ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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73.兄妹の殺し合い

黄金城

 

 

 

洞穴の先には黄金に光り輝くお城が出来ており、そこは壁、床など全てが黄金で出来ていた

 

 

 

マルティナ「何なのここ、ありとあらゆる物が金でできてるわ」

 

 

 

 

カミュ「ちっ、あまり金はもう好きになれねえんだ。さっさと皆を救い出して、ここから立ち去るぞ」

 

 

 

黄金城 奥地

 

 

 

金で出来た玉座には誰かが座っていた

 

 

 

カミュ「な!?.....マヤ」

 

 

 

 

マヤ「マヤ.....ダサくて貧乏臭い名前。今はキラゴルドって呼んでよ。....クソ兄貴」

 

 

 

それはカミュの妹、マヤだった

 

 

 

カミュ「マヤ、まさかお前が....」

 

 

 

 

キラゴルド「そうだよ。黄金病を撒き散らしてるのも、人間どもから宝を徴収してるのも、ぜーんぶこの俺キラゴルド様の仕業さ」

 

 

 

 

カミュ「くっ....」

 

 

 

 

キラゴルド「緊張しちゃって、そんなにビビるなよ、クソ兄貴。健気な妹らしく、これでも気を使ったんだぜ?大人しく黄金兵どもに捕まってれば、ペットにして死にたくなるほど可愛がってやろうと思ったのに。アハハハハ」

 

 

 

 

カミュ「お前が俺を恨むのはわかる。俺の事は好きにすればいい。だが、なぜこんな!?」

 

 

 

 

キラゴルド「はん!めんどくさいやつ。まあいいや、特別に教えてあげる。大樹が落ちたあの日、俺の身におきた魔王の奇跡ってやつを」

 

-----------------------

 

大樹が落ちた瞬間

 

 

 

風穴の洞穴

 

 

 

金のマヤの像の周りに黒い影ができ、謎の声がマヤに語り始めた

 

 

 

???「哀れな者よ。貧しさに苦しめられ、愚かな人間どもに虐げられ、あげく兄にまで見捨てられたか。

 

 

 

だが、貴様の中に渦巻く欲望と孤独と絶望こそ、この闇が支配する世界にはふさわしい。

 

 

 

我が名は魔王ウルノーガ。この新たなるロトゼタシアの支配者が貴様に戯れの力を授けてくれよう!」

 

 

 

そうするとマヤの金の像は闇の力に包まれると、金の像の姿から元通りになった

 

 

 

全てを金へと変える力を持って

 

-----------------------

 

カミュ「魔王ウルノーガ!あんのクソ野郎が!」

 

 

 

 

キラゴルド「クソなのはそっちだろ。この世界の誰も....兄貴でさえ、結局俺を助けてくれなかった。

 

 

 

でもいいんだ。ウルノーガ様のおかげで、俺はこうして復活できた。今じゃ黄金化の力も思いのままさ。あのバイキング共を手駒に変えたように、今度は俺がこの力で世界中のやつらをこき使ってやるんだ」

 

 

 

 

カミュ「やっぱり黄金兵共はお前が....それがお前の今の望みなのか?魔王の配下になってそんな事が!」

 

 

 

 

キラゴルド「アハハ!今さら説教しようっての?本当バカなクソ兄貴!ハア!」

 

 

 

マヤは闇に包まれ、恐ろしい魔獣の姿になった

 

 

 

カミュ「.....この5年間ずっと考えていたんだ。俺が生き残ってしまった意味。やるべき事を。マヤ、お前がそんな姿になったのも全て俺に原因がある。

 

 

 

なら!今ここでお前を倒す事が俺の贖罪だ!」

 

 

 

カミュは短剣をマヤへと向ける

 

 

 

キラゴルド「クソ兄貴とザコ勇者どもが偉そうに正義のヒーロー気取り?俺さえ救ってくれなかったやつらが今さら!

 

 

 

.....ああ、うざい。超うざい。くそくそくそっ、バカな兄貴も勇者も!みんなみんな!黄金にしてやるよ!」

 

 

 

鉄鬼軍王キラゴルドがあらわれた

 

 

 

シルビア「イレブンちゃん!バイキルト!」

 

 

 

シルビアはイレブンの体に緑色の魔法陣を描くと、イレブンの全身が緑色のオーラに包まれ、イレブンの筋肉がかなり増大する

 

 

 

イレブン「全身全霊斬り!」

 

 

 

キラゴルド「はあっ!」

 

 

 

ガキン!!

