デルカダール地方
ベロニカ「それじゃあ最後の課題よ。ヒャドとメラを同時に二つ出して」
ルナ「ええ!!別々だけでも難しいのに.....」
マルス「........ベロニカさん、二つ出せばいいの?」
ベロニカ「?そうよ」
マルス「ルナ、ヒャドなら二つ出せる?」
ルナ「え?うん」
マルス「じゃあ出来るよ!僕がメラを二つ出せばいいんだから」
ベロニカ「そういえばマルス君もメラは出来たわね。でもそんなに得意じゃないって聞いてるけど」
マルス「うん、得意じゃないよ。今まで二つ同時なんて出した事もないもん」
ルナ「じゃあ無理じゃないの?」
マルス「え?なんで?ルナに出来たら僕にも頑張れば出来るよ。兄妹だから。それになんとなくルナを見てたらやり方わかったかも。見てて、こうやってね...............メラ!」
マルスの手には二つの火の玉が出た
ルナ「マルス凄ーい!見ただけで出来るの!?」
ベロニカ「やるじゃない、マルス君。初めてでそんなすぐに出来るのは大したものだわ」
ルナ「じゃあ、ヒャド!」
ルナの手には氷が二つ出来た
ベロニカ「ふふ、合格ね。それじゃあ通っていいわよ」
ルナ「マルス、ありがとう!」
マルス「そんな大した事してないよ。ほら、行こう!」
デルカコスタ地方
イレブン達はベグル達とボルシチを作っていた
ベグル「イレブンさん、トマトはこれくらいで大丈夫ですよね。他の野菜も切っておきました」
イレブン「うん、ありがとう。こっちのお肉も切り終わったよ。ロベルト、鍋は大丈夫?」
ロベルト「はい。タマネギってこんな切り方で大丈夫ですか?バラバラなんですけど」
イレブン「大丈夫だよ。それじゃあ鍋に入れていこうか」
ベグル「後はこのまま煮込んで味付けして終わりですね」
ロベルト「おお〜、ボルシチって確かソルティコのスープみたいなやつですよね。結構簡単に作れるんですね」
イレブン「そうだよね。僕もシルビアに教わって凄く簡単だから、旅の時間がない時よく助かってたんだ。でも、ここでもう一つあるものを加えようかなって」
二人「あるもの?」
イレブン「そう。ソルティコといったらの名物だよ。じゃん!レモンとぶどう!」
ベグル「だ、大丈夫ですか?それ。ボルシチに合います?」
ロベルト「レモンならまあ.....。でもぶどうって」
イレブン「あれ?合わないかな。買った時に折角だから試してみようと思ったんだ。あ!そんなたくさんは入れないよ?レモンは絞って汁を、ぶどうは少しだけ一緒に煮込んで味付け程度にするんだ」
ロベルト「それなら大丈夫そうです。美味しくなりそうな感じがしますよ」
ベグル「そ、そうか?ぶどうとトマト........まあいいか」
イレブン「それじゃあ暇になったし、少し喋ってようか」
マルティナ達は
マーズ「マヒャド!」
マルティナ「くっ!」
マルティナは蜃気楼によるマーズの幻に苦戦していた
マルティナ「(実物がどれか全くわからないわね。マーズも上手く距離を取ってくるし、全体攻撃が当たらない。厄介ね)」
その時
シュワー
マーズの蜃気楼がいなくなった
マルティナ「!?」
ギバ「やべ!バレたぞ、マーズ!」
マーズ「いや、森を抜けたぞ!ここまで来れば追いかけられないはず!」
二人はマルティナより少し離れており、森から出ようとしていた
マルティナ「ふふ、上手くやられたわね。まあ仕方ないわ」
ダバン「あ!マルティナ様!」
ガザル「次はマルティナ様か!」
マルティナ「あら、ダバン達もきたわね。私とは戦ってもらうわよ。残念だけど、手は抜かないから覚悟してね」
ダバン「ガザル!」
ガザル「おう!デュアルブレイカー!」
キン!
