ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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勇者達のクリスマス2

 

セーニャ「次は私ですね。ワクワクしますわ!では........あら?こちらは.......なんでしょうか?」

 

 

 

セーニャは箱の中から少しキラキラと光る四角い石を取り出した

 

 

 

グレイグ「むう、セーニャに渡ってしまったか。すまない、それは砥石なのだ。もう少し武器を使う者に渡ればよかったのだが」

 

 

 

 

セーニャ「グレイグ様からの物でしたか!ありがとうございます。私も槍の手入れに砥石を使っておりますが、随分と私の物よりも綺麗ですね」

 

 

 

 

カミュ「おお、これ少し前に出た高い砥石じゃねえか。中にオリハルコンが入ってて何回も砥げるっていう優れ物だったはずだぜ」

 

 

 

 

ラース「ああ、話には聞いた事あるな。中々手に入らないやつだ。よく入手したな、グレイグ」

 

 

 

 

グレイグ「武器は皆もよく使うからな。俺からは大した物をあげられないから皆の共通点を探したのだが、これくらいしか思いつかなかった。地味な物ですまないな」

 

 

 

 

セーニャ「そんな事ありませんわ!グレイグ様が私達を大切に思ってくださるからこそ、贈るためのプレゼントは悩まれたはずです。それにこのような立派な物をくださる時点で既にプレゼントとして素晴らしいと思います。私も大切に使わせていただきますね」

 

 

 

 

グレイグ「セーニャ.......ありがとう」

 

 

 

 

シルビア「じゃあ、次はアタシね!うふふ、アタシは誰からのステキな気持ちが入ってるのかしら?オ〜プンよ〜!..........あ!凄いわー!見てみて、たくさんのお酒のおつまみよー!」

 

 

 

シルビアは箱からいくつものイカ焼きやナッツの袋などを取り出した

 

 

 

数人「おお!!」

 

 

 

 

ベロニカ「あーあ、シルビアさんに行っちゃったかー。それは私からよ。ここは酒飲みが多いからね。カミュにおじいちゃんにラースにグレイグさん。一応シルビアさんも飲むし、イレブンやマルティナさんに当たってもラースやおじいちゃんがいるから外れないと思ってたんだけどね」

 

 

 

 

シルビア「うふふ、とっても嬉しいわ!お屋敷でパパやセザールと一緒に楽しませてもらうわね」

 

 

 

 

ベロニカ「ええ、そうしてくれると嬉しいわ。セーニャに行っちゃったらどうしようかと思ってたの」

 

 

 

 

マルティナ「ふふ、確かに。そうなるとセーニャのプレゼントがベロニカに行かなくてよかったわね」

 

 

 

 

セーニャ「あ!そうですわね!今まで気づきませんでした!」

 

 

 

 

ロウ「ほほ、セーニャらしいのう」

 

 

 

 

マルティナ「あ、それじゃあ次は私ね。私も楽しみ。..........あら、宝石だわ。結構大きいわね」

 

 

 

マルティナは中から親指くらいの大きさの青い宝石を取り出した

 

 

 

カミュ「俺だ。魔物から盗み取った中で最大の大きさのダイヤだ。売ってもよかったんだが、まあプレゼントにならちょうどいいと思ってな」

 

 

 

 

マルティナ「ふふ、カミュらしいわ。ありがとう、とっても綺麗。ぜひ飾らせてもらうわね」

 

 

 

 

イレブン「こんな大きな物が盗めたんだ。流石カミュだね。盗賊の腕、まだ鈍ってないんじゃない?」

 

 

 

 

カミュ「そうだな。どっかの相棒から偶に採取を頼まれるせいかもしれねえな」

 

 

 

 

イレブン「う......。い、いいじゃん、別に」

 

 

 

 

ロウ「なるほど。ちょくちょくカミュが城に来る理由はそのためでもあったか。さて、次はわしじゃのう。どれ.........おお!マフラーじゃ。この季節にはありがたいのう」

 

 

 

ロウは箱から白のマフラーを出した

 

 

 

セーニャ「あ、私です。手編みなので不恰好なのですが、よろしければ使ってください」

 

 

 

 

ロウ「ほほ、これはええのう。首元が寒かったんじゃ。これでバッチリじゃな」

 

 

 

ロウは早速マフラーを巻いている

 

 

 

しかし少し長かったようで二回巻いてある

 

 

 

