ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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城での飲み会2

ベロニカ「というより......」

 

 

 

テーブルの上には蜂蜜酒、グラッパ、雪溶け酒、ボック、エール、チョコレート酒、ホムラの秘蔵酒、サボテン酒に加え、ワインやビールなど様々な酒が並んでおりどれがどれだかわかりにくくなっていた

 

 

 

 

ベロニカ「こんなにあったらわかりにくいわ。飲めない人とか私みたいにお酒に詳しくない人は混乱するから、度数が低いやつはバン達の方に、高いやつはラースの方に持っていって混乱しないようにしましょう」

 

 

 

 

デルカダール王「うむ。それもそうだな。どれ、蜂蜜酒は兵士達の方に持っていくといい」

 

 

 

 

シルビア「後、このワインやビールもそっちね」

 

 

 

 

ラース「ほい、チョコレート酒。後はサボテン酒もそっちだな」

 

 

 

 

グリー「こうやって見てると世界中のお酒が集まった感じですね」

 

 

 

 

バン「だよな。中々こんな機会ないぞ」

 

 

 

 

ギバ「貴重なお酒ばかりだからありがたく飲まないと」

 

 

 

 

ベグル「だな。こんな機会じゃないときっと飲めない物もあると思うぜ」

 

 

 

 

マヤ「私、飲んだ事ないお酒多いな。いろいろ飲んでみようっと」

 

 

 

 

カミュ「兄貴の方には秘蔵酒、グラッパ、雪溶け酒、ボックだな」

 

 

 

 

ロウ「ほほ、何とも豪華な並びじゃ。どれから楽しもうかの」

 

 

 

 

マルティナ「お父様、お酒お注ぎますよ」

 

 

 

 

デルカダール王「おお、ありがとう、マルティナ。それではまずグラッパから貰おうかの」

 

 

 

 

マルティナ「わかりました」

 

 

 

 

セーニャ「お姉様、チョコレート酒飲みにいきましょう」

 

 

 

 

ベロニカ「そうね。あたしも気になってたの」

 

 

 

 

イレブン「僕もバン達の方にいこうかな。でも、たまにこっちのやつも飲ませてね」

 

 

 

 

シルビア「ええ、言ってくれたら持っていくわ」

 

 

 

 

ラース「雪溶け酒、美味っ!スッと入っていくな」

 

 

 

 

グレイグ「どれ、俺も飲んでみよう。........おお。これは美味しい。ほのかに甘みもありますな」

 

 

 

 

マルティナ「シルビア、私にはボックを取ってくれる?気になってたの」

 

 

 

 

シルビア「それじゃあアタシも。苦いと言ってたけど、どんなものかしら」

 

 

 

 

マルティナ「.....あ、確かにかなり苦いわね。でも、私はそこまで気にならないわ」

 

 

 

 

シルビア「苦いけど、これもまたお酒の醍醐味じゃないかしら」

 

 

 

 

ラース「それじゃあ、秘蔵酒いってみますか」

 

 

 

 

カミュ「お、どんななのか頼むぜ、兄貴」

 

 

 

 

ロウ「わしも気になるのう」

 

 

 

 

ラース「.........おお!!強い!!これはガツンとくるな!もう少し冷やしてみるか。冷やしても美味しそうだ」

 

 

 

 

カミュ「どれどれ、俺も飲んでみますか。........うおっ!こりゃあ凄えな!ホムラのお酒とは比べ物にならねえ!」

 

 

 

 

デルカダール王「そんなにか。どれ、わしも貰おう」

 

 

 

 

ロウ「デルカダール王よ、わしにも注いでくれ」

 

 

 

 

デルカダール王「うむ。では......おお!!これは....強い...!少々くらっときたぞ」

 

 

 

 

ロウ「これはこれは.....。わし達もあまりたくさんは飲めんのう」

 

 

 

 

グレイグ「ロウ様に王までも、ですか。秘蔵酒.....なんと恐ろしい」

 

 

 

 

シルビア「アタシも飲もうかと思ってたけど少し怖いわね」

 

 

 

 

マルティナ「私は流石に遠慮しとくわ。雪溶け酒、貰いますね」

 

 

 

バン達の方では

 

 

 

セーニャ「は〜......。幸せですわ。まさかこんな素晴らしいお酒があるなんて」

 

 

 

 

マーズ「セーニャさん、かなり気に入ったみたいですね」

 

