しばらくして
ステージには出場者が全員集まっていた
審判「これより瓦割り大会を始めます。ルールは簡単です。目の前にある瓦を素手で叩き割り、その割れた数で競ってもらいます。数は私が数えますので終わりましたらその場で待っていてください。それでは皆様一斉にお願いします」
全員「ハア!」
パリィィィン!!
審判「はい、ありがとうございました。それでは数えていきますのでしばらくお待ちください。終わり次第結果発表となります」
シルビア「見て、マルティナちゃんの瓦。全部割れてるわ」
ベロニカ「流石マルティナさんね。グレイグさんもほぼ全部割れてるわ」
ロウ「イレブンとカミュは同じくらいのようじゃな。じゃが、二人も周りの人と比べれば多く割れておるのう」
セーニャ「結果が気になりますわね。ラース様へのいいお土産になるといいのですが」
その後
イレブン「一位おめでとう、マルティナ。やっぱりマルティナはすごいね」
マルティナ「ふふ、ありがとう、イレブン。ラースのお土産だけじゃなくて、皆も何か商品もらってもよかったんじゃないかしら?」
カミュ「俺は特に興味はなかったからな。まあ、一番あるならその酒だっただけだ」
ロウ「グレイグ、お主もよかったのか?景品にあったあの本はお主が気に入っていた作品だったはずじゃが」
グレイグ「それは......。いえ、今はいいです。私はまた後日あの本を買いますので」
シルビア「それじゃあ、お城に戻りましょう。きっとラースちゃんが待ってるわ」
セーニャ「マルティナ様の買ったお花もきっと喜んでもらえますわ」
ベロニカ「ラースに色々自慢しましょう。久しぶりに皆で楽しく過ごしたって」
その後、デルカダール城 マルティナとラースの部屋
ラース「えええ!!?そんな羨ましい事してたのかよ!!」
ベロニカ「ええ、とっても楽しかったわ。ラースがいないのが本当残念だったわ」
シルビア「また今度機会があったら皆でどこか行きましょう」
イレブン「うん。僕も楽しみにしてる」
セーニャ「ラース様、大丈夫ですか?」
ラース「くそ.....。いいなぁ、俺も行きたかったぜ」
ラースは大げさな程落ち込んでいる
グレイグ「まあそう落ち込むな。ラースにお土産もあるのだぞ」
ロウ「そうじゃよ。お主だけ何もないのはかわいそうじゃからのう」
ラース「え?本当か?」
カミュ「俺達で少し大会に出てな。その景品を貰ってきたんだ」
マルティナ「はい。ラースの好きなホムラのお酒よ。それに、お酒のおつまみも一緒だったの」
ラース「おおお!!これは嬉しいな!最近買いに行けなくて困ってたんだ。皆、ありがとな!大事に飲ませてもらうぜ!」
マルティナ「あと、私からこれも。キキョウの花よ」
ラース「お?キキョウの花か。いいねえ、ガラッシュの村の近くにあった山にもよく咲いてたぜ。この周りに飾られてるのは確か....カスミソウか」
マルティナ「流石ラースね、物知りだわ。ラース、いつも私の事を考えてくれてありがとう。ラースがいるから私はずっと頑張っていられるわ。これは私からの気持ちよ」
ラース「お、おう。これは、バラか。......恥ずかしいな。ありがたいが、どうしたんだ?急に」
イレブン「実はね、今日のお祭りは感謝祭りっていって、いつもお世話になってる人に感謝を伝えるお祭りだったんだ。そのバラは花言葉で感謝。だから、感謝の気持ちを花に込めて伝えたんだよ」
ラース「感謝......。へへ、なるほどな。ありがとな、マルティナ!俺もマルティナにはずっと前から助けてもらっている。もちろん皆にもな。俺は今花は持ち合わせてねえが、気持ちなら伝えられる。皆、いつもありがとな!これからも頼りにしてるぜ!」
ロウ「ほほ、こちらこそこれからも頼りにしておるぞ」
ベロニカ「ラースに真っ直ぐに褒められるとなんだかくすぐったいわね」
セーニャ「私達に出来る事でしたらなんでもいたしますわ」
シルビア「やっぱり感謝の気持ちって大事ね。アタシもこれから帰ったらパパに感謝の気持ちを伝えなきゃ」
グレイグ「俺もこの後、王に感謝を伝えてこよう」
カミュ「なら、俺もマヤに伝えてくるとするか」
マルティナ「それじゃあ、皆今日はありがとう。久しぶりにとっても楽しかったわ」
ラース「今度は俺もいれてくれよな。俺も皆と楽しみたいからよ」