マルティナ「遠距離は厄介ね」
マルティナは槍で弾き、そのままガザルへと向かう
ダバン「行かせませんよ!マルティナ様!かえん斬り!」
マルティナ「はあっ!」
マルティナはダバンの武器を足場にして飛び越えた
ダバン「な!?」
ガザル「俺狙いか!」
マルティナ「氷結らんげき!」
ガザル「遠距離ばかりだと思わないでください!はやぶさ斬り!」
マルティナ「ばくれつきゃく!」
ガザル「ぐっ!」
ダバン「心眼一閃!」
マルティナ「やあっ!」
マルティナはダバンからの攻撃を足で弾いた
マルティナ「ピンクハリケーン!」
マルティナの色気の力が爆破した
二人「ぐうっ!」
マルティナ「雷光一閃突き!」
ガザル「ゲッ!あ、あぶなっ!!」
ガザルはギリギリで回避した
マルティナ「はっ!」
ガザル「ガハッ!」
回避の隙にマルティナの蹴りがガザルに当たる
ダバン「はやぶさ斬り!」
マルティナ「さみだれ突き!」
ガザル「やられてばかりいられるか!シャインスコール!」
マルティナ「しんくうげり!」
マルティナはガザルのブーメランの攻撃を弾いた
ダバン「ここ!」
ダバンがその隙にマルティナに攻撃する
マルティナ「ふふ、残念」
マルティナはそのまま回避し、ダバンの目の前まで急接近した
ダバン「!?」
マルティナ「セクシービーム!ばっきゅーん、なんてね」
マルティナはハートを打ち出した
ダバン「うっ.....」
ダバンは魅了された
ガザル「ダバン!?」
マルティナ「デビルモード!」
マルティナの全能力が一段階あがった
ガザル「わ......バ、バニー姿に」
マルティナ「あら、そんなボーッとしてる暇あるのかしら?」
ガザル「ハッ!」
マルティナ「雷光一閃突き!」
ガザル「ぐああっ!!」
マルティナ「終わりよ!氷結らんげき!」
ガザル「ガ.......」ドサ
ガザルは倒れた
マルティナ「さみだれ突き!」
マルティナは動けないダバンに攻撃する
ダバン「ぐうっ!」
マルティナ「ダバン、起きれる?」
ダバン「うう......」
マルティナ「うーん、どうしようかしら」
デルカダール地方
ベロニカはテルマ達と遭遇していた
ベロニカ「ふーん、参加者だったの。エドが人攫いでもしたのかと思ったわ」
エド「そんなんしねえよ!」
テルマ「ベロニカさん、でしたよね。通してくれますか?」
ベロニカ「本当なら戦う所なんだけど、新人兵士に一般人相手だとそうも言ってられないわよね」
エド「俺は構わないぜ!寧ろ、戦ってみてえ!」
テルマ「手を抜いていただければバトルでも構いません。俺もほんの少しなら戦えます」
ベロニカ「そう?じゃあ手は抜くから、かかってきていいわよ」
エド「よっしゃ!借りるぜ、父ちゃん!」
エドは魔物の姿になった
ベロニカ「その姿は油断出来なそうね」
エド「おりゃあ!」
エドは一瞬でベロニカの目前まできた
ベロニカ「!?」
エド「ダークパンチ!」
エドの手が黒くなり、そのまま殴りかかった
ベロニカ「はあっ!」
ベロニカはギリギリで杖でパンチを防いだ
エド「逃がさないぜ!メガトンパンチ!」
エドはそのまま攻撃する
ベロニカ「キャアッ!くっ!やってくれるじゃない、エド!メラゾーマ!」
ベロニカは炎の塊をぶつけた
エド「あっぶね!魔法使えるのかよ!」
テルマ「今度は俺が!かえん斬り!」
ベロニカ「あら、特技使えるのね。やるじゃない」
ベロニカは攻撃を避けた
エド「ここだ!ダークタックル!」
エドがベロニカの場所目掛けて突っ込んできた
ベロニカ「キャアッ!くっ!かなり素早いわね!」
エド「へへ、どうだ!兵士達でやる時はこの姿になっちゃ駄目なんだけど、今なら自由だからな!強いだろ!」
ベロニカ「厄介ではあるわね。相方がバンとかの兵士じゃなかった事に安心してるわ」
エド「テルマを馬鹿にすんな!」
テルマ「いや、当然だわ!何度も言うけど、俺一般人!」
エド「普通の人間はテルマみたいな事言わねえの!」
テルマ「なんだよそれ!」
ベロニカ「ほら、喋ってないで続けるわよ。テルマ君はいいとして、エド。あんたは少し本気を出させてもらうわ」
エド「へへ、そうこなくっちゃな」
その時
コロ「キャンキャン!」
三人「ん?」
コロ「キャン!」
コロが走ってきた
コロ「ハッハッハ」
ベロニカ「あら、コロじゃない。どうしたの?」
コロ「キャン!」
エド「通りたいって言ってるぞ」
テルマ「ここを通りたいのか?って、エドお前この子の言葉わかるのか」
エド「そりゃあ魔物と過ごしてたからな」
ベロニカ「ふーん、なんでコロが通りたいの?」
コロ「キャンキャン!」
エド「皆と遊べるから、だってよ」
テルマ「ふふ、可愛いじゃん」
ベロニカ「あら、そうだったの。でも、今私はエド達と遊んでるの。この先にマルティナさんがいるからそこに向かってみて」
コロ「キャン!」
コロは走っていった
ベロニカ「全く。大きくなってもブレイブみたいに落ち着きはないみたいね」
テルマ「コロ君可愛いなー。前にお城で会った時も随分人懐っこいと思ってた」
エド「あんなに人間慣れした魔物も相当だぞ。ブレイブとかコロは凄い珍しいんだぜ」
ベロニカ「さ、トラブルがあったけど続けるわよ」