 

 

 

セーニャ「はい!ラース様にはお礼を申し上げておかなければ」

 

 

 

 

グリー「そんなに美味しかったんですね。僕も貰っていいですか?」

 

 

 

 

セーニャ「はい。グリー様、どうぞ」

 

 

 

 

グリー「さ、様?そんな風に言わなくても大丈夫ですよ、セーニャさん。むしろ僕が様をつけるべきなんですから」

 

 

 

 

ベロニカ「ああ、気にしないでグリー。この子ったら昔からの癖なの。どうしても嫌なら変えられるけど」

 

 

 

 

グリー「あ、そうだったんですね。それなら仕方ないですよね。慣れるよう努力します」

 

 

 

 

イレブン「あ、バン。蜂蜜酒取ってくれる?」

 

 

 

 

バン「わかりました。はい、イレブンさん。これ結構甘いのにすっきりしてましたよ。あ、どうせなら注ぎますよ」

 

 

 

 

イレブン「本当?ふふ、ありがとう。じゃあお願いするね」

 

 

 

 

ロベルト「勇者様、その後サボテン酒取ってもらえますか?飲んでみたいんです」

 

 

 

 

ダバン「俺も貰おうかな」

 

 

 

 

イレブン「わかったー。これもね、凄くあっさりしてて飲みやすいよ。あまりお酒っぽくなくて水みたいに飲めそうだった」

 

 

 

 

ダバン「へえー、それは凄いですね。俺達でも安心できますね」

 

 

 

 

ベロニカ「このエール美味しいわね!いつも飲んでたエールとは違うみたいだわ」

 

 

 

 

ガザル「ベロニカさん、わかりますか?この作ってる所のやつ、かなりこだわってるみたいで味が違うんですよ」

 

 

 

 

ベグル「果実の香りもしっかりしてるな。いいもんだな」

 

 

 

 

マヤ「美味しそう。私もほしい」

 

 

 

 

ギバ「いいぞ、マヤちゃん。ほら」

 

 

 

 

マヤ「いしし、ありがとう、ギバさん」

 

 

宴会から一時間後

 

 

ロベルト「あ、セーニャさん。蜂蜜酒まだありますか?俺、もう一回ほしいんですが」

 

 

 

 

セーニャ「あ......。すみません、ロベルト様。蜂蜜酒はもう空みたいですわ」

 

 

 

 

ロベルト「あ、残念。それじゃあチョコレート酒貰いますね」

 

 

 

 

セーニャ「はい。どうぞ」

 

 

 

 

グリー「はあ.....。なんかこんなにお酒飲んだの初めてかも」

 

 

 

 

ベグル「グリーはまだ20になったばかりだもんな。仕方ないさ」

 

 

 

 

グリー「そうなんです。まだまだ皆さんより経験がないんですよね」

 

 

 

 

バン「大丈夫だぜ。お酒も楽しめる量ならどんどん飲んでいけるからよ。まだいけるか?それとも休むか?」

 

 

 

 

グリー「じゃあ少しお水と料理食べて気分転換してますね」

 

 

 

 

ベグル「おう。そういうバランスも大事だからな」

 

 

 

 

ベロニカ「あら、グリーも来たの。このカルパッチョ美味しいわよ。シルビアさんが持ってきてくれたんだって」

 

 

 

 

ギバ「確かに。流石ソルティコの有名料理なだけあって美味しいですね」

 

 

 

 

グリー「僕、ほとんど食べた事ないんですよ。昔に一回だけ」

 

 

 

 

ガザル「そりゃあ勿体ない。なら、今がチャンスだぜ。まだラース将軍は酒を楽しんでるからな。無くなる前に食べとけよ」

 

 

 

 

グリー「マヤさんから聞いてます。相当な大食いだとか」

 

 

 

 

ベロニカ「本当よ!大食いというより最早化け物みたいにたくさん食べるんだから。同じ人間とは思えないわ」

 

 

 

 

ギバ「凄い言い方しますね、ベロニカさん。まあ、気持ちはわかります」

 

 

 

 

イレブン「へ〜、バンの偽物がそんな暴れてたんだ。お疲れ様だったね」

 

 

 

 

マヤ「私も知らなかった。といっても、バンさんの偽物ってすぐわかりそうだけど」

 

 

 

 

