デルカコスタ地方 キャンプ場
ラースはミルから貰った本と睨み合っている
ラース「あああ!上手くいかねえな!」
ラースは頭をかいている
イレブン「ラース、大丈夫?」
マルティナ「だいぶ参ってるみたいね。フォースって難しいのかしら」
シルビア「どういう力なの?」
ラース「簡単にいうと、属性を味方に付与するんだ。例えばファイアフォースなら味方の剣でも蹴りでも、炎の力を纏わせる事ができるんだ」
イレブン「なるほど。じゃあメラが弱点の相手にはファイアフォースを使うのがいいんだね」
ラース「そうそう、そういう使い方だ。他にも、アイスフォース、ストームフォース、ライトフォース、ダークフォースがあるんだ」
グレイグ「つまり全部使えれば、どんな敵にも弱点で攻撃できるという事か。素晴らしい力だな」
ロウ「それで、ラースは何に困っておるんじゃ?」
ラース「いや、一人にその力を使うことはもうできるんだ。ただ、仲間全体にフォースの力をかける事ができるのに、それが俺にはできなくてな。仲間を助けたいっていう心がコツらしいが、そんなもん当たり前に思ってるんだがな...」
セーニャ「ラース様、サラリとカッコいいこと仰りましたわ」
カミュ「焦んなくてもいいんじゃないか?急にやれなんてそりゃ無理な話だろ」
ベロニカ「そうよ、ただでさえ新しい力に戸惑ってるっていうのに」
シルビア「まあ頑張り屋さんなのはいいことだけど、ラースちゃん、大事なこと忘れてるわよ?」
ラース「ん?何がだ?」
シルビア「今日の料理当番はあなたという事よ」
ラース「げ!?マジか!忘れてた!すまねえ、皆!もう少し待っててくれ。今から作る!」
ラースは大慌てで本を閉じて準備を始める
マルティナ「ラース、私も手伝うわよ」
ラース「ありがとな、マルティナ。頼んでもいいか?」
マルティナ「任せてちょうだい」
グレイグ「むう...」
セーニャ「グレイグ様、どうかなさいましたか?」
グレイグ「セーニャか、いや、姫様とラースはいつもあんな感じなのかと思ってな」
セーニャ「ラース様とマルティナ様ですか?いつもあんな感じですわ。どちらも仲良しで、お互いの事を大切に思ってるのが伝わってくるようで羨ましいですわ」
グレイグ「うむ、ならばいいのだが」
その時、遠くから魔物が全員のいるところに穴を作り出した
全員「うわあああ!」
その穴に皆吸い込まれていった
謎の世界
ラース「う、うう....ここはどこだ?とりあえず、マルティナ、グレイグ、セーニャ、起きろ」
マルティナ「あ、ラース。ここは?」
ラース「わからない。俺も目を覚ましたらここだった」
グレイグ「う、何だ?ここは」
セーニャ「不思議な場所ですわ。他の方達はどこに?」
ラース「わからない、とりあえず皆を探さないといけないな。先に進んでみよう」
奥地
グレイグ「何かいるぞ、あれは魔物か?」
機械「ピピピピ、標的確認。メラで十分なダメージを与えて私を倒せ」
セーニャ「ど、どういう事ですか?」
機械「攻撃モード開始」
そういうと、機械は飛びかかってきた
マルティナ「な!急に襲ってきたわ!」
機械「ミサイル!」
機械からはミサイルが次々と飛んでくる
グレイグ「くっ!大人しくさせるしかなさそうだ」
ラース「メラでとか言ってたな!これでも食らえ!メラゾーマ!」
機械「不足!不足!とびかかり!」
機械は思いっきりぶつかってきた
セーニャ「きゃあ!」
マルティナ「メラゾーマじゃ足りないの?ラース、今こそファイアフォースよ!」
ラース「そうだな!マルティナ、ファイアフォース!」
マルティナに炎の力が纏った
マルティナ「ばくれつきゃく!」
機械「不足!不足!」
グレイグ「セーニャ、平気か?ベホイムだ」
セーニャ「ありがとうございます、グレイグ様。転んでしまいまして」
機械「レーザービーム!」
機械の目のような部分からレーザーが全員に撃ち込まれる
ラース「メラゾーマ!」
マルティナ「ばくれつきゃく!」
機械「不足」回転しながら突っ込んできた
グレイグ「鉄甲斬!」
セーニャ「ベホマラー!」
ラース「皆に!ファイアフォース!」
しかし、炎の力はグレイグにしかいかなかった
グレイグ「だめだ、ラース。俺にしかきていない」
マルティナ「ばくれつきゃく!」
機械「????」
マルティナ「駄目ね、炎以外は受け付けていないみたい」
機械は突っ込んできた
マルティナ「きゃあ!」
マルティナは転んでしまった
ラース「マルティナ!くそっ!」
グレイグ「スクルト!」
全員の守備力が一段階上がった
セーニャ「スクルト!」
全員の守備力がさらに一段階上がった
ラース「もう好き勝手させるか!!」ゾーンに入った!ちから、すばやさ、呪文の威力があがった
ラース「ファイアフォース!」
全員が炎の力を纏うようになった
セーニャ「!成功ですわ、ラース様!」
ラース「なるほど、この感覚か。よし!メラゾーマ!」
マルティナ「ばくれつきゃく!」
グレイグ「蒼天魔斬!」
セーニャ「さみだれ突き!」
機械「メラオーバー」ジュワー
機械は消え去った
ラース「はあ、何とかなった」
マルティナ「目の前の壁も消えたわね。あ!奥で戦ってるのイレブン達よ!同じ機械と戦ってるわ!」
壁があった先ではイレブンの姿が見える
グレイグ「俺達も救援に急ぐぞ」
機械「ヒャド不足」
ロウ「ぬう、これでも駄目かの」
カミュ「だああ!うざってえ!何なんだよ、こいつは!」
ベロニカ「ヒャドは今私とおじいちゃんしか使えない。でもそれじゃ足りないって言われる。どうしよう......」
シルビア「ハッスルダンスよ〜、そ〜れ!」
全員が回復した
ラース「皆、救援に来たぜ!」
イレブン「あ!ラース!この機械ヒャドで倒さないと無理みたいで、どうしよう」
ラース「任せろ!アイスフォース!」
全員が氷の力を纏うようになった
カミュ「!?これは、俺のブーメランが氷属性に」
ロウ「おお!これがフォースの力!出来るようになったのか!皆、行くぞ!」
その後
シルビア「やったわ!機械ちゃん、撃破よ〜」
グレイグ「む?段々眩しくなってきた」
光がなくなると、元のキャンプ場にいた
イレブン「あ、戻ってきた」
マルティナ「今のは何だったのかしら」
セーニャ「不思議な体験でしたわね」
ラース「だが、これで俺はフォースが使えるようになった。また作戦の幅が広がるな」
ラースはファイアフォース、アイスフォース、ストームフォース、ライトフォース、ダークフォースを仲間全体にできるようになった
次回から原作に戻ります