ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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レッドボーン、襲来

その後

 

 

 

マルティナ「一先ず私達だけで行くわよ」

 

 

 

 

グレイグ「そうですね。ラース達を待っている余裕はなさそうです」

 

 

 

 

ギバ「シロ、頑張れ!急いで戻るからよ!」

 

 

 

 

シロ「うぅ.........気持ち悪い」

 

 

 

シロはぐったりとしてギバに担がれていた

 

 

 

マルティナ「ギバ、頼りにしてるわ。行くわよ!」

 

 

 

クレイモラン城下町

 

 

 

三人「な!?」

 

 

 

城下町は至る所が焼けており、広場や家、商店街はボロボロになっている部分も多い

 

 

 

グレイグ「酷い有様だ。国民達はどこに」

 

 

 

 

ギバ「!?上空から何か来ます!」

 

 

 

 

ウルフドラゴン「ギャオオオ!」

 

 

 

 

マルティナ「ウルフドラゴン!火球はこいつらの仕業ね!」

 

 

 

 

ギバ「よくも俺の故郷を!ジゴスパーク!」

 

 

 

ギバの槍に纏った雷がウルフドラゴンを中心に広がっていく

 

 

 

ウルフドラゴン「グゥゥ.......」ジュワー

 

 

 

 

グレイグ「中々の数だ。しかも空を飛んでいるというのも厄介だな」

 

 

 

 

ギバ「マルティナ様、グレイグ将軍!ここは俺が相手します!お二人は無事な人達を!」

 

 

 

 

マルティナ「わかったわ!ギバ、無理しないでね。グレイグ、城はまだ大きなダメージはないみたい。そこに行くわよ」

 

 

 

 

グレイグ「はっ!ギバ、任せたぞ!後で俺達も援護に向かうからな」

 

 

 

 

ギバ「はっ!」

 

 

 

クレイモラン城

 

 

 

マルティナ「シャール!」

 

 

 

マルティナが入ると中には人がたくさん集まっていた

 

 

 

グレイグ「よかった。国民達はここに集まっていたか」

 

 

 

 

シャール「マルティナ様!グレイグ様!シロさんに頼んでよかった。どうかお助けください!魔物達がこの国を襲っていて」

 

 

 

 

シロ「クゥ.....」

 

 

 

 

グレイグ「気温が合わなくて弱ってしまった。回復の方を頼む」

 

 

 

 

マルティナ「私達の国から一人兵士が来て、既にその人がウルフドラゴンを相手してるわ。皆が無事かを確認しに来たの」

 

 

 

 

グレイグ「カミュはどうした?」

 

 

 

 

シャール「わからないんです。リーズレットが言うにはウルフドラゴン達を倒すために城下町を出ていったのですが、そこからウルフドラゴン達が倒される事はなかったようで」

 

 

 

 

リーズレット「カミュが放置するなんて考えられないし、もしかして何かあったのかも」

 

 

 

 

マルティナ「まさかカミュがやられた?そんなはずは」

 

 

 

 

グレイグ「ですが、カミュであればウルフドラゴンはたやすく倒せるはず。そうなっていないという事はやはり何かあった可能性が高いです」

 

 

 

その時

 

 

 

イレブン「シャール様!大丈夫ですか!」

 

 

 

 

ベロニカ「あ!皆いるわ!よかった〜」

 

 

 

 

セーニャ「お怪我している方はいらっしゃいますか?その方は治療しますので私の方までお願いします」

 

 

 

 

ロウ「セーニャ、わしも手伝おう。わしでもよいぞ」

 

 

 

 

シルビア「城下町でギバちゃんと会ったわ。凄い迫力ね、彼。どんどんウルフドラゴンちゃん達を倒してるわ」

 

 

 

 

ラース「ギバも来ていたんだな。他には呼んだのか?」

 

 

 

全員が続々とやってきた

 

 

 

マルティナ「いえ、ギバ以外は城下町の防衛に徹させたわ。故郷を守るために付いていきたいって言ってくれたの」

 

 

 

 

ラース「そうか。そういえばギバはここが故郷だったな」

 

 

 

 