 

 

 

イレブンが向かってくるキラゴルドにパワーアップした全力の一撃をぶつけるが

 

 

 

ギリギリギリ

 

 

 

キラゴルド「っなあ!!」

 

 

 

ガン!!

 

 

 

イレブン「くっ!凄いパワーと固さだ!」

 

 

 

イレブンとキラゴルドは押し合ったのち、互いに後方へと戻された

 

 

 

キラゴルド「みんな八つ裂きにしてやる!」

 

 

 

キラゴルドはイレブン達の周囲を素早く回りながら、爪で無作為に切り裂いていく

 

 

 

全員「ぐっ....」

 

 

 

イレブン「!ここ!」

 

 

 

ガァン!!

 

 

 

イレブンが大剣を使いキラゴルドの進行を阻み、動きを止めさせた

 

 

 

キラゴルド「な!?」

 

 

 

グレイグ「ナイスだ、イレブン!鉄甲斬!」

 

 

 

バギィン!

 

 

 

キラゴルド「いっだあっ!!」

 

 

 

グレイグの勢いよく振りかざされた斧が固いキラゴルドの装甲を裂いた

 

 

 

ロウ「グランドクロス!」

 

 

 

ロウがその裂かれた場所目掛けて十字の攻撃を放つ

 

 

 

キラゴルド「そんなもの!」

 

 

 

しかし、キラゴルドは高く飛んで避けた

 

 

 

シルビア「グレイグ!バイキルト!」

 

 

 

シルビアはその隙にグレイグの体に緑色の魔法陣を描くと、グレイグの全身が緑色のオーラに包まれ、グレイグの筋肉がかなり増大する

 

 

 

イレブン「全身全霊斬り!」

 

 

 

イレブンは再びキラゴルドに攻撃を仕掛ける

 

 

 

キラゴルド「俺の黄金の力、見せてやる!」

 

 

 

キラゴルドが両手をイレブンとシルビアに向けた。それと同時にキラゴルドの体が怪しく黄金に光り出す

 

 

 

全員「!?」

 

 

 

キラゴルド「黄金になっちまいな!!ゴールドアストロン!」

 

 

 

キラゴルドはイエローオーブの力を解き放つ

 

 

 

パキパキパキ!

 

 

 

イレブン「あ.....」

 

 

 

シルビア「うそ.....」

 

 

 

イレブンとシルビアは黄金の像になってしまった

 

 

 

グレイグ「ゴリアテ!!イレブン!!」

 

 

 

ロウ「な、なんという事じゃ!」

 

 

 

キラゴルド「どんどんいくぜ!バイキルト!」

 

 

 

キラゴルドは自身に緑色の魔法陣を描くと、キラゴルドの爪が更に凶悪に鋭く伸びた

 

 

 

二人「!?」

 

 

 

グレイグ「一旦私達だけで凌ぎましょう、ロウ様!蒼天魔斬!」

 

 

 

グレイグがキラゴルドに攻撃を仕掛けていく

 

 

 

キラゴルド「邪魔だ!」

 

 

 

ガキン!!

 

 

 

グレイグ「ぐうっ....」

 

 

 

グレイグの斧の攻撃をキラゴルドは受け止めた

 

 

 

キラゴルド「雑魚が!!」

 

 

 

グレイグ「ぬおっ!」

 

 

 

キラゴルドは余裕そうにグレイグを弾き飛ばした。その時、キラゴルドの頭上に緑色の魔法陣が浮かび上がる

 

 

 

ロウ「ヘナトスじゃ!」

 

 

 

ロウがキラゴルドに衰弱化の魔法をかける

 

 

 

キラゴルド「ううっ、このジジイが」

 

 

 

キラゴルドの爪は少し縮み始めた

 

 

 

シルビア達はまだ金の像のままだ

 

 

 

キラゴルド「ジジイも黄金になっちまえ!!」

 

 

 

ロウ「!?」

 

 

 

キラゴルドは先程と同じくロウに手を向けた

 

 

 

グレイグ「させん!まもりのたて!」

 

 

 

グレイグがロウとキラゴルドの間に盾を構えて飛び込み、盾の前面に小さな光のバリアを作り出した

 

 

 

パァン!

