次の日、宿屋
ラース「そういえば、イレブン。少し思い出したんだが、ネルセンの宿屋の近くに今は滅んでしまったが、昔はそこにバンデルフォン王国ってのがあったんだ。
村の書物によれば、昔そこにパープルオーブが国宝としてあったらしい。なにか手がかりになるものがあるかもしれない。行ってみないか?」
イレブン「ほんと!?じゃあ行ってみようか!何か見つかるかも」
ネルセンの宿屋
ロウ「確か、ここから右に進んだ場所じゃったな、今は王国の姿は見るも無残じゃがのう」
バンデルフォン王国跡地
イレブン達は何かないか周囲を手分けして探していた
カミュ「おい、イレブン。こっちのほうに階段があって、その奥に魔法の扉があったぞ」
イレブン「ありがとう、カミュ。入ってみようか」
イレブンは魔法の鍵を使い、中に入った
セーニャ「ここは、宝物庫みたいな場所でしょうか」
中には宝箱や古くなった武器なとがおいてある
イレブン「あっ!パープルオーブあったよ!」
イレブンは宝箱の中から紫色の光を放つパープルオーブを見つけ、手に入れた
ベロニカ「やったじゃない、イレブン。これで残るはクレイモラン王国にあるブルーオーブだけね」
マルティナ「それじゃあクレイモラン王国へ向かいましょう。場所は外海に出て北に向かった大きな大陸よ」
クレイモラン王国 入り口
雪が降っており、辺り一面も真っ白な雪景色となっている
ロウ「さあ、着いたぞ。ここが美しき雪の都クレイモラン王国。ここにはブルーオーブがあるはずじゃ」
ベロニカ「うー。寒い寒い。雪の都とかどうでもいいから、早く中に入りましょう」
マルティナ「.........」
マルティナも寒いのか両腕を手で擦っている
ラース「マルティナ、ほら」
そんなマルティナを見たラースは自身の茶色のコートを着させた
マルティナ「え......あ、ありがとう。でも、ラースも寒いでしょ?」
ラース「まあ薄着になったから寒いが、すぐ宿屋に行けば大丈夫だろ。男だから女性より頑丈だ」
シルビア「(うふふ、かっこいいじゃない、ラースちゃん。気付くのが早いわね)」
セーニャ「でも、城門がおかしいですわね。何かに覆われていますわ」
ラース「ん?おい、これは全部氷だ!城門が凍ってるんだ」
ラースの言った通り、城門は巨大な氷で覆われて開かなくなっていた
セーニャ「まあ!この寒さで凍ってしまったんでしょうか」
ベロニカ「もう、セーニャ!いくら何でも城門がこんな風に凍っちゃう寒さだったら、ここの人達はどうやって生活してるのよ」
ラース「前に来た時も寒かったが、こんな事にはなっていなかった。それに、その時よりかなり周りも寒いしな」
ベロニカ「どうすんのよ、ラース。オーブはクレイモランにあるのにこれじゃ入れないじゃない」
ラース「確か裏口があると話に聞いた事がある。どこかにあるかもしれない。イレブン、探してみよう」
その後
イレブン「あ、あったよ。この扉だと思う。入ってみよう」
イレブン達は魔法の鍵を使い、裏口からクレイモラン王国へと入った
クレイモラン広場
そこには城、家、草木、人までが凍りついていた
ベロニカ「ウソでしょ。どうなってるのよ、これ。城も人も町も全部凍ってるわ」
セーニャ「ほら、お姉様。やっぱり寒さで凍ってしまったんですよ」
ラース「いや、セーニャ。寒さで生き物まで凍るなんて、自然の為せる技じゃない。この町を調べてみよう(だが、この状況だ。凍っていない人なんていなさそうだがな。いるとするなら、おそらくそいつは.....)」