GATE 不屈の艦 彼の地にて斯く戦えり   作:aroma moko

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前回幹部同士の交流と
書いてしまったが…

申し訳ありません、そこまで辿り着けません
でした。その一歩前をお楽しみください


接近

 

 

 

デュマ山脈 麓

JGSDF・UNSC

シエラ092ジェローム

 

「大丈夫か?キャプテン・ジェローム」

「何も問題ありません、カッター艦長」

 

軽く頷いた後に耳に手を当て

通信を開始した。

 

「ソフィア少尉、現場に到着した…

わかった……そうか、通信終了」

「艦長」

「ジェローム、アンダース教授からだ」

 

艦長は手元にあるPADを操作し

こちらに手渡してくる。

 

指で軽く触れると空中にアンダース教授

の上半身が投影された。

 

『おはようジェローム』

「おはようございます、教授」

『早速だけど貴方の通信にあった

未確認勢力、陸上自衛隊について

わかった事があったわ』

「自警団ですか?それとも…反乱軍でしたか?」

もし反乱軍だった場合は皆殺しにしなければ

ならない

『そのどちらでも無いの』

…自警団でも反乱軍でも無い?

「どういう事でしょうか」

『彼らの名乗った陸上自衛隊と言う組織は

たしかに存在するわ…500年以上前の極東にね』

……

………

「どう言う事でしょう?」

『そのままの意味よ…私だって頭痛いんだから』

ホログラムの教授は頭に右手を当て振っている

「艦長」

「あぁ…どうやら彼等と話をしなければ

ならないようだな」

 

カッター艦長が顔を向けた方向を見ると

未確認…いや陸上自衛隊員がこちらを

見ていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「伊丹隊長…あれって」

「言うなよ倉田…それ以上は言うなよ!頼むから」

 

…頭いてぇ…なんだよアイツら…エイリアンか?

なんで怪異共がいる異世界に空飛ぶ飛行機もった

超文明が存在するんだ…

 

「参っちゃうなぁ…」

「伊丹隊長」

「おやっさん…どうだった?」

「…その…待機しろと…」

「…でしょうねぇ…」

 

自衛隊はもちろん政府だって確認して

いない国外の組織らしきものを特地で

発見…また頭痛くなってきた

 

「倉田〜」

「なんですか〜」

「頭痛いんだけど痛み止めない?」

「あるわけないでしょ…黒川さんに

もらってきたらどうです?」

「……そうするわ」

 

 

現場に立つ隊員が頭を抱えている時

上層部も同じように頭を抱えていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここ、アルヌス駐屯地では戦闘時よりも

慌ただしくなっていた。

 

その原因は1つ

 

伊丹達第3偵察隊の報告してきた

『国連らしき勢力を特地にて確認』の

一報だった。

 

この報告が入ってから五分と経たずに

狭間陸将に報告された。

 

「…これは本当か?」

「えぇ…三度、聞き返しましたが

間違いないと…」

 

狭間の目の前にいる柳田二尉も

気難しそうな顔になっていた。

 

…私もだろうが

 

「…防衛大臣にお繋ぎしてくれ」

 

 

 

 

長い長い説明の後、得られたのは

彼等を駐屯地まで連れて来いという

命令だった。

 

「…柳田二尉、すぐに応接間の用意を、

外務省から菅原と言う外交官がこちらに

来るそうだ…こいつは長くなるぞ」

「はっ!」

 

厄介な事になりそうだ…

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『と言う訳で…彼等を連れて来い』

「わかりました…避難民はどうしましょう」

『…少し待て』

 

高機動車内の無線子機を握りながら

窓の外に目を向ける。

 

履き潰された遺体や焼死体を

埋める隊員達の姿と、至る所にいる

黒尽くめの兵士達と緑の巨人…

 

…正直言えば伊丹の感が言っている。

『あれは俺たちの知る国連の組織じゃ

ない』と、しかしそんなことを言う訳

にもいかず、上にすべて投げた。

 

(狭間陸将!すんまっせん!)

と、心の中で上官に謝っていると、

手元の無線子機からピープ音が鳴った

 

『人道的観点から駐屯地に連れてくる許可

が降りた。とりあえず連れて来い』

「了解、通信終わり」

 

…UNSCとやらに話かけるのって…

俺しかいないよなぁ…

 

…おやっさんだけ付いてきてもらうか

 

コダ村からの避難民や道中拾った

ゴスロリ少女に身振り手振りと

カタコトの特地語でここで待てと

伝えた後に桑原陸曹を呼び、彼等の

方へと歩いて行く。道中何度か黒尽

くめの兵士達とすれ違ったが彼等は

こちらをバイザー越しに見るばかりで

挨拶もしてこなかった…怖い

 

バイザー越しに見られるのって結構怖いのね、

俺初めて知ったよ

 

そうして辺りを見ながら先ほど話した

肩に赤いラインの入った緑色の兵士の

もとまで歩いて行くと、

 

先程空から降りてきた飛行機の中から

出てきた男性を見つけた。

 

グレーを基調とした軍服を着用して

帽子を被り、白い髭を蓄えた威厳のある

男性だ。

 

とりあえずぺこりと頭を下げる

すると向こうも軽く頭を振り、

口を開いた

 

「話はジェロームから聞いている。

私はUNSC海軍スピリットオブファイア

艦長のジェームズ・G・カッター大佐だ、

よろしく、伊丹中尉」

 

…まさかの艦長さんだったよ…って

 

「失礼しました!陸上自衛隊伊丹耀司

二等陸尉であります!」

「同じく桑原悠一郎陸曹長であります!」

 

2人してビシッと足を合わせ最敬礼を行った。

カッター大佐はそれに答礼した後

耳元に手を当て何かを話している…

と言うか聞き間違えじゃなければあれって

英語だよな?