 

 

 

キラゴルド「!?」

 

 

 

バリアが黄金化の力を防いだ

 

 

 

グレイグ「やはりそうか!石化と同じ類の物!ならば防げる!」

 

 

 

ロウ「助かったぞ、グレイグよ」

 

 

 

キラゴルド「な、なんだと....」

 

 

 

その時

 

 

 

パリィィン!!

 

 

 

シルビア「はっ!黄金が溶けたわ!」

 

 

 

シルビアの黄金が割れ、シルビアが動けるようになった

 

 

 

キラゴルド「な!?」

 

 

 

シルビア「こんな事しちゃうのなら悪いけど、アタシだって本気、出しちゃうわよ。はあああ!!」

 

 

 

シルビアは力強く声をあげて極限の集中状態になり、ゾーンに入った。

 

 

 

ちから みりょく 身かわし率があがった

 

 

 

シルビア「ほとばしる~、アモ~レ!」

 

 

 

シルビアはみりょくの力を指先に溜め、ハートの形にしてキラゴルドに放った。その大きさはいつもより数倍も大きく、キラゴルドを包むほどの大きさが放たれる

 

 

 

キラゴルド「なんだよ、これ!!うっ!」

 

 

 

バアアン!!

 

 

 

当たったハートが凄い音を立てて弾けた。その威力でキラゴルドはかなり奥へと押しやられる

 

 

 

グレイグ「ここまで大きいと......ハートとはいえ、最早恐怖だな」

 

 

 

パリィィィン!!

 

 

 

イレブンも黄金が割れ、動けるようになった

 

 

 

イレブン「僕も溶けた!全身全霊斬り!」

 

 

 

イレブンはすかさず、キラゴルドに向かって大剣を叩きつける

 

 

 

ズバァン!

 

 

 

キラゴルド「ぐぐぐ....」

 

 

 

グレイグ「蒼天魔斬!」

 

 

 

飛び退いたイレブンに代わってグレイグが斧で斬りつける

 

 

 

キラゴルド「ゴールドフィンガー!」

 

 

 

キラゴルドは倒れた姿勢から手に力を込め、大きな金色の球を作り出してグレイグにぶつけた

 

 

 

グレイグ「ぬうっ!」

 

 

 

グレイグは球に押し戻された

 

 

 

キラゴルド「さあ、やっちまいな!」

 

 

 

キラゴルドは増援を呼ぶと、黄金兵長が駆けつけてきた

 

 

 

ロウ「ベホイムじゃ!」

 

 

 

ロウはグレイグの体に緑色の魔法陣を描き、強い治癒の力をかけると、グレイグの傷が瞬時に回復した

 

 

 

シルビア「ほとばしる~、アモ~レ!」

 

 

 

シルビアは再び先程と同じく大きなハート形をキラゴルドに撃ち出す

 

 

 

キラゴルド「ふざけやがって!!壊れちまえ!!」

 

 

 

キラゴルドはハートに思いっきり爪で切り裂くと、ハートはバラバラになって砕けた

 

 

 

イレブン「全身全霊斬り!」

 

 

 

イレブンがその隙にキラゴルドに大剣を振り下ろす

 

 

 

キラゴルド「調子にのるな!ゴールドフィンガー!」

 

 

 

キラゴルドはイレブンの体にゼロ距離で金色の球を作り出して打ち出した

 

 

 

イレブン「ぐはあああっ!!」

 

 

 

ドガァン!

 

 

 

イレブンは強く壁に打ち付けられた

 

 

 

ロウ「イレブン!!」

 

 

 

ロウが急いでイレブンに向かおうとすると

 

 

 

黄金兵長「......」

 

 

 

黄金兵長がロウの前に立ち塞がり、キングダムソードを繰り出した

 

 

 

ロウ「ぬううっ!!」

 

 

 

シルビア「ロウちゃん!」

 

 

 

グレイグ「オノ無双!」

 

 

 

グレイグが斧を持って回りながら、黄金兵長に目掛けていく

 

 

 

黄金兵長「!?」

 

 

 

ガギン!

