ダンジョンで赤龍を追うのは間違っているだろうか   作:たーなひ

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ついにクラウドくんのステータスが明らかになります。
今回は短いです。後書きはちょっと多めに書きます。


ジュラトドス全然狩らないね

ホームで朝食をとりながら、今日の予定を考える。

 

先日の"ヘファイストス様(装備を)視姦事件"以来、バベルに行けばまた捕まるんじゃないかと気が気じゃないのでダンジョンにすら行けていない。

今日までは適当にオラリオを散歩して過ごしていたが、とうとう殆どの場所を回ってしまったのでやることがない。

 

 

そんなことを考えていると、近くに座るティオナが話しかけてきた。

 

「そういえばクラウドまだランクアップしないの?」

 

「え?」

 

「確かに結構モンスター倒してるしランクアップしても良さそうよねー。」

 

言われてみれば、結構なモンスターを倒している。

こっちのモンスターはともかく、アンフェス・バエナはレベル6相当だからパーティで討伐してもかなり経験値は貰えるはずだ。

 

となると普通ならこれぐらいでレベルアップするのか…?

 

「まだ更新してないんだ。」

 

「えー、行ってきなよー!」

 

うーん行かない理由は無いしなぁ。

 

「そうだな。この後ロキの所に行ってみるよ。」

 

 

 

 

 

 

「ロキいるか?」

 

「おるでー。」

 

返事があったので入る。

 

「おぉクラウド、どないしたんや?」

 

「ティオナにランクアップしないのかと言われてな。」

 

ロキが顔をしかめる。

 

「まぁそうよなー。そりゃ結構偉業達成してるもんなぁ〜…」

 

「……誰には話してるんだ?」

 

「まずフィンやろ?んで今回の遠征終わってからガレスとリヴェリアには話した。」

 

「うーん……ランクアップした事にする方が良いのか?」

 

「まぁ……普通なら妥当な所やな。」

 

普通なら…ねぇ。

 

「フィン達の意見も聞いた方が良さそうだな…。」

 

「せやな…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局今日は、ダンジョンに行く事にした。

目的は特に無い。ちょっと小銭稼ぐぐらいの気持ちだ。

 

「お、ラウル。」

 

装備を整えて行こうとしたら、ラウルと会った。

ラウルとは前回の遠征で結構話したので仲良くなれた…はず。

 

「あ、クラウドさん、こんにちは!」

 

「これから暇か?」

 

「特に用はないっスけど、なんかあるんスか?」

 

「ダンジョンに行こうと思ってるんだが、一緒にどうだ?」

 

「マジっスか!?行くっス!すぐ準備してきます!」

 

言うや否やサッサと行ってしまった。

若いって良いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウルを誘ったのは、打算的な理由だった。

というのも、バベルに近づいて、もしヘファイストス様に見つかっても2人なら相方を生贄に切り抜けれるのではないか。

 

なんて思っていたのだが、杞憂に終わったようで何よりだ。

無事にダンジョンに着いたので、中層で小銭稼ぎを始める。

 

 

 

 

 

 

結構稼げたんじゃ無いだろうか。

あれからちょくちょく休憩を挟みつつ狩っていたが、結構な量のモンスターを倒した。

 

というか、ラウルが思っていたより優秀だった。

視野が広くて、判断も良いし落ち着いている。

フィンが指揮官に向いてるだかなんだか話していた事があったが、なるほどなと思った。

ただの雑用係だと思ってたごめんな。

 

 

 

地上に上がってギルドで換金を済ませると、結構な額になった。2人で山分けにしようとしたが、ラウルに渋られたので逆に6:4にしてやった。もちろん向こうが6だ。

 

なに?貰えないって?俺はレベル3だ。ファミリアとしては後輩だが、冒険者としても人生としても俺の方が先輩だ。先輩に恥をかかすのか?いいのか?

 

的な事を言ったら受け取ってくれた。最初からそうしとけばいいんだよバカチンがぁ!!!

 

 

後から聞けば、入団したての頃に、換金をちょろまかした事があったそうだ。

なるほどな。確かに一度金銭トラブルがあるとそうゆうのにもめっちゃ気を使うようになるよな。

毎回換金を任される時はイジられるようで、少しかわいそうだ。

いや、自業自得だな。うん。

 

 

 

そんなこんなでホームに到着。

ラウルと別れた後はシャワーを浴びてから夕食まで武具の手入れをして時間を潰した。

 

 

_______________________________

 

 

ラウルにとって、クラウドは近寄りがたい人物であった。

 

と言っても、どこぞの狼のような周りを寄せ付けない雰囲気ではなく、周りを常にレベル3以上が取り巻き、1人になったかと思えばフラフラと出掛けてしまう。

ティオナやティオネとの会話を見てみれば、会話は弾んでいるようだし社交的な感じなのはわかるのだが如何せん近寄りがたい。

 

