ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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星夜祭

それから一ヶ月後、デルカダール城下町

 

 

 

グラジー

 

 

 

店の片付けが終わった後、ビルとマヤが話していた

 

 

 

ビル「そうか、楽しんでこいよ」

 

 

 

 

マヤ「うん!お土産買ってくるね」

 

 

 

 

マドリー「あら?どこか行くの?マヤちゃん」

 

 

 

 

マヤ「あ、マドリーさん。そうなんだ、明日から二日間故郷のクレイモラン王国に帰ろうかなって」

 

 

 

 

マドリー「そうだったのね。ふふ、そんな二日だけじゃなくてもっとゆっくりしてきていいのよ。マヤちゃんにグリー君はいつも働きすぎってくらいなんだから」

 

 

 

 

マヤ「いいの、ここの方が私は好きだから」

 

 

 

 

グリー「そういえばマヤさんってクレイモラン王国出身なんだったね。僕のいたナギムナー村とは正反対の場所らしいね。雪って一度でいいから見てみたいんだ」

 

 

 

 

マヤ「そうなの?珍しくもないよ、あんなの。結構邪魔だったりもするからね」

 

 

 

 

テルマ「俺も雪を実物で見た事ないですね。本や写真くらいしか」

 

 

 

 

チャム「ふわふわしてて冷たいんでしょ?」

 

 

 

 

マヤ「そうそう、積もると凍ったりして大変だけどね」

 

 

 

 

ビル「それならグリー、お前も行ってみたらいいんじゃないか?」

 

 

 

 

グリー「え?僕もですか?」

 

 

 

 

マドリー「そうよ!折角だからデートしてきなさい!マヤちゃんに故郷を案内してもらえばいいわ!」

 

 

 

 

グリー「えっと.......大丈夫?マヤさん」

 

 

 

 

マヤ「ま、まあ.......うん、いいよ。私もグリーがいてくれると少し楽しくなりそう」

 

 

 

 

グリー「(なんか歯切れが悪いマヤさんって珍しいな)無理しなくていいんだよ?僕は別に無理してまで」

 

 

 

 

マヤ「ううん、大丈夫。デートしよっか、グリー」

 

 

 

 

グリー「ふふ、わかった。あ、何が必要なの?」

 

 

 

 

マヤ「もちろん寒さ対策だよ。長袖やコート、少し深めの靴とかないと無理だよ」

 

 

 

 

グリー「ええ!?ぼ、僕そんなの持ってないよ」

 

 

 

 

マヤ「あ、そっか。ナギムナー村やここだと必要ないもんね。じゃあ明日行く前に少しグリーの分揃えないとね」

 

 

 

 

グリー「ごめん、マヤさん。手間かけさせて」

 

 

 

 

マヤ「いいの、いいの。それも楽しみにしておくね。それじゃあお疲れ様でしたー!」

 

 

 

 

グリー「お疲れ様でした」

 

 

 

マヤとグリーは出ていった

 

 

 

チャム「いいなー、グリーさんばっかり」

 

 

 

 

テルマ「仕方ないだろ、二人は恋人同士なんだ。今度機会があったら行ってみようぜ」

 

 

 

その後、デルカダール城 食事場

 

 

 

デルカダール王「ほう、グリーとクレイモランでデートか。よいではないか」

 

 

 

 

マヤ「うん。少し楽しみ!」

 

 

 

 

マルティナ「そういえばカミュから手紙でお誘いが来てたわね。確かブルームーンって書いてあったかしら」

 

 

 

 

ラース「そうだな、月が青く光る珍しい日だ。クレイモランで数年に一度しか見られない光景でクレイモラン王国でその日がやってくるとお祭りを開いていたな」

 

 

 

 

デルカダール王「そんな日があったのか。わしも知らんかったな」

 

 

 

 

マルス「月が青く光るの!?なにそれ!凄い!」

 

 

 

 

ルナ「私も見たい!マヤお姉ちゃん、私も連れてって!」

 

 

 

 

グレイグ「こら、ルナ。マヤはグリーとデートなのだぞ。あまり邪魔をするんじゃない」

 

 

 

 

ルナ「え〜......」

 

 

 

 

マルティナ「そうだわ!私達は忙しくて断ったけど、マルス達だけならカミュに任せてもいいんじゃないかしら?確かシルビアの公演もやってるってあったわね」

 

 

 

 

マヤ「確かに兄貴なら大丈夫だと思うよ」

 

 

 

 

ラース「なるほど。マルス、ルナ、カミュと一緒でもいいか?」

 

 

 

 

二人「うん!」

 

 

 

 

ラース「決まりだな。マルス、ルナ、お祭り楽しんでこいよ。色々やってるみたいだからな」

 

 

 

 

デルカダール王「しかし、カミュを信頼していないわけではないが一人で二人も面倒を見るのは大変ではないだろうか」

 

 

 

 

マルティナ「確かにそうですね。二人ともお祭りで騒ぐのはラースに似てますからね」

 

 

 

 

ラース「そ、そんな事ないだろ」

 

 

 

 

デルカダール王「グレイグよ、明日マルス達と共にお主もついてやってくれ」

 

 

 

 

グレイグ「わ、私もですか!?」

 

 

 

 

マルティナ「カミュとグレイグの二人がいれば大丈夫なはずだわ。マルス達をお願いね、グレイグ」

 

 

 

 

グレイグ「........了解しました。ラース、俺の分も頼んだぞ」

 

 

 

 

ラース「わかったよ。土産や祭りの雰囲気とか教えてくれよな」

 

 

 

次の日、デルカダール城下町

 

 

 

商店街

 

 

 

グリー「こ、こんな分厚いの履くの!?」

 

 

 

グリーは厚底のブーツを見て驚いている

 

 

 

マヤ「そんな大した事じゃないよ、グリー。これくらいないと今の靴だと雪に埋もれちゃうよ」

 

 

 

 

グリー「だって、暑くなるよ。コートだって服だってたくさん着てるのに」

 

 

 

 

マヤ「ここだと暑いと思うけど、あっちに着いたら気温は凄く変化するんだよ。ここよりも二十度くらい下がるよ」

 

 

 

 

グリー「そ、そんなに.......。デルカダールだってナギムナー村に比べたらかなり涼しい場所なのに」

 

 

 

 

マヤ「だからこのブーツは必須。次はマフラーとか耳当てとか買うよ」

 

 

 

 

グリー「まだ着るの!?」

 

 

 

その頃、デルカダール城 大広間

 

 

 

グレイグ「よし、ちゃんと着込んだな」

 

 

 

厚着をしたマルス達とグレイグが出かけようとしていた

 

 

 

マルス「暑いよ〜、グレイグさん」

 

 

 

 

ルナ「まだ脱いでていいでしょ?」

 

 

 

 

グレイグ「すぐ寒くなるからこのままだ、二人とも」

 

 

 

 

デルカダール王「それでは楽しんでくるのだぞ」

 

 

 

 

グレイグ「行ってまいります、王よ」

 

 

 

 

マルス「じゃあねー、じいちゃん」

 

 

 

 

ルナ「シロにも会ってくるねー」

 

 

 

 

 

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