イレブン「ウルフドラゴン達も結構少なくなってたよ。いなくなるのも時間の問題だね」

 

 

 

 

グレイグ「だが、もう一つ問題があるんだ。カミュの身に何かあったらしい」

 

 

 

 

イレブン「え!?カミュが!?」

 

 

 

 

ベロニカ「あいつ、そんなヘマしたの?バッカじゃない!」

 

 

 

 

シルビア「そんな事言わないの。カミュちゃんはどこに?」

 

 

 

 

シャール「場所や何があったかはわからないんです」

 

 

 

 

マルティナ「それじゃあカミュを探す所からね。でも、手がかりがないわね」

 

 

 

 

ラース「一先ず手分けするぞ。セーニャとじいさんにはここで皆を守ってもらおう。残りはカミュを探す部隊と城下町を防衛する部隊だ。ギバは城下町防衛部隊に入れるとして、後は.......」

 

 

 

 

ベロニカ「ギバは槍使いよね?なら、魔法で私が援護するわ。私も城下町に残るわね」

 

 

 

 

グレイグ「俺もそうしよう。何かあっても俺が守ってみせる」

 

 

 

 

ラース「了解」

 

 

 

 

ベロニカ「グレイグさん、多分大丈夫だけどギバの援護に行きましょう!」

 

 

 

 

グレイグ「そうだな」

 

 

 

ベロニカとグレイグは出ていった

 

 

 

ラース「それじゃあイレブンとシルビア、マルティナと俺でカミュ捜索だ」

 

 

 

 

シロ「僕も.......僕も行く!」

 

 

 

横になっていたシロがゆっくりと立ち上がった

 

 

 

マルティナ「駄目よ、シロ。あなたはもう立派に役目を果たしたわ。環境が突然変わって大変だったでしょ?ゆっくり休んで」

 

 

 

 

シルビア「そうよ。あなたのおかげでアタシ達はこの事態に気づけたわ。とっても助かったのよ」

 

 

 

 

シロ「駄目!僕、カミュと約束した。カミュがピンチな時は助けるって!そうしてくれると嬉しいって!だから僕も行かなきゃ!」

 

 

 

 

イレブン「カミュがそんな事を.....。シルビア、マルティナ、ラース連れて行こうよ。きっと意地でもついてくるよ」

 

 

 

 

ラース「そうだろうな。シロ、無理だけはするなよ?死んだらカミュは悲しむだろうからな。悲しませたくはないだろ?」

 

 

 

 

シロ「うん」

 

 

 

 

ラース「ただ、お前が来てくれるのはありがたい。匂いを辿る事が出来れば位置が割り出せるかもしれない。いきなり力を借りる事になりそうだ」

 

 

 

 

マルティナ「確かに。シロ、歩けそう?」

 

 

 

 

シロ「大丈夫。少し動かせるようになってきた」

 

 

 

 

イレブン「よし、それじゃあ向かおうか」

 

 

 

 

シャール「お気をつけください、皆様」

 

 

 

その頃、アジト

 

 

 

ドスッ!

 

 

 

カミュ「ぐっ......」

 

 

 

カミュの腕に矢が突き刺さる

 

 

 

赤い服の男性A「おい、下手くそ。何当ててんだよ。ギリギリで外せって言っただろうが」

 

 

 

 

赤い服の男性B「すみません。睨んできてムカついたので」

 

 

 

そう言いながらボウガンを渡した

 

 

 

赤い服の男性A「まあいい。次は俺の番だ」

 

 

 

男性達二人は檻の中のカミュをマトにして遊んでいた

 

 

 

カミュ「(クソ野郎共が。絶対ぶっ殺してやる)」

 

 

 

カミュの側には既に何本も矢が散らばっている

 

 

 

カミュにも腕だけでなく、足や脇腹に突き刺さった跡がある

 

 

 

赤い服の男性B「計画は順調のようです。きっと他のやつらも今頃楽しんでますね」

 

 

 

 

カミュ「(何の事だ?というか、あんなにいたのにどうしてこの二人だけがここに?)」

 

 

 

 

赤い服の男性A「ふん、そうだろうな。このクレイモランのように今頃サマディー、デルカダール、ユグノアでもお祭り騒ぎだろうぜ」

 

 

 

 

カミュ「(まさか!?他の国でもこんな事が!つまり、兄貴達もここには来れねえ。クレイモランは........本当に落ちたのか?)」

 

 

 

その頃、サマディー城下町

 

 

 

赤い服の男性C「やっほーい!壊せ壊せー!」

 

 

 

 

サバククジラ「グオー!!」

 

 

 

ドガァン!