セーニャ「あ!す、すみません!私、どなたのサイズに合わせればよいのかわからず、標準男性の長さで合わせてしまいました!」

 

 

 

 

ロウ「そんなの構わんよ。二回巻く事で簡単には取れんし、なにより暖かい。セーニャの優しい気持ちもこもっておるからのう。尚更じゃ」

 

 

 

 

セーニャ「ロウ様.....ありがとうございます。似合っておりますわ」

 

 

 

 

ロウ「そうじゃろう?わしの自慢のひげと同じ色じゃ」

 

 

 

 

ベロニカ「よかったわね、セーニャ。結構頑張ってたもんね」

 

 

 

 

セーニャ「はい。って、お姉様!恥ずかしいのであまり言わないでください」

 

 

 

 

グレイグ「ふっ、いいではないか、セーニャ。頑張ったからこそこちらにもセーニャの気持ちが伝わってくるのだ。恥ずかしがらなくていいぞ」

 

 

 

 

ラース「さて、次は俺だな。なにかなー.........ん?これ、シルビアのサインか!」

 

 

 

ラースは箱からサイン色紙を取り出した

 

 

 

色紙にはシルビアと綺麗に書かれてある。周りには雪だるまや星も散りばめられている

 

 

 

シルビア「大当たりよ〜!ラースちゃん!アタシからのプレゼント!今日のためだけに書いたクリスマス限定サインなの!これ一つだけしかないのよー」

 

 

 

 

ラース「へー、今日のためだけって中々凄いな。シルビアのサインや公演チケットは凄い値がはるからな。それでたった一つしかないとなるとプレミア物だな。シンジが泣いて欲しがりそうだな」

 

 

 

 

イレブン「え〜、いいなー、ラース。僕もシルビアのグッズとか結構集めてるんだよ」

 

 

 

 

ベロニカ「というか、あんたは私達関連の物が出ると大抵買ってるでしょ」

 

 

 

 

イレブン「うん!大事だからね!」

 

 

 

 

カミュ「デルカダールシャツに兄貴監修の限定菓子、俺が狩った魔物の毛皮で作られたコートとかもあったよな」

 

 

 

 

マルティナ「デルカダールシャツ、イレブン持ってるの!?一瞬で売り切れたのに!?」

 

 

 

 

イレブン「もちろん!四日前から店の前で待ってたんだから!」

 

 

 

 

ラース「俺の菓子のやつよく情報得たな。誰にも言わないで販売協力したやつなのに」

 

 

 

 

シルビア「毛皮のコートなんてあったのね。今初めて知ったわ」

 

 

 

 

カミュ「色々あったんだよ。大分話逸れたな。最後はグレイグのおっさんだぜ」

 

 

 

 

グレイグ「うむ、そうだな。だが、残りはイレブンだけだからこの中身もイレブンが用意してくれた物だろう。どれ.......おお!新しい足具か!」

 

 

 

グレイグは箱から赤い縦線が入った足防具を出した

 

 

 

イレブン「うん、鍛治で作ってみたんだ。火耐性が高いやつだよ。結構細かい装飾にも凝ってみたんだ。よかったら使ってみて」

 

 

 

 

グレイグ「うむ、ありがたく使わせてもらう。防具とは思えないほど軽いな。それでいて耐性もあるとは......流石は不思議な鍛治で作られただけはある」

 

 

 

 

セーニャ「イレブン様の鍛治には本当にお世話になりますからね」

 

 

 

 

ラース「だよな。あれ、俺も旅の時試したけど相当集中力と根気がいるよな。俺には無理だ」

 

 

 

 

カミュ「俺も駄目だったんだ。だからイレブンに渡して正解だったぜ」

 

 

 

 

イレブン「ふふ、ありがとう」

 

 

 

 




わかりにくいかもしれないので、一覧にしておきます

名前→あげた物→貰ったものの順です

イレブン 防具(グレイグへ) 料理本(マルティナから)


カミュ 宝石(マルティナへ) えっちな本(ロウから)


ベロニカ おつまみ(シルビアへ) ブレスレット(ラースから)


セーニャ マフラー(ロウへ) 砥石(グレイグから)


シルビア 色紙(ラースへ) おつまみ(ベロニカから)


マルティナ 料理本(イレブンへ) 宝石(カミュから)


ロウ えっちな本(カミュへ) マフラー(セーニャから)


ラース ブレスレット(ベロニカへ) 色紙(シルビアから)


グレイグ 砥石(セーニャへ) 防具(イレブンから)

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