ダバン「それが本当バンそっくりで、性格や喋り方まで同じだから俺達には判断出来なかったんですよね」

 

 

 

 

イレブン「そんなにだったんだ。それは僕もわからなそうだな」

 

 

 

 

マヤ「あ、ダバンさんエール取ってくれる?」

 

 

 

 

ダバン「空になったか。どれ、注ぐぞ」

 

 

 

 

マヤ「ありがとう」

 

 

 

 

イレブン「あっちはまだ騒がしいね。ラースはまだ酔ってないのかな」

 

 

 

 

ダバン「ラース将軍は早々酔わないですからね。あの秘蔵酒がどれくらいかわからないですけど」

 

 

 

 

マヤ「先に兄貴がダウンしそうで怖いな」

 

 

 

ラース達の方は

 

 

 

マルティナ「お父様、少々飲みすぎです。お食事の方もしっかり食べてください」

 

 

 

 

デルカダール王「う、うむ。それもそうだな。すまんな、マルティナ」

 

 

 

 

ラース「そしたらバンが魔物の群れ引き連れてきてよ。何してんだってなったんだ」

 

 

 

 

シルビア「あらあら、バンちゃんったら相変わらずね」

 

 

 

 

グレイグ「それだけ騒いでいたなら当然だろう。まあ、大丈夫だったのだろう?」

 

 

 

 

ラース「いやいや、話は続きがあってな。戦闘の途中にギバが地面の穴に落ちてよ。それを見たバンが追いかけて自分も落ちてったんだ」

 

 

 

 

カミュ「そりゃあまた大変だな。二人は怪我したのか?」

 

 

 

 

ラース「バンがギバのクッションになったみたいで、怪我はバンだけだった。だが、あいつの突っ走る所は何とかしないとって昔から思ってたんだがな」

 

 

 

 

ロウ「ほほ、まあバンのよい所でもあるからの。あまり責めるもんでもあるまい。ラースよ、ボックをもらってよいかの」

 

 

 

 

ラース「おう。グレイグはどうする?空になってんぞ」

 

 

 

 

グレイグ「そうだな。俺は雪溶け酒を貰おうか」

 

 

 

 

カミュ「秘蔵酒、また少し飲むとするか」

 

 

 

 

マルティナ「ラース、あれからずっと飲んでるけど大丈夫?お水や料理何か持ってきましょうか?」

 

 

 

 

ラース「あー、そうだな。少し料理持ってくるか。マルティナも料理取りに行くのか?俺もいくぜ」

 

 

 

 

カミュ「......まあ、まだ流石に酔わねえよな」

 

 

 

 

グレイグ「秘蔵酒はどれだけ残っているのだ?」

 

 

 

 

カミュ「大体六割くらいか。って、もう四割飲んだのか!兄貴のやつ、どんだけハイペースで飲むんだ?」

 

 

 

 

シルビア「アタシそこまで強いお酒初めて飲んだわ。胸が焼けるかと思ったわよ」

 

 

 

 

グレイグ「俺も進んでは飲みたくないな。お前達はやはりレベルが違うな」

 

 

 

 

シルビア「あ、料理の所でラースちゃんの量にグリーちゃんが驚いてるわ。グリーちゃん、ラースちゃんの食べる量初めて見たの?」

 

 

 

 

カミュ「だろうな。まあ、俺達も最初はあんな感じだったよな。マルティナなんて止めてたもんな」

 

 

 

 

グレイグ「そうだったのか。俺も初めて見た時は驚いたものだ。大食いが得意な人がいるのは知っていたが、目にするとやはり量に驚かされる」

 

 

 

 

シルビア「イレブンちゃん達の方のお酒も美味しかったわね。蜂蜜酒にチョコレート酒。飲みやすかったわ〜」

 

 

 

 

カミュ「俺は甘いのはちょっとな。まあ、エールは美味かったな。サボテン酒は酒なのかわからねえくらいだったけど」

 

 

 

 

グレイグ「あれもちゃんとした酒だ。お前達レベルだと水と同じなのだろうが」

 

 

 

 

ロウ「わしは少しバン達と話してこようかの。グリーとも話してみたいしのう」

 

 

 

 

カミュ「おう。グリーのやつ、人気だな」

 

 

 

 

グレイグ「まあそうだろうな。あまり我々と関わりが無かったからな。新しい交流が出来ていいではないか」

 

 

 

 

 

 

 

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