ドールズフロントライン ゴルゴダの処刑人たち   作:島塚 雄一

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(計画通り投稿できたので)初投稿です


第ニ話 訓練

 時間を見てみると速くも数時間が過ぎていた。ふと、顔をあげるといつの間にか気だるそうな表情をした茶髪の女がいた。気だるそうな顔をしてはいるがその目は確りと此方を見ていた。

 

「あんたは…もしかして」

「そう、ペルシカだよ。順調に動いているようだね」

「まぁ、な」

「よし、それじゃあ一応だけど運動性能について試験をしようか」

 

 ついてきて、といいペルシカは外へと出ていった。…どうやら壁だと思っていた部分は扉になっていたようだ。

 しばらく彼女についていくとかなり広い射撃場へと到着した。

「射撃テストでもするのか?」

「ご名答。じゃ、そこにある倉庫から自分の武器をとってきて始めてね」

「ああ、分かった」

 

 スティグマを結んであるからか、不思議と自分の武器についての詳細が分かった。

 HK417。7.62×51mmNATO弾を使用。姉妹銃の416との違いはハンドガードを留めているピンが2つであること。昔はマガジンの片面が透明になっているのが違いだったとの事であるが、WW3の何十年も前に416の方にも追加されその違いは解消されたらしい。本銃はA2モデルの16.5インチバレルを使用。RAS搭載のハンドガードを使用してはいるがアクセサリー類は未搭載となっている。…後で色々着けておこう。何故かそんな使命感に駆り立てられる。

 さて、肝心の訓練であるが内容としてはポップアップ式のターゲットを素早く撃ち抜くことのようである。極めてオーソドックスでー()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ー得意としているものだ。

 ブザーが鳴り、ターゲットが次々とポップアップしてくる。それを正確にかつ迅速に撃ち抜いていく。初めてこそキツかったと覚えてはいるものの、流石に慣れれば何てことのない作業である。だが、油断しすぎては射撃精度が低下し成績が悪くなってしまう。流石にそんな醜態を創造主の前で晒したくはないので、適度に気を引き締める。

 頭部中央に当たるように狙い、トリガーを引いたら空かさず次のターゲットに狙いをつけ、再び同じ行動をとる。だが、こなしていく内に段々と出現迄の時間が短くなっている。成る程、飽きさせないようにするための工夫がソコソコは採られているようだ。良い時代になったものだと感慨深いものを感じる。されど、本質は変わらず。段々と早くなってはいるが作業であることに何ら変わりはない。しばらくすると全ターゲットを撃ち抜いたことを知らせるブザーが鳴った。全体的には悪くないもののアングルフォアグリップをつけるのとホロサイトと2倍か3倍のブースタをつけてグリップを換えて…あと、ストックも換えてグリップも換える必要がある。

 表示されたリザルトを見ると平均得点を大きく上まったスコアであった。我ながら上手いものである。しかし、ランキングの方だと俺のスコアに並ぶものや少し上回るものも居たようで流石は人形であるな、と感じた。

 

「ま、良いんじゃない?」

「しかし、ランキングを見る限り俺を上回る高得点の者も少なからず居るようだ」

「ふーん。ま、いいや。次いこ」

「いや、待ってくれ。次とは何だ?予定にないぞ?」

「早速だけど君には他の人形を率いてもらうの」

「そんなのインプットされてなかったぞ(聞いてないぞ)!?」

「計画自体が極秘事項だったしね。でも、これ当初の計画通りだから黙っててね」

 

 もう一言二言言いたかったが向こうにどうやら操作されたらしい。口を開くことすら出来なくなってしまった。身振り手振りで不満を表そうとしてみるも、動きが煩いとそれすら封じられてしまった。こうなってはどうもできないので、仕方ないと思いつつ連行されていくのであった。




これ書くのホント辛かったぞ…
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