ラースが帰ってきてから二ヶ月後
デルカダール城 王の私室
コンコン
ラース「王様、ラースです。失礼します」
デルカダール王「どうしたのだ。入っていいぞ」
ガチャ
ラース「王様、ベロニカ達から手紙が届いて、王様にもぜひ読んでいただこうと思いお持ちしました」
デルカダール王「おお、そうであったか。どれ、読ませてもらおう」
デルカダール王様御家族へ
マルティナさん、グレイグさん、ラース、元気かしら?実はお祭りのお誘いがあって手紙を出したの。実は、ここ数年開かれてなかったんだけど、ラムダでは天候の条件が重なると数日間虹がとても近くでよく見えるの。
その数日間を虹祭りとして、旅人やいろんな人を招いて騒いでいるの。長老様があと数日で開催できそうって言ってたから、よかったら皆で来てください。
王様も子ども達もブレイブもどんどん来て。他の皆にもこの手紙を送ったの。楽しみにしてるわ。
ベロニカより
デルカダール王「ほう、虹祭り。噂には聞いた事があるぞ。とても絶景が広がっておるそうじゃ。わしも行ってもいいのかの?」
ラース「はい。マルティナからも誘ってきてと言われました。皆で行きましょう」
デルカダール王「それは楽しみじゃ。どれ、グレイグにも話しておこう」
ラース「王様、甘く見ないでください。グレイグにはもう話はしてありますよ。無理矢理、承諾を得ましたから」
ラースは少し誇らしそうにしている
デルカダール王「ハッハッハ!流石はラースだ!あのグレイグから許しを取ってくるとは。助かったぞ。なら、その日を待つだけじゃな」
ラース「はい。それでは、失礼しました」
玉座の間
ラース「マルティナー、王様にも話をしてきたぞ。楽しみにしているってよ。皆でお花見だな」
マルティナ「ありがとう、ラース。ふふ、楽しみね」
グレイグ「.........ハァ」
グレイグは深いため息をついている
ラース「お?どうした、グレイグ。楽しみじゃないのか?」
グレイグ「あんな脅しみたいな事しないと俺から許しを貰えないと思っているのか?」
ラース「へへ、悪かったな。まあいいだろ?別にさ。楽しい事はどんどんやっていかないとな」
グレイグ「貴様、いつか覚えていろ(あの最新刊の事まで知っているとは.......。くそっ!)」
マルティナ「何の話?」
グレイグ「いえ、何でもありません、姫様。こちらのどうでもいい事です」
ラース「ブレイブ、コロ、花見だぜ。楽しもうな」
ブレイブ「ガウ」
コロ「クゥーン?」
マルティナ「マルス達にも話してきて。今訓練してるから」
ラース「わかった。ダバンやベグルも行くだろうな」
訓練場
マルス「いいの、父さん!?わーい!皆でお出かけ!」
ルナ「お父さんと一緒なんて久しぶり!」
バン「二年ぶりだもんな。よかったな、マルス、ルナ」
ラース「うぐっ.....。二年....。すまねえ」
ラースは胸を押さえて謝っている
ロベルト「おい、バン。あまりその話題はするなと言っただろ」
マーズ「そうだぞ。ラース将軍めちゃくちゃ気にしてるんだから」
バン「す、すみません!師匠!悪気があったわけじゃないんです!」
ラース「いや、大丈夫だ。ただ、やはりグッときてしまうな。子どもにとっての二年なんて長いからよ。なおさらだ」
ギバ「駄目ですよ。マルティナ様達からも気にしすぎてるって言われてたじゃないですか」
ガザル「マルティナ様がうんざりしてましたよ。思い出しては謝ってくるって。グレイグ将軍みたいな事やめてほしいって言ってました」
ラース「そ、そんな事言ってたのか、マルティナ。わかった。忘れるようにしよう。ダバンとベグルはもちろん来るだろ?」
ダバン「俺、もうミラから誘われているんです。だから行きますよ」
ベグル「俺もジェーンさんから誘われてます。綺麗なんだそうですね」
マーズ「しかし、婚約者が三人か。俺達もうかうかしてられないな」
ベグル「おい、俺はまだだぞ」
ロベルト「もうしてるようなもんだろ。時間の問題だ」
ギバ「時折幸せそうな顔してるのわかってるんだぞ」
バン「幸せそうな顔っていうより、気持ち悪い、ヒッ........殺気が飛んできた」
バンの後ろではベグルがバンを睨んでいた
ラース「おお、よく滑る口が少し止まるようになったんだな。いい事じゃないか」
ベグル「俺のおかげだな、バン?」
ベグルがニコニコしながらバンの肩に手を置いた
バン「いやー本当ですよ、ベグルさん。どれだけボコボコにされたかわからないですね」
バンも冷や汗をかきながら笑っている
ダバン「こっちはもうそれがいつも通りになってたけどな」
ギバ「最近無くなったな。前までは一日に一回はあったのに」
ラース「それじゃあまた日が決まったら連絡する。その日は城が開いてないから、お前達も休みだ。自由にしていろよ」
兵士達「はい!」
どうでもいい事ですが、新しい小説を書き始めました。
次はポケモンの世界です。暇があればどうか読んでみてください。