そんな彼が自分に声を掛けてくれたのは、とても驚くことだった。

聞けば、「ダンジョン行くんだけど、どう?」ってことらしい。

 

レベル3の人とこうして関わる機会も少ないので、是非!と即行で用意をした。

 

 

 

ダンジョンでは、レベル3らしい立ち回りというか、危なげない感じで、流石だなぁという感じだった。

自分はまだレベル2なのだから頑張らねば!と奮闘した甲斐あって、結構な換金額になった。

 

換金と言えば、思い出される苦い記憶。

あれからラウルの座右の銘は、"品行方正"から、"換金ちょろまかさない。絶対。"に変わった(ウソ)。

 

討伐数も彼の方が勝っているのに半々で分かるなんて言い出したので渋っていたが、そこでなんと6:4という暴挙に出た。もちろんこちらが6である。

 

これには"換金ちょろまかさないマン"は黙っていられない。

金銭トラブルは不和を生み出す。どちらもが得をするように考えねばならない。

 

しかし、彼は言った。

 

「先輩からの温情が受け取れないと、そう言っているのか?俺に恥をかかそうなんて、いい度胸だな…。」

 

これには"目指せ理想の後輩マン"であるラウルもお手上げだ。

 

しぶしぶお金を受け取った。

 

レベル3の"壁"を感じた1日だった。

 

 

 

_______________________________

 

 

 

夕食後、フィンの書斎に幹部達とロキで集まる事になっている。

 

 

書斎をノックする。

 

「入ってくれ。」

 

「失礼するぞ。」

 

中に入るともう既に幹部3人とロキがいた。

 

「待たせたようだ。悪かったな。」

 

「いや、大丈夫だ。早速本題に入ろうか。」

 

「レベルアップの件だな?」

 

「そう。レベル6相当の階層主の討伐補佐、そっちの世界のモンスターの数体を討伐。

側から見ればランクアップしてもおかしくない偉業のはずだ。」

 

「側から見れば…の。」

 

「やはりこのまま上がらないのも不自然か…。」

 

「そもそも疑問なんだが、ランクアップするのにここまで考える必要があるのか?ちゃっとしてしまえばいいだろう?」

 

「そういうわけにもいかない。」

 

「なんで?」

 

「神の目に触れるやろ。」

 

さっきまで黙っていたロキが口を開く。

 

「ランクアップっちゅうのは偉業や。それだけで神会に取り上げられて神全員に周知される。神にでも問い詰められたら、ウソで塗り固められたクラウドの経歴は暴かれる。」

 

そうなれば神の大好きな玩具の完成や。そう締め括られた。

 

確かにそうだ。

ランクアップしましたよーってファミリアのみんなに報告するだけじゃなくて、ギルド、ひいてはオラリオ全土に報告することとなる、と。

 

 

 

「しっかし、ホンマ厄介やのぉ。」

 

「全くだ。」

 

「俺だって予想できなかったさ。

まさか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    恩恵を刻む事が出来ないなんて。」

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ステータスわかりましたねー。
なんと恩恵無し!と。一度も主人公に"恩恵が刻まれた"とは書いてないから嘘はついてないぞ。多分。ミスリードあったら隠滅しますので教えて下さい。

レベル0でもよくね?って思った理由と致しましては、まずハンターの身体能力が化け物であること、次に装備です。
一つ目の理由は、まあわかるでしょう。体絶対壊れないマンなんてチートですよ。ハンターは、不死者だった?
次に二つ目の理由の装備について。
まず防具。まあ古龍の素材使ってるし、チートやろ。
あと武器やけどこれもチート。壊れないんやから不壊属性ついてる上にハンターは砥石持ってるから切れ味も落ちない。これは紛れもなくチートですわぁ!
スキルは今作では炎王龍の加護とかそんな感じのだけしか発動してないと思って下さい。要はサラマンダーウールの上位互換的な。

こんだけ性能あるなら恩恵無しでも行けるがな。ってことでレベル0になりました。
もしこれにレベルアップで能力上がるとなると想像を絶しますね。



あと、暇だったので
「なんでオラリオにモンハンのモンスター出てくるんですかぁー?意味わからないんですけどー??」
とか思ってる兄貴たちのためにそれっぽい設定も考えてみました。

ムフェト・ジーヴァの能力は龍脈の操作。
ダンジョン内の龍脈を吸収して、自らの住みやすい環境に変えようとした結果、ダンジョンの龍脈にモンハンのモンスターのエネルギーが混じってしまい、そのエネルギーによってモンハンのモンスターが生まれることになってしまった。

みたいな。なんかそれっぽいよね。
出来るだけ"そうゆうもんだから"ってゆうご都合主義にならないようにそれっぽい理由付けはしていきたいです。




アンケートの取り方わからないんで教えてくれたら嬉しいです。誤字報告と共にお待ちしてます。
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