ラース「行くぞ、バン!マヒャド!」
バンの頭上から大きな氷が降り注ぐ
バン「これくらい!ばくれつきゃく!」
バンは足で砕いていく
ラース「読んでるぜ!イオナズン!」
バンを中心に爆発が起こる
バン「あ、危なかった....」
バンは槍を棒のように使いジャンプして、別の場所へ逃げていた
バン「いきなり魔法を使うって本気じゃないですか!」
ラース「当たり前だ。何やら弱点を知ったようなんだろ?そんなやつに好き勝手されてたまるか」
バン「師匠って意地悪ですよね!」
バンはかなりの速さでラースに向かっていく
バン「氷結らんげき!」
ラース「しんくうげり!」
ラースは足で槍の連撃を捌いていく
バン「さみだれ突き!」
バンは攻撃の方法を変えた
ラース「ハア!ジバルンバ!」
ラースは剣で防いだ後、ジバルンバで自身の足下から地面を盛り上げ壁を作り出した
バン「くっ!」
バンは即座に離れる
ラース「ばくれつきゃく!」
ガガガガガ!
足で地面を削りながらバンに飛ばしていく
バン「天地の構え!」
槍のカウンターで全て防いでいく
二階では
ガク「ジバルンバってあんな使い方あったんですね」
マヤ「なんか相当古典的だね」
グリー「ふ、ふわぁー、もうどうなってるのかよくわかんない。二人とも凄いや」
カミュ「あれってされた事ないけど実際厄介なのか?」
ダバン「少し厄介ですね。的確に飛ばしてくるので、あれを防ぎつつ攻撃は難しい事なので。近くにいれば怖くないんですけど」
グレイグ「だが、近くにいればラースは岩ごと切ってくるか、イオナズンで爆発させてくる。それを警戒して離れるとああやって破片を飛ばしてくる。遠近両方ともに対応しているわけだ」
訓練場
ラース「マヒャド!」
バンの頭上から氷が降り注ぐ
バン「その手は.......!!?やべっ!」
バンは驚いて急に氷を砕くのをやめた
氷が床に落ちると
パリィン!ドォン!
氷が砕かれると同時に爆発した
ラース「へっ!気づいたか。氷爆弾」
バン「それ魔物に対して使ってた技じゃないですか!!って、危なああ!!」
どんどん氷爆弾は降ってきて、バンは必死に避けている
二階
全員「うわあ......」
グレイグ「あれは初めて見た。かなり嫌な技だな。砕いて対処する事もガードする事も厳しそうだ」
マーズ「ヒャドの中にイオの魔力ですか。器用ですね」
カミュ「兄貴のやつ、本気で勝ちにきてやがるな。大人気ねえやつだぜ」
訓練場
バン「くっそー!師匠の性悪!」
バンは避けながらラースに向かっていく
ラース「心眼一閃!」
バン「ここ!」
バンは盾で防いだ
ラース「なに!?」
バン「チャンス!超さみだれ突き!」
攻撃を防がれ、動きを止めた瞬間にバンは槍で空中へと飛び、五連撃をラースに繰り出す
ラース「ぐっ!グハア!」
バンの強力な五連撃を防ぎきれずに飛ばされる
ラース「痛ってえ。何だよ、その技。初めて見たぞ!」
バン「努力の成果です!ばくれつきゃく!」
ラース「負けられるか!ばくれつきゃく!」
バン「(来た!)と見せかけて、かえん斬り!」
ラース「何!?痛え!」
ばくれつきゃくの構えをしたラースの右足にかえん斬りが当たる
バン「さみだれ突き!」
バンは右足を狙う
ラース「うおっ!あ、足狙ってるな!」
ラースは剣や盾で捌いていく
ラース「しんくうげり!」
バン「雷光一閃突き!」
バンは支えになっている右足を目掛けて突きをくりだす
ラース「(マ、マジかこいつ!)ぐうっ!!」ドサ
ラースはバランスを崩され倒れ込む
バン「超さみだれ突き!」
ラース「調子に乗るな!ばくれつきゃく!」
ラースは倒れた態勢から足で槍の攻撃を捌いていく
二階
ジール「ラース将軍が転んだ!」
ロベルト「バンのやつ、これを狙ってたのか!?」
カミュ「そうだ。兄貴の弱点は右足。兄貴の利き足は右だから、格闘技の基本の支え、攻撃になるのは全て右足だ。そこを突く事で格闘技やガードなどの耐える動作、攻撃に支障をきたすんだ。それが俺が教えた作戦だぜ」
ダバン「す、凄え!バンのやつ、本気で勝ちを狙ってるのか!」
グレイグ「そうだったのか。確かにあいつの利き足を負傷させれば動きは鈍くなり、格闘技も出しにくくなる。ラースから一つ戦術を奪うだけで相当戦いやすくなるはずだ」
マヤ「兄ちゃんピンチって事じゃん。頑張って」
グリー「こんな動きがあるのか。僕の知らなかった世界だな.....」
訓練場
ラース「くそっ!右足ばかり狙ってきやがって!まさかマルティナが教えたのって」
バン「そうです。利き足を教えてもらったんですよ。作戦はカミュさんですけどね。さあ、どんどんいきますよ!氷結らんげき!」
バンの攻撃が右側を狙ってくる
ラース「チッ!岩石おとし!」
岩に阻まれバンの攻撃は当たらなかった
バン「なら!」
バンは槍を使って飛び上がり、岩の上に立った
バン「って、いない!?」
岩の反対側にはラースの姿は無かった
ラース「後ろだぜ!」
バン「!!」
バンが振り向くとラースの手が目の前にあった
ラース「マヌーサ」
バン「あ......」
バンは幻惑になった
バンは岩から落ち、何もない所を攻撃している
ラース「さて.....」
ラースはゆっくりとバンの背後に近づく
ラース「心眼一閃!」
バン「ガハッ!!」ドガァン!
バンは思いっきり壁に飛ばされていった
二階
グリー「え?急にバンさんどうしちゃったんですか?」
ロベルト「あれはマヌーサって言う幻を見せる魔法だ。だから今バンには幻が見えていたんだ」
マヤ「マヌーサ。聞いた事はあったけど、そんな魔法だったんだ」
グレイグ「あんなゼロ距離でマヌーサを食らえば必ずかかってしまうだろうな。俺もコロシアムでされたな」
カミュ「絶対に外さないタイミングでのマヌーサか。バンみたいな魔法が使えないやつには効果的面だな」
訓練場
バン「痛てて、幻だったか」
ラース「降参するか?」
バン「すると思ってます?」
ラース「だろうな。わかってて聞いたんだ!フォースブレイク!」
全てのフォースの力を纏った拳で殴りかかる
バン「それだけは食らったらいけないやつです!ビックシールド!」
ラース「なんてな」
ラースは盾に当たる直前で回り込み、バンの背後を取った
ラース「!?」
と思われたが
バン「読んでましたよ!」
バンに読まれ、既に槍を構えたバンがこちらを向いていた
バン「超さみだれ突き!」
ラース「グアアア!!」
バンの強力な五連撃がラースの右足、両腕、胴体に当たる
ラース「くっ.......」