ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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合宿3

次の日、プライベートビーチ

 

 

 

ラース「今日は往復の走り込みをやる。その後は新入り達を見るからお前達はその間好きに訓練しててくれ」

 

 

 

 

バン「という事は泳いでも!」

 

 

 

 

ラース「訓練って言っただろうが。多少なら遊んでもいいが、訓練を兼ねてくれよ。ベグル、バンを見張ってろよ」

 

 

 

 

ベグル「もちろんです。遊んでいるようだったら俺の訓練のサンドバッグにします」

 

 

 

 

ラース「それなら安心だな」

 

 

 

 

バン「何も安心できない!!」

 

 

 

 

ダバン「要はお前がちゃんと訓練してればいいってだけだ。普段通りにいくぞ」

 

 

 

 

ギバ「(俺は安心だな。バンには悪いが、こっそり)」

 

 

 

 

ガザル「ギバ、自分は何も無いと思ってるようだがお前は俺が見張ってるからな」

 

 

 

 

ギバ「.........はい」

 

 

 

その後、ラースは新入り達を見ていた

 

 

 

ラース「基礎はあらかた固まってきているようだな。まだ甘い箇所が多いやつが大半だから少し基礎訓練としようか」

 

 

 

 

新入り達「はい!」

 

 

 

少し離れた所では

 

 

 

マーズ「メラゾーマ!」

 

 

 

 

ベグル「チッ!」

 

 

 

マーズとベグルが模擬戦をやっていた

 

 

 

マーズ「俺とベグルでなんて久しぶりだな。魔法が苦手だったもんな」

 

 

 

 

ベグル「それだけならまだいい。近づいてもお前は剣と体術で対応できるのが厄介なんだ」

 

 

 

 

マーズ「まさかベグルに褒められるとは。これはかなり嬉しいな。イオナズン!」

 

 

 

 

バン「ロベルト、また斬り返しが単調だぞ!それだと読まれるぞ!こんな感じでな!」

 

 

 

バンはロベルトの剣を避け、懐に入り込んだ

 

 

 

ロベルト「!?」

 

 

 

 

バン「せいけんづき!」

 

 

 

 

ロベルト「痛え!!」

 

 

 

 

バン「わ、悪い。鎧がある感覚でやっちまった。肋骨折れてねえよな?」

 

 

 

 

ロベルト「ぐ.....。何とかな。だが、もう少しソフトに頼む」

 

 

 

 

ダバン「ロベルト、単調になりやすいのは相手に集中しすぎてるからじゃないか?もう少し思考に余裕を持ってみろ」

 

 

 

 

ロベルト「そうだな。ありがとう、ダバン」

 

 

 

 

バン「それが言いたかったんだ、俺は!」

 

 

 

 

ダバン「はいはい、わかったから次は俺な。アドバイス頼むぞ」

 

 

 

 

ラース「(ふむ、なんだかんだ真面目にやっているな)」

 

 

 

数時間後

 

 

 

ラース「集合ー!」

 

 

 

 

バン「はい!皆、師匠が呼んでるぞ!集まれー!」

 

 

 

 

ラース「さて、今日は少し早いがこれで訓練終わりだ。それと明日で最終日だが、明日は訓練は無しだ。自由に遊んで過ごせ」

 

 

 

 

全員「おお!!」

 

 

 

 

バン「師匠、もしかして昨日遊ぶ時間があるって言ってたのはこの事!」

 

 

 

 

ラース「そういう事だ。何も三日間ずっと訓練漬けはかわいそうだからな。休憩も大事な事だ。思う存分遊べ」

 

 

 

 

全員「よっしゃー!」

 

 

 

それから兵士達は泳いだり、奥まで探検したりなどして次の日の夕方まで楽しんでいた

 

 

 

次の日の夕方、デルカダール城

 

 

 

玉座の間

 

 

 

ラース「今帰りました」

 

 

 

 

マルティナ「あ、ラースも来たのね。お帰りなさい」

 

 

 

 

デルカダール王「おお、随分黒くなったな。楽しんできたか?」

 

 

 

 

ラース「はい。兵士達も全員黒くなりましたよ」

 

 

 

 

グレイグ「訓練もしてきたのだろう?成果はあったか?」

 

 

 

 

ラース「それは明日になってからのお楽しみだな。まあ、バン達くらいならもう既に変化に気付いてるんじゃないか?」

 

 

 

 

ロウ「砂だと普段の地面とは違うからの。足にかけられる力が増え、より素早く力強くなる。明日が楽しみじゃのう」

 

 

 

 

ラース「じいさんはまだ帰らなくていいのか?」

 

 

 

 

ロウ「夕飯を共に食べてから帰ろうと思ってな。イレブンには連絡しておいてあるんじゃ」

 

 

 

 

デルカダール王「それならよかった。また話の続きをしようではないか」

 

 

 

 

ロウ「ほほ、そうじゃな」

 

 

 

夕食後、ラースとマルティナの部屋

 

 

 

ロウ「すまんのう、集まってもらって」

 

 

 

 

グレイグ「構いません。しかし、どうなされたのですか?」

 

 

 

 

マルティナ「ロウ様からお話という事は何か大事な事ですか?」

 

 

 

 

ロウ「実はなにぶん情報が少なくてすまんのだが、白の入り江を覚えておるかの?」

 

 

 

 

ラース「ロミアがいる場所だな。そこがどうかしたのか?」

 

 

 

 

ロウ「その周辺に何やら霊の噂が出ておるんじゃ。それも船が沈んだり、船員が溺死したりなどの実害付きでの」

 

 

 

 

グレイグ「霊ですか。あまり信じられませんが、その実害は放っておけませんね」

 

 

 

 

マルティナ「しかし、どうしてそのお話を?」

 

 

 

 

ロウ「うむ。後々皆にも話そうと思っておるのだが、その霊の特徴がわしらには見覚えがあっての。赤い髪をした男性らしいのじゃ」

 

 

 

 

ラース「赤い髪と言えば、グリーが思い浮かぶな」

 

 

 

 

ロウ「そうじゃ。赤い髪なんてのはほとんど見かけん。グリーと何か関係があるやもしれんとわしは睨んでおるんじゃ」

 

 

 

 

マルティナ「グリーに協力を依頼するという事ですか?」

 

 

 

 

グレイグ「危ないのではありませんか?」

 

 

 

 

ロウ「何も一緒にきてほしいというわけではなく、何か知らないかと聞くだけでもよい。お願いできんかの?」

 

 

 

 

マルティナ「わかりました。グリーに明日聞いてみます」

 

 

 

 

ロウ「うむ。頼んだぞ」

 

 

 

 

 

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