ラース「まあ、少し事情があってな。教えるのはグレイグほど上手くないが、明日からよろしくな」

 

 

 

 

 

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