 

 

 

黄金兵長に当たったグレイグはそのままキラゴルドに向かっていく

 

 

 

キラゴルド「はあっ!」

 

 

 

ガン!

 

 

 

グレイグ「くっ」

 

 

 

しかし、キラゴルドはグレイグの斧を受け止めた

 

 

 

キラゴルド「ピオリム!」

 

 

 

キラゴルドはキラゴルドと黄金兵長に緑色の魔法陣を描くと、脚力強化の魔法をかけ、素早く動けるようになった

 

 

 

ロウ「グランドクロス!」

 

 

 

ロウは十字の攻撃をキラゴルドと黄金兵長に放つ

 

 

 

黄金兵長はたおれた

 

 

 

キラゴルド「ふん、こんなもの!」

 

 

 

キラゴルドは素早く横に移動して避けた

 

 

 

シルビア「ほとばしる~、アモ~レ!」

 

 

 

シルビアがそこに大きなハート形を撃ち出した

 

 

 

キラゴルド「もう効かねえよ!」

 

 

 

キラゴルドは再び爪で切り裂き、バラバラにした

 

 

 

キラゴルド「今度こそ八つ裂きにしてやる!」

 

 

 

再びグレイグ達の周りを素早く回りながら、爪で切り裂いていく

 

 

 

全員「ぐっ....」

 

 

 

イレブン「全身全霊斬り!」

 

 

 

キラゴルド「!?」

 

 

 

隅で動けなくなっていたイレブンが戻ってきた

 

 

 

キラゴルド「チッ!雑魚勇者はもう死んだんじゃねえのかよ!」

 

 

 

イレブン「僕はもう簡単にはやられない!渾身斬り!」

 

 

 

ガキン!

 

 

 

キラゴルド「クソ!」

 

 

 

キラゴルドはイレブンの大剣を受け止めると後ろに退いた

 

 

 

グレイグ「鉄甲斬!」

 

 

 

キラゴルド「な!?」

 

 

 

ズバッ!

 

 

 

キラゴルド「くっ....」

 

 

 

背後にはグレイグが既に回っており、キラゴルドの背中を勢いよく斬りつけた。

 

 

 

キラゴルドは地面に膝をつけている

 

 

 

ロウ「ベホマラー!」

 

 

 

ロウはイレブン達全体に緑色の魔法陣を描き、全員に治癒の力をかけて傷を治した

 

 

 

シルビア「ほとばしる~、アモ~レ!」

 

 

 

シルビアは倒れかけているキラゴルドにトドメとして、大きなハート形を撃ち出した

 

 

 

バアアン!!

 

 

 

キラゴルド「うああああ!」

 

 

 

キラゴルドの金の装甲が剥がれ、中から金の触手のようなものがあたりに襲いかかる

 

 

 

その中央にはマヤと黄色に光るイエローオーブがある

 

 

 

ロウ「いかん!完全に力が暴走してある!このままでは黄金病の呪いがとどまることなく広がりかねんぞ!」

 

 

 

ドスン!

 

 

 

ロウ「こっちにも来るぞ!」

 

 

 

 

シルビア「避けて、皆!」

 

 

 

仲間達の間に触手が襲いかかり、仲間達と離れてしまった

 

 

 

マルティナ「カミュ!イレブン!二人があっちに取り残されたわ!」

 

 

 

 

カミュ「くっ、仲間達と離れちまった!イレブン!平気か!」

 

 

 

 

イレブン「うん、大丈夫!それよりもマヤちゃんが!」

 

 

 

 

マヤ「あ......うああ......」

 

 

 

 

カミュ「これ以上俺のせいで、お前に罪を背負わせるわけにはいかない!マヤ.....お前は俺が....この手で....」

 

 

 

カミュは短剣を握った手を震わせながら何かを決めようとしている

 

 

 

マヤ「おにい.....ちゃ....」

 

 

 

マヤは苦しそうにしている

 

 

 

イレブンはカミュの前に立ちはだかる

 

 

 

カミュ「くっ....!イレブン、止めないでくれ」

 

 

 

 

イレブン「カミュ。そんな悲しい事はさせない!君はマヤちゃんをどうしたい?僕に言って、必ず力を貸すから。だって君の相棒だからね!」

 