 

 

 

サバククジラが砂を纏いながら建物を壊していく

 

 

 

キャーッ!!

 

 

 

城下町の人達は慌てて逃げていく

 

 

 

赤い服の男性D「ふっ、容易いな。俺達でもこんな事が出来るなんてよ」

 

 

 

その頃、ユグノア城下町

 

 

 

赤い服の男性E「さあ、楽しんでもらおうか」

 

 

 

 

トロルボンバー「ギャヒヒヒ!」

 

 

 

ドガァン!

 

 

 

うわー!!逃げろー!

 

 

 

こんぼうにより建物が壊されていく

 

 

 

赤い服の男性F「折角復興したのにごめんねー。でも、もう一回頑張って」

 

 

 

 

エマ「そんな......。イレブンにロウ様がいなくなった時にこんな......」

 

 

 

その頃、デルカダール城下町 前

 

 

 

ブラックドラゴン「ギシャァ.......」ジュワー

 

 

 

ブラックドラゴンは一瞬で倒された

 

 

 

赤い服の男性G「な、なんだよ、こいつら」

 

 

 

 

赤い服の男性H「バ、バケモンじゃねえか。兵士ごときがなんでこんな」

 

 

 

 

バン「魔物を従えるなんてどうやってんのか知らねえが、城下町には入れさせねえぞ!」

 

 

 

 

マーズ「来る場所が悪かったな。簡単に俺達に敵うと思うなよ」

 

 

 

 

赤い服の男性二人「ヒイッ!」

 

 

 

 

ベグル「おら、牢屋に連れてってやる。ん?.......」

 

 

 

ベグルがその二人を見た

 

 

 

赤い服の男性G「あ、あれ?あんた..........見た事ある顔だぞ」

 

 

 

 

ベグル「.........ちょっといいか」

 

 

 

ベグルは赤い服の男達の首元を見た

 

 

 

そこには赤い文字でBBと彫られている

 

 

 

ベグル「な!?こ、このマーク!レッドボーンか!?」

 

 

 

 

バン「レッドボーン!?それって」

 

 

 

 

赤い服の男性H「なんで俺達を知っている」

 

 

 

 

赤い服の男性G「やっぱりか!てめえ、裏切り者のベグルだな!リーダーが話してた事がある。昔、リーダーに選ばれた癖に何もしないですぐに辞めてった馬鹿がいるってな!確かに馬鹿そうなツラしてるぜ!ガハッ!!」

 

 

 

 

ベグル「おい、そこのお前。どうしてこんな事をしている、話せ」

 

 

 

ベグルは大剣で男性Gを殴り倒した後、隣の男性の首筋に向けて脅している

 

 

 

赤い服の男性H「な、な、知るか!楽しそうだからやっただけだ!」

 

 

 

顔が青くなりながら焦るように話している

 

 

 

ベグル「クレイモランが魔物に襲われていると聞いた。それもお前達の仕業か?」

 

 

 

 

赤い服の男性H「はっ、そうだよ!主要の国を俺達が支配するんだ!」

 

 

 

 

バン「主要の国って、デルカダール、ユグノア、サマディー、クレイモランの事か!」

 

 

 

 

マーズ「となると、サマディーやユグノアにもこいつらが!?」

 

 

 

 

ベグル「くっ!バン、マーズ、ここは任せたぞ!俺はサマディーに行く!」

 

 

 

 

バン「マーズ、ロベルト達を呼ぶんだ!ここは頼む!俺はユグノアに!きっと今はイレブンさん達がいないだろうから!」

 

 

 

 

マーズ「わかった。気をつけろよ」

 

 

 

 

二人「ああ!」

 

 

 

 

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