古代図書館
スライム「あれ?人間が来るなんて珍しいね。ここは古の時代の書物がたくさんある古代図書館だよ。折角来たんだから、いい事教えてあげる。
この図書館は特殊な構造をしていてね。スイッチに手をかざすと、壁や階段が動いて、行けなかった場所にも行けるようになるんだ。まずは僕の隣にあるスイッチに手をかざしてみなよ。そしたら、別のスイッチが使えるようになるよ」
スライムは自分の横にあるスイッチについて説明してくれた
ラース「なるほどな、ただの図書館じゃないって事か。よし、みんなで手分けして、魔女の手がかりになりそうな本を探そうぜ」
仲間達はバラバラに分かれ、様々な本を読み始めた
古代図書館3階
エッケハルトとイレブンとベロニカとラースは魔女についての本を見つけた
エッケハルト「おお!これじゃ。この本を読めば、魔女を封印した時の事がわかるはずじゃ。では、読むぞ。
魔女の魔力は余りに強大だった。私の力を持ってしても倒す事はおろか、封印する事すらできなかった。そこで私は、魔力を吸い取る聖獣を操り、魔女の魔力を吸い取ってから魔導書の中に封印する事にした。
この計画は成功し、魔女を封印した禁書を古代図書館に収めた後、私はミルレアンの森で聖獣と共に余生を過ごす事にした。
なるほどな。この聖獣とやらが、魔女を倒すには必要不可欠らしいな」
ベロニカ「ミルレアンの森に聖獣なんていた?魔女の手先ならいたけど、イレブンとラースが討伐したわよね?」
ラース「あの白くて金色の頭で、ムフォムフォ言ってるやつだな」
エッケハルト「な!?.....バッカもん!!これを見よ!お主達が倒したのは、ここに書かれてある聖獣じゃ!」
エッケハルトはラースの発言に怒り、本を見せる
三人「え!?」
ベロニカ「で、でも、女王様がミルレアンの森にいる獣は魔獣で、魔女の手先だって言ったのよ!イレブンとラースは悪くないわ!」
エッケハルト「何?シャール様がそう言ったのか?ふむ、なぜそんな事を....」
本を見たラースは少し考えた後、何かに気づいたような顔をした
ラース「......なるほどな、そういう事か。してやられたな」
ベロニカ「何かわかったの?ラース?」
ラース「最初から彼女はおかしいと思って警戒していたんだ。
何故か彼女は王の娘でもあるのに国宝を知らなかった。さらに兵士達を派遣してきた国の名前を、ましてやデルカダール王国の名前を女王であるにも関わらず知らなかった。女王としてはおかしいよな。
そしてその本の隣に刻まれてる紋章、シャール様が持ってた本と同じ紋章だよな。その紋章は禁書の紋章だとそのページに書いてある。
つまり、シャール様は封印された魔女の禁書をなぜかあの時持っていたという事だな。これでもうわかったんじゃないか?」
三人「!?」
ラースの説明により三人も気づく
ベロニカ「ここで考えていても仕方ないわ。直接シャール様に聞きにいきましょう」
イレブン「うん。もし本当なら戦う事になるだろうから、準備もしていこう」