 

「伊丹中尉、我々は今からそちらの基地に

向かいたいと思うのだが…どうかね?」

「はい、我々も同行をお願いする為に

こちらに伺いましたので」

 

向こうから希望してくるなら万々歳だな。

早速付いて来て…あ

「そちらの移動手段についてですが」

 

先程手助けしてくれたジェローム達の

車両は火達磨になり、至る所から黒煙と

火花が散っている状態だし。

あの乗ってきた飛行機に乗るのかな?

 

「あぁ、心配無い…既に真上にある」

 

そう言いカッター艦長が上を指差す。

俺とおやっさんも釣られて上を見ると

 

何もない綺麗な空だと思っていたのは一瞬。

遠くの方に黒い点が見えた、それはぐんぐんと

大きくなり、気付くと俺達を覆っていた。

 

「な…え?」

 

先程まで照つける太陽が俺たちを焼いていたのに

今は日陰だ。

 

「ご苦労だった、今から戻る。迎えの機を

寄越してくれ…伊丹中尉達も来ると良い、

治療と食事の準備をしてある」

 

突然巨大な物体が真上に現れた

衝撃によりパニックになっていた

俺は「はい」と言うしかなかった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あの後、カッター艦長が周囲にいた

黒尽くめの兵士達に遺体の埋葬を手伝え

との命令により早く遺体の埋葬が終わった

俺たちはその時を待っていた。

 

倉田は頬から冷汗を流し、栗林は周囲に…

辺りの兵士達に忙しなく目線を向けている。

おやっさんや勝元なんかの隊員達は唖然と

目の前に浮かぶ物体に目を向けている。

 

俺は落ち着き始め、浮かぶ物体を観察

する事が出来るようになっていた。

 

と言っても、日陰のせいで黒いとしか

分からないが。

 

「隊長…俺達は一体何と遭遇したん

ですかね…」

 

「わかんないけど…まぁ…話が通じる

だけでもいいじゃないか」

 

彼等が何者かは分からないが…

まぁ…分からなくても良いか。

 

 

 

 






スパルタンⅡに施された肉体改造

1.炭化セラミックの骨化:
先進的な素材:骨折を防ぐ為、先進素材である炭化セラミックを骨格構造に移植する。

リスク:移植される量が骨格の総量の3%を越える場合、著しい白血球壊死を引き起こす。また対象が思春期前後の年齢である場合、骨の液状化などの極めて深刻な症状が発生する可能性がある。

筋肉増強の注射:
タンパク質複合体を筋肉に注入し、細胞の密度を高め乳酸の回復時間が短縮する。
リスク:5%の確率で致命的な心臓容積の増加が発生する。

甲状腺インプラント:
ヒト成長ホルモンの分泌を促す触媒を入れたプラチナペレットを甲状腺に移植し、骨格と筋肉組織の成長率を高める。
リスク:稀に象皮病が発生。性欲の抑制。

頭毛細血管の反転:
感光性細胞である網膜の桿状体と、円錐体の下にある毛細血管の流れを押し上げて視力を強化する。
リスク:手術に伴う拒絶反応による、網膜の除去と剥離による永久的失明。

神経樹状突起の加工超伝導:
生体電気の伝達に用いる神経を、人為的に加工された素材に置換する。反射神経は300%の向上が見込まれ、知能・記憶力・創造性の著しい向上も期待できる。
リスク:深刻なパーキンソン病とフレッチャー症候群となる恐れがある。


以上の改造を施された75名のスパルタンⅡ達は
33名しか生き残ることが出来ませんでした。

しかし、33名のスパルタン達に
『ミョルニル』という戦闘用アーマーを
着用させる事により、無敵の兵士を
作り上げる事に成功しました。

ミョルニル・アーマー
機能

装甲は特殊合金の多層構造で、表面はエネルギー兵器を拡散するコーティングが施されている。装甲内部にはジェル層があり、衝撃を吸収するため、2000m以上の高さから落ちても無傷で済むこともある。
全身を包むエネルギーシールドは、銃弾・プラズマ兵器・ビーム兵器・打撃のいずれに対しても完全な防御を行う。キャパシティには限界があるが、しばらく安定した状態が続けば、再び完全な状態まで回復できる(オート・リチャージ)。

ある種のパワーアシストがあり、60tの重量があるスコーピオン戦車を一人でひっくり返せる力がある。またその重量にもかかわらず、走力やジャンプ力でも一般兵士に劣らない。アーマーの動作は神経回路インタフェースにより、思考と同じ速さでコントロールされる。
HUDには銃の種類にかかわらず常に照準が表示されており、正確な射撃をサポートする。
銃火器の残弾やバッテリー残量を解析し、表示する。

モーショントラッカーにより、周囲360度の動く物体を探知できる。更に、その敵味方も判別できる。

暗所で使用するフラッシュライトを内蔵している。

背中には武器を装備するためのマグネットがありくっつけるように装備できる。


お値段は当時の小型宇宙艦艇1隻分


これらのアーマーを装着したスパルタン達は
地上戦では負け知らずでした。

彼等と戦っていた敵対勢力(コヴナント』は
スパルタンと人類は別の種族だと思い込んで
いたくらいです。

コヴナントの1勢力であるサンヘイリ族、
通称エリート族はスパルタンと戦い討ち
取れば最高の名誉、死ねば2番目に名誉な
事だと思っていたようです。
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