やっと目を覚ましてくれた、気付いたら私の目からは涙が溢れていた。
「剣心ごめん、私…………………私………………………」
としのぶは剣心の顔を見れず俯いてしまう。
「しのぶ、顔をあげてくれ実弥さんにも言ったがオレはあの判断が正しいと思う」
「剣心…………………………わかった」
「わかってくれればいい」
「あの!!!剣心一つ頼みがあるの?」
「ん??何だ??しのぶ?」
「私に剣を教えてほしい!!効率よく毒を鬼に打てるようにそれにあいつを倒す為に」
「………………………………わかった、明日から時間がある時は此処による」
「あらあらしのぶったらそんなに喜んじゃってうふふ」
「おいぃカナエそんなに妹を、いじめんなよぉ」
「姉さん、義兄さんいつから其処に??」
「「剣心ごめんってとこから」」
「最初からじゃないのよ!!!!!!!」
その後は、煉獄、義勇、真菰が見舞いにきてくれた。その日の内に任務に戻ろうとするもしのぶに止められ次の日からの復帰となった。
剣心は、一人蝶屋敷の縁側で夜空を見ていたら真菰が近づいてきた。
「……………真菰か」
「緋村君、隣いいかな??」
「好きにするといい」
「凄いね、緋村君皆君の話題で持ち切りだよ!同じ同期として鼻が高いな!!」
「そんな事はない、真菰も甲の隊士だろ?それに新しい派生の呼吸も大分形になってきただろ?」
「うん、派生を作るって言ったら義勇がいじけるから大変だったけどね」
「……………………………………それは」
「ねぇ、緋村君!!明日朝一に私と手合わせしてくれないかな??」
「オレと??」
(しのぶとも約束しているがまぁいいだろう)
「うん、新しい派生の呼吸を緋村君に一番に見てほしいんだ!!」
何故オレ??と剣心は考えたが口に出したらまずいと考え気にしないことにした。
「では、明日の朝一」
「うん!!!よろしく!!緋村君!!!!」
と真菰は笑顔で屋敷を後にする、その様子を一人の少女が拳をブンブンと動かしながら見ていた。
翌朝剣心と真菰は庭で木刀を持って向かいあっていた。
「行くよ!!!緋村君!!!!」
「ああ」
と真菰は呼吸をしながら剣心へと剣を振る。
「雲の呼吸、肆ノ型、高積雲!!」
高速の連続突きを剣心に放つ真菰、それを剣心は木刀の柄を使い全て防ぐ。
「嘘????、流石鬼殺隊最強だね!なら雲の呼吸、漆ノ型、積雲!!」
高速の突き変化をつけながら再び剣心に放つ。
(此れが、真菰の剣技かなるほど…………これなら近い内に柱に任命されるな)
と考えながら剣心も型に入る。
「龍の呼吸、壱ノ型、龍槌閃!!」
瞬間真菰の前から姿を消し、上空から剣を振り降ろし真菰の木刀をへし折る。
「悪くない……真菰まぁ相手がオレと言うのもあるがその…………」
「大丈夫だよ!!!そんな事気にしないで!!私がお願いした事なんだから!!」
「そうか、すまんな上手くできなくて」
「また手合わせしてね!!!なら私は、行くから!!!」
「あぁ」
「朝からそんなに元気なら私の稽古にも付き合って貰おうかな、蟲の呼吸、蝶ノ舞、戯れ」
「おっと、しのぶ不意打ちはどうかと思うぞ」
連続攻撃を剣心に放つがひょいと躱されてしまった。
「このまま今日の稽古始めましょ!!!」
「何かしのぶ、お前怒ってないか??」
「べっ別に!!!!!続き行くわよ!!!!」
その日からしのぶとたまーに真菰と手合わせが日課になっていき、メキメキと力をつけた。二人は柱に任命される事となった。
柱合会議、その場には柱と呼ばれる剣士がいた。
岩柱、悲鳴嶼行冥 、蛇柱、伊黒小芭内、風柱、不死川実弥、炎柱、煉獄杏寿郎、水柱、冨岡義勇、音柱、宇髄天元、龍柱、緋村剣心、の七人だ、この前までは旧姓胡蝶カナエが花柱を務めていたが先の戦いで戦線を退き今現在は、七人だった。
「不死川!!!!あれから!奥方殿の調子はどうだ??」
