次の日の昼、シケスビア雪原
シロ「バウ!」
マルス「わ〜、シロも速ーい!」
マルスはシロに乗り、周りを走っていた
カミュ「あんま遠くに行くなよー」
マルス「わかってるよ〜」
コロ「キャン!キャン!」
コロは雪を珍しがっており、食べたり転んだりしている
カミュ「コロにとって雪は珍しいもんな。たくさん遊んでおけよ」
ブレイブ「ガウ」
少しして、マルス達は
マルス「結構奥まで来ちゃったね。早い所戻らないとカミュに怒られちゃうよ。シロ、戻ろう」
シロ「バウ!.......?」
シロは壁の横に小さな穴があるのを見つけた
マルス「どうしたの?シロ。って、これ穴?何の穴だろうね」
シロ「バウゥ?バウ!」
シロは穴に向かって吠えた
マルス「........何もないね。気になるけど戻ろう、シロ」
その時
???「ブウッ!!」
二人「!?」
ドドドド!
マルス「な、何?」
シロ「グルルル」
マジカルハット達「ブウー!!」
穴からはたくさんのマジカルハットの群れが出てきた
マルス「わあっ!み、見た事ない魔物だ!」
シロ「バウ!」
シロはマルスを咥えるとそのまま走っていった
マルス「あ、ありがとう、シロ。って、追ってきてる!」
マジカルハット達「ブウッ!」
マルス「シロ、逃げてー!」
その頃カミュは
カミュ「なあ、ブレイブ。マルス達遅くないか?まさか遠くにいったとかないよな?」
ブレイブ「ガウ......。ガウ?」
コロ「クゥーン?」
ブレイブとコロはいきなり遠くを見つめ始めた
カミュ「ん?どうした、二人とも」
ブレイブ「.......!ガウ!!」
ブレイブは突然カミュを突き上げ、自分の上に乗せた
カミュ「痛え!な、なにしやがるブレイブ!」
ブレイブ「ガウ!」ダッ!
コロ「ギャウ!」ダッ!
カミュ「お、おい。走り出してどうした。何か見つけたのか?......ん?」
遠くからはこちらに走ってくる何かの姿が見えた
カミュ「あれは.......マルスとシロ!?しかもマジカルハット達に追われてやがる!!」
ブレイブ「ガウ!」
コロ「ギャウ!」
マルス「あ!カミュ、ブレイブ、コロ!よかった!!」
マルスがシロに乗りかかった時
マジカルハット「ブウ!」
マジカルハットがイオを繰り出した
シロ「バウ!?」
マルス「うわっ!」ドサ
マルスはシロから落ちてしまった
マジカルハット達「ブウッ!」
マルス「囲まれちゃった....。剣もないけど、負けない!メラ!」
ブレイブ「ガウ!!」
コロ「ギャウ!」
ブレイブとコロが一匹ずつ噛み付いた
カミュ「ブレイブ、コロ、マルス、伏せてろよ!デュアルブレイカー!」
マジカルハット達「ブウゥ....」ジュワー
カミュ「よし、終わりだな。マルス、シロ大丈夫か?」
マルス「カミュ、かっこいい....」
シロ「クゥゥ....」
カミュ「かっこいいじゃねえよ。おら」
ペシッ
カミュはマルスの頭を軽く叩いた
マルス「あ.....ごめんなさい。ちょっと遠くに行っちゃって戻ろうとしたら小さな穴があって、シロと気にしてたら出てきちゃったんだ」
カミュ「まったく....。あんま離れんなって行っただろ。楽しいのはわかるが、魔物だっているんだ。危ない所には変わりないんだからそういう事はもうすんなよ」
マルス「うん、ごめんなさい。あと、助けてくれてありがとう。ブレイブもコロももちろんシロも」
ブレイブ「ガウ」
シロ「バウ」
コロ「キャン!」
カミュ「さて、一旦家に戻るぞ。そろそろお前達を城に連れて帰らないとだからな。マヤ達も戻ってくるだろ」
その後、デルカダール城 玉座の間
カミュ「帰ったぜ」
二人「ただいまー!」
ブレイブ「ガウ!」
コロ「キャン!」
マルティナ「あら、お帰りなさい。そろそろじゃないかと思ってたわ」
ルナ「お母さん、おみやげー」
マルティナ「あら、可愛い人形がついたストラップ。ありがとう、大事にするわね」
マヤ「あれ?兄ちゃんとおっちゃんは?」
マルティナ「今ジエーゴさんっていう人が兵士達の指導に来てくれてるの。たまに来てくれるのよ。ジエーゴさんはグレイグの師匠でもあるし、ラースもジエーゴさんに色々教わってるみたい」
カミュ「じゃあ二人は訓練場か。終わったらマルスの事報告しておかねえとな」
マルティナ「何か報告する事あったの?」
マルス「あ、えっとね、僕がシロと一緒になってカミュの言う事守らないで遠くに行っちゃって魔物に襲われたの」
マヤ「え!?そんな事あったの!?」
カミュ「まあな。こっちもすぐ気づいたし怪我もしてねえから大した事ないが、一応な」
マルティナ「そう。マルス、その顔は反省してるんでしょ?カミュには謝ったの?」
マルス「うん。助けてくれたのもお礼言ったよ。ブレイブとコロも助けてくれたの。シロも僕を連れてカミュの元まで走ってくれたの」
マルティナ「それならよかったわ。カミュ、こっちからもお礼言わせて。マルスを助けてくれてありがとう。ブレイブとコロもね。シロにもありがとうって伝えておいて」
カミュ「ああ、わかった」
マヤ「私、またしばらくこっちにいるね。お店がもう開店間近だからさ」
カミュ「なら、俺もそれまでこっちにいるとするかな」
マルティナ「わかったわ。部屋は好きに使ってね」