街が元通りになって少しすると本が光りだした
カアアッ!
全員「うっ!」
光が収まるとシャール女王が出てきた
シャール「う....ここは?」
エッケハルト「ご無事でしたか、シャール様」
シャール「.....そうだ、思い出しました。魔女が私をこの本の中に閉じ込め、女王に化けていたのです」
エッケハルト「よかった。記憶もきちんとしておられますな、一時はどうなるかと思いましたが、もう安心です。魔女は私達が封じました」
シャール「ありがとうございます。皆さんのおかげでクレイモランに平和が戻りました。何かお礼をしなければなりませんね。
そうだ!本の中で聞いていたのですが、皆さんオーブが必要なんですよね?差し上げますから、後ほど城に来てください。それでは、この本は預かりますね」
ラース「待ってください。この本は危険です。私達が預からせてもらいます」
ラースはエッケハルトが持っていた魔女が入った本をもらった
シャール「あ、あら。そう」
ベロニカ「よかったわね、イレブン。オーブはすんなり貰えそうよ」
イレブン「うん、そうだね」
ラース「この本はイレブンに預けておくな、俺は街の人達に情報を集めてこよう」
イレブンは魔女の禁書をてにいれた
カミュ「俺も街の方に行ってくる。オーブは任せたぜ」
カミュは返事も聞かずに去っていった
ラース「.....なあ、イレブン。カミュのやつ、クレイモランに来てから様子がおかしいよな。何か知ってるか?」
イレブン「あ、ラースも気づいた?そうなんだよね。でも、僕らには何も言ってこないからどうしようもできなくてさ。もし、カミュがラースに何か頼ってきたら力になってあげてよ」
ラース「ああ。もちろんそのつもりだが、カミュが頼るならイレブンだと思うけどな」
イレブン「そうかな?そうだと嬉しいけど。まあ、僕はお城でブルーオーブをもらってくるね」
ラース「わかった、また後でな」
クレイモラン城前
???「ねえ.....ちょっ.....まっ....き....すか」
どこからか声のような音が聞こえる
ベロニカ「今何か聞こえなかった?」
セーニャ「お姉様、急にどうしたんですか?」
ベロニカ「変ねえ。聞き間違いかしら」
玉座の間
シャール「イレブンさん、よくいらっしゃいました。さっそくブルーオーブを差し上げましょう。さあ、もっと私のそばに....」
???「ちょっとまって」
ベロニカ「!ねえ、イレブン。その本から声がするわ」
イレブンは本を開く
本「まって!私が本物のシャール。目の前にいるのは、魔女が化けた偽物よ」
シャール「え!?そんな訳ないでしょう。皆さん、騙されてはいけません。本の中の魔女が嘘をついているのです」
ベロニカ「しつこいわね、私達が二度も騙される訳ないでしょう。封印されたんだから、本の中で大人しくしてなさい」
本「違います!エッケハルトの詠唱が途切れた事で、封印は失敗したんです。私を信じてください」
シャール「イレブンさん!封印は成功しました。魔女の嘘に騙されてはいけません。私を信じてください」
周りはどちらを信じたらいいのかわからず混乱している
エッケハルト「お待ちください!ここはどちらが本物か判断する為に、10年シャール様の教育係を務めた私からある質問をします。
クレイモランに代々伝わる家宝とは何か。父上の教えを受けた女王様ならわかるはず」
シャール「ブルーオーブに決まってるわ!」
本「厳しい冬を耐え抜き、勤勉に働くクレイモランの民。それこそがクレイモランの宝。お父様がいつも言っていた事です」