「ん??あぁおかげで日常生活は、支障なく過ごせる様になったぜぇ」
「まさか胡蝶めが不死川とありえないな」
と煉獄と不死川の会話を聞き小言を言う小黒
「んぁ??なんか文句でもあんのかぁ??伊黒????」
「南無……………………嗚呼二人の男女が夫婦になる実に尊い」
「まさか胡蝶が目を覚ますと同時に告るたぁ派手派手じゃねーか!!!」
「所で煉獄、今度貴様の継子と手合わせをしてやりたいのだが」
「ん???あぁ!!!いいぞ!!!伊黒!!!甘露寺も喜ぶ!!!!」
と話してる中、義勇と剣心はボソボソと会話をしていた。
「緋村、真菰が世話になったみたいだな、やはりお前だ」
「たまたまですよ、義勇さんそれにオレは真菰の、面倒は見ません何故なら」
「あぁそうだな、緋村………………」
「よぉ剣心、たまにぁオレとも手合わせしろ」
「ん???それはずるいぞ!!不死川!!!!!!オレも緋村と戦いたい!!」
と騒がしくなってきた所で双子の幼子が。
「「お館様の御成です」」
と一同静まり帰り、即座に膝をつき頭を下げる七人。
「半年振りだね皆、カナエの事は剣心礼を言うよ、君のおかげで彼女は助かった」
「いえ、結局上弦、壱、弍を逃した事にはかわりありません」
「ふ、君は相変わらずだね、剣心安心したが今回の件は誇るべきだ他の者もそう考えている」
とお館様が他の六人を見ると静かに頷いていた、それを見て剣心は思わず微笑んだ。
「それに今日は、新しい柱の顔合わせの日でもあるんだ二人共入っておいで」
と二人の女性がお館様の隣に移動し正座の姿勢になり、頭を下げる。
「この度は、蟲柱の称号をいただきました胡蝶しのぶと申します。お見知りおきを」
「この度は、雲柱の称号をいただいた、鱗滝真菰です!皆さんよろしく!!!」
「この二人に、新たに柱となってもらうことにしたよ皆いいかい?」
七人全員静かに頷く。
「更に他にも優秀な隊士がちらほらいるみたいなんだ、十三歳の子供らしいが凄腕らしいそれに杏寿郎の継子も中々と聞く」
うぬ!!と頷く杏寿郎、何故か赤い顔をする伊黒。
「嗚呼戦える隊士が増える事は実にありがたい」
「オレは柱を、…………………離せ緋村」
「義勇さん貴方の話しをわかるのはオレと真菰だけ何ですから」
「全く義勇は、相変わらずだね!!」
「ですね、冨岡さんそんなだから皆に」
「オレは嫌われてない」
「こらしのぶ、義勇さんの方が先輩なんだから」
と剣心、義勇、しのぶ、真菰も雑談を始めるが。お館様が人刺し指を口に当て皆を静かにさせる。
「このまま優秀な、隊士も増えるようなら最悪柱の籍を増やす考えもある」
「それはいいですね!!お館様!!!派手派手じゃないですか!!!」
「それは皆の活躍にかかっていると考えている、十二鬼月の動きも気になる今後の皆の活躍を期待しているよ私のかわいい子供達」
九人全員が、御意と、返事をし柱合会議は終了となる。
「しのぶ」
「どうしたの???剣心???」
「無理はするな……………それとあのカナヲお前の継子にする気か?」
「わかってるは、剣心でもそれはこっちの台詞だわ!そうねカナヲは才があるから」
「そうか……………しっかりお前が導いてやれ」
「おぃ剣心、カナヲはそんなにやわじゃねぇぞ」
「実弥さん、わかってます貴方が誰よりも、心配してるって事は」
「うるせぇ」
と顔を真っ赤にしながら去っていった不死川だった。
「緋村君、あらためてよろしくね!!」
「あぁよろしくな、真菰」
と挨拶を、すると真菰も任務へと向かっていった。
「緋村…………………………………遠いぞ」
「ですね、はやめに行きましょう今回はよろしく義勇さん」
義勇と剣心これからとある山に向かう。
僕はね勝気な、しのぶさんが好きだったんだ。
次回原作??開始です。
コショコショ噂話
たまーに剣心は、カナヲに稽古をつけたりしてた地味に懐いているとか