海岸
バン「いた!マーマン達の群れだ!」
ギバ「ん!?待て、率いているやつはマーマンじゃない!奥にいるのはマーマンダインだ!外海の魔物だ!」
マーズ「ここは内海だぞ。どうやって紛れ込んだんだ」
バン「どっちだっていいさ。まずは倒すぞ!」
テルマ達は
テルマ「皆さーん、落ち着いてくださーい!大丈夫ですから!」
テルマとガザルは観光客達を出口へと誘導していた
ガザル「テルマ、念のため武器は出しておけよ。片手剣ならもう問題ないはずだからな」
テルマ「わかりました!でも、バンさん達がいるからこんな所まで来るなんて事は」
ガザル「何があるかわからないって事だ。あいつらが負けるほどの相手はそうそういないけどよ」
その時
ザバァン!!
二人「!?」
テンタクルス「ギィィィ!!」
テルマ「デッカ!!な、なんですか、このイカみたいな魔物!?」
ガザル「テンタクルス!?クレイモラン周辺の海の魔物だったはずだが!?」
テンタクルス「プギシャー!!」
テンタクルスはやけつく息を吐いた
ガザル「まずい!あの息に当たると麻痺するぞ!テルマ、避けろ!」
テルマ「は、はい!!」
ガザル「テルマ、二人だけだがいけるな?」
テルマ「はい!足を引っ張らないようにします!」
ガザル「テルマは本体を狙え!俺がブーメランで足諸共狙う!デュアルブレイカー!」
テンタクルス「ギシャァ」
テルマ「よし、俺も!かえん斬り!」
テンタクルス「ギシャー!」
テンタクルスは腕で本体を庇った
テルマ「うわ!庇った!器用な事するんだな」
テンタクルス「ギシャー!」
ドォン!ドォン!
テンタクルスの足で砂浜を荒らして砂埃を起こした
テルマ「うわ!?ゴホゴホ!目に......砂が」
ガザル「大丈夫か、テルマ!?」
テンタクルス「ギィィ!」
テンタクルスはスミをガザルの顔に吐いた
ビチャッ!
ガザル「うぇっ!?き、きったねえ!!臭え!見えねえ!」
テンタクルス「ギシャー!!」
テンタクルスのばくれつけん
テルマ「痛い痛い!!」
ガザル「グフッ!く、くそ!きたねえ戦い方しやがって!」
その頃、バン達は
マーズ「メラゾーマ!」
巨大な火球がマーマンダインに当たった
マーマンダイン「ギィィ.....」ジュワー
ギバ「よし、終了!あっけなかったな」
マーズ「まあこれくらいならな。早めに終わってよかった」
バン「さっきからあっちが騒がしいな。まだ観光客達がいるのか?」
マーズ「戻ってみるか。ガザル達と合流しよう」
ガザル達は
テルマ「や、やっと見えるようになった。って、ガザルさん!?真っ黒!」
ガザル「あー、テルマか。悪い、スミかけられてよ。あまり見えねえんだ」
テルマ「イカらしい。って、そうじゃないや!お、俺が倒してみせます!」
ガザル「気をつけろ!バン達もしばらくしたら来るはずだ。持ち堪えろ!」
テルマ「はい!練習中だけど、らいめい斬り!」
テンタクルス「ギィィ....」
テルマ「よ、よし!効いてるぞ!」
テンタクルス「ギシャー!」
テンタクルスのばくれつけん
テルマ「見えてれば!ふっ!はっ!」
テルマは足を避けたり、剣で防いでいる
テルマ「らいめい斬り!」
テンタクルス「ギィィ.....」ぺっ!
テルマ「うわ!スミだ!危なっ!」
ビチャッ!
テルマはスミを避けた
テルマ「気をつけないとだな」
マーズ「メラゾーマ!」
テルマの後ろから巨大な火球が飛んできた
テンタクルス「プギー!!」
バン「よっと!」
バンがテルマより上から飛んできた
バン「さみだれ突き!」
テンタクルス「ギシャー.....」ジュワー
ギバ「まさかテンタクルスがいるなんてな、驚いた。二人とも無事か?って、ガザル!!アハハハハハ!!ま、真っ黒!!」
バン「うわ!スミかけられたのか!お、面白え顔してるぞ!!」
二人はガザルを見て大笑いしている
ガザル「だー!クソ!馬鹿にしやがって!」
マーズ「よく二人だけで持ち堪えてくれた。テルマ、ガザルがこんなんになってもよく頑張ってくれたな」
テルマ「は、はい!訓練のおかげです!」
ギバ「ぷぷっ、ガザル、早く洗えよー。汚ねえぞ」
バン「ふふ、そ、そうだぞ。それになんか臭うぞ」
ガザル「真水じゃねえと上手く落ちねえよ!というか馬鹿ども、見えるようになったら覚えてろよ」
その時
ジエーゴ「お?バン達じゃねえか!魔物が出たって報告があったから来てみりゃあ」
ジエーゴが見習い達を連れてやってきた
バン「あ、ジエーゴさん!お疲れ様です!魔物達は俺達で全員倒しておきました!」
ジエーゴ「おお、そうだったのか。そりゃあ助かったぜ、ありがとよ。って、ガザル。お前、顔真っ黒じゃねえか!おい、誰か水持ってこい!」
見習い「は、はい!」
マーズ「ジエーゴさん、魔物の中にマーマンダインにテンタクルスがいたんです。こいつらは外海の魔物では?」
ジエーゴ「俺も詳しくはわからねえが、海で魔物の生態が変わりつつあるらしい。その兆候なのかもな。俺も何年か前から外海にいたはずの魔物をこっちで見かけるようになってる」
ギバ「そうだったんですか。覚えておきます」
ジエーゴ「いやー、それにしても助かった!お前らも買い物か遊びに来てたんだろ?悪い事したな。少しだが、これを礼にやるよ。自由に使え」
バン「これは?チケット?」
ジエーゴ「おう。ここのリゾートホテルのスイートルームのチケットだ。一泊二日出来るやつだ」
バン「おお!!」
見習い「水持ってきました!これで洗ってください」
ガザル「サンキュー、助かる」
マーズ「これ、プレゼントにいいんじゃねえか?バン」
テルマ「そうですよ!スイートルームってかなり高級な部屋ですよ!」
ジエーゴ「それじゃあまた今度指導にいったらよろしくな。ラース達にも助かったって伝えておくぜ」
バン「ありがとうございます!」
ギバ「いいなー、ホテルのチケット。俺も泊まってみてえ」
バン「へへへ、まさかこんないい物貰えるなんてな!よし!メグ達には旅行をプレゼントだ!」
ガザル「そんじゃ、俺からも二人にプレゼントをあげねえとなぁ?」
二人の後ろには顔を洗ってスミを落としたガザルがいた
二人「あ」
ガザル「よくも大笑いしてくれたな。バン、ギバ。覚悟は出来てるだろうな?」
マーズ「やれやれ。テルマ、チャムちゃんを連れて俺達は帰ろうか」
テルマ「え?い、いいんですか?バンさん達こっちに助け求めてますけど」
マーズ「無視だ、無視。自業自得なやつを助ける必要はねえよ」
マーズはテルマを押して海岸から離れていった
その後、海岸では男二人の叫び声が響いていた