その夜、宿屋にて
ラース達は今日買ってきた物を皆に配っていた
セーニャ「マルティナ様!ありがとうございます。丁度こういう本を探していたんです」
マルティナ「ふふ、喜んでもらえてよかったわ。選んだのは私だけど、決定したのはラースよ。お礼ならラースにも.....あら?ラースは?」
セーニャ「先程、お姉様が怒りながらラース様の所へ向かって行きましたわ。あ、あちらで追いかけっこをしていますわ」
ベロニカ「ちょっとラース!これカバーだけ魔導書で、中身は絵本じゃない!しかも丁寧にラッピングまでして!ふざけるんじゃないわよ!」
ベロニカは怒りながらラースに向かって魔法を打っている
ラース「ふん!どうせ今日の事はベロニカが仕組んだんだろ!文句言われる筋合いはないぜ!」
ラースも魔法を防ぎながら、ベロニカをどんどん煽っていく
セーニャ「まあ!」
イレブン「ねえ、カミュ見て!ラースから本当に望遠鏡買ってきてもらえた!」
カミュ「あ、ああ、よかったな(これ、おもちゃじゃねえか)」
イレブンはラースから貰ったおもちゃの望遠鏡を見て喜んでいるが、カミュは微妙な顔をしている
シルビア「ロウちゃんったら!マッサージに行ったんじゃなかったの?」
椅子には私はムフフ本を見ました。という札を首にかけたロウがいた
ロウ「いや~これは仕方ないんじゃ」
シルビア「まったくもう!.....それにしてもマルティナちゃん、いいデートになったみたいね。ウフフ!」
マルティナ「え?デート?」
シルビア「あら?だって男女2人で仲良く買い物なんて、どう見てもデートじゃない。それに、色違いのプレゼントも貰ったみたいだし、ね?」
シルビアはラースとマルティナの手首を見て、ウインクしながら言った
マルティナ「!!!?」
デートだった事に言われて気づいたマルティナは顔が赤くなった
セーニャ「マルティナ様!急にお顔が赤くなりましたわ。大丈夫ですか?」
マルティナ「だ、大丈夫よ。セーニャ。そ、そうよ。あっちだって深い意味は無かったはずだわ。きっとそうよ。シルビア、変な事言わないで!」
シルビア「ふふ、マルティナちゃんかわいいわ~」
その後
ラース「たくっ!ベロニカのやつあんなに怒る事ないだろ」
マルティナ「お疲れ様、ラース。気づかない間にイタズラしてたのね」
マルティナは平静を装いながらラースに話しかけた
ラース「まあ、少しな。そういえば、このミサンガに願い事はしたか?」
マルティナ「ええ、早速ね。ラースはどんな願い事をしたの?」
ラース「おっと。それは教えられないな。まあいつかは叶う願いさ」
マルティナ「それもそうね、聞いた私が間違ってたわ。ごめんなさい。ずっとつけてれば切れるのね?」
ラース「ああ、まあ簡単には切れないようにできてるからな。すぐには切れないぜ。それじゃあ、俺は部屋に戻って筋トレでもするかな。じゃあまた明日な、マルティナ」
マルティナ「ええ、また明日(いつかはラースと、なんて願ってしまったけれど叶うのかしら)」
マルティナは自分のミサンガを少し握っていた
次回からまた原作に戻ります