 

 

イレブンは真っ直ぐカミュを見つめた

 

 

 

カミュ「.....イレブン。俺は....、...やっぱりマヤを助けたい!お前の力を貸してくれ!あいつは、この世界でただ一人の俺の妹なんだ!」

 

 

 

 

イレブン「うん!もちろんだよ!カミュ!」

 

 

 

 

マヤ「くる....しい、助けて」

 

 

 

マヤは助けを求めようと手を伸ばしている。しかし、金の触手がイレブン達を襲う

 

 

 

イレブン「カミュの行く手を邪魔させないよ!」

 

 

 

勇者の紋章を触手に向かって光らせる

 

 

 

ドスン!ドスン!

 

 

 

聖なる光を浴びた触手達は地面に落ちていった

 

 

 

イレブン「カミュ!」

 

 

 

 

カミュ「うおおお!!!」

 

 

 

カミュは勢いよく走り出し、触手を避けながらマヤに向かって飛ぶと、伸ばされた手を掴もうとする

 

 

 

バァン!!

 

 

 

しかし、透明な壁のようなものがカミュとマヤを遮る

 

 

 

マヤ「離れろ....このままじゃ.....兄貴が」

 

 

 

 

カミュ「うおおおお!」

 

 

 

カミュは体が金になりながらも透明な壁を貫通し、中にいるマヤの手を掴み引っ張り出すと、強く強く抱きしめた

 

 

 

マヤ「あに.....き」

 

 

 

 

カミュ「...........ごめんな、マヤ」

 

 

 

それだけを言い残すと、カミュの体は全て金になってしまった

 

 

 

全員「!!」

 

 

 

 

マヤ「!!あ........ああ...........」

 

 

 

マヤは動かなくなったカミュの金の像を抱きしめる

 

 

 

マヤ「やだ!!兄貴!俺は、兄貴と一緒にいたい!!喧嘩して、笑って、また喧嘩して、そんなろくでもないけど楽しい毎日に比べたら、貧しいのなんて、何でもない!

 

 

 

寒いのだって、ひもじいのだって我慢できる。だから兄貴!戻ってきてくれ!

 

 

 

兄貴がいてくれるなら!俺は!黄金なんて!もういらないっ!!」

 

 

 

その時、マヤの落とした涙がペンダントにあたり、清き力によりペンダントはバラバラになった

 

 

 

パリィィィン!!

 

 

 

するとキラゴルドの装甲も辺りにあった触手もなくなり、黄金になった魔物や人も元に戻った

 

 

 

マヤはその場に倒れるが、カミュが抱きしめる

 

 

 

マヤ「いししし.....まったく。バカ兄貴のせいで.....また、貧乏に逆戻りだ」

 

 

 

そう言うとマヤは気を失った

 

 

 

カミュ「マヤ!.....眠っただけか」

 

 

 

コロコロ

 

 

 

カミュの足元に黄色いオーブが転がってきた

 

 

 

カミュ「これは.....イエローオーブ」

 

 

 

 

イレブン「カミュ!よかったね」

 

 

 

イレブン達がカミュの元へやってきた

 

 

 

カミュ「へへっ!ああ!」

 

 

 

クレイモラン城下町 教会

 

 

 

神父「人知を超えた力を使った反動ですね。体力が完全に回復するまで、目は覚まさないでしょう。ですが、命に別状はありません。いずれ必ず意識を取り戻しますよ」

 

 

 

 

カミュ「ああ、ありがとな」

 

 

 

 

神父「目を覚ますまでは責任を持って私がお世話いたします」

 

 

 

クレイモラン城下町

 

 

 

カミュ「イレブン、世話かけたな。さっきキラゴルドを倒した時に手に入れたこのオーブはお前に渡しておくぜ」

 

 

 

イレブンはイエローオーブを取り戻した

 

 

 

カミュ「俺に課せられた預言は、全て本当だったってわけだな。マヤはここに預けておけば安心だし、俺はあいつのためにも新たな旅に出るぜ。

 

 

 

お前と魔王を倒す旅にな!これからもよろしくな!相棒!」

 

 

 

 

イレブン「うん!僕の隣は任せたよ!カミュ!」

 

 

 

 

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