健気な思いと剣心の賭け
「吹雪いてきましたね、義勇さん」
「オレは……………………苦手だ」
「寒くなってきますからね……………………この辺りでしょうか?」
龍柱、緋村剣心、水柱、冨岡義勇今この二人はとある山にきている鬼が出たと言う情報を得た為だ今回二人での任務になった理由は突然鬼がその山に現れた為だ、今迄なら縄張りを作り活動をするのが鬼の基本だろうその為念には念をの考えで柱を二人派遣する事となった。
それから一晩剣心と義勇は手分けして山の探索を行ったが鬼を見つける事ができなかった。
オレはある小屋を見つけた、その中を覗くと全員食い殺されていた。
(……………恐らくは鬼の仕業か、ん??この足跡は……)
剣心はその足跡を追うことにした。
「頑張れ、禰豆子鬼に何てなるな!!!!!」
(何でこんな事に、オレが家に帰ってれば)
と今にも、少年が食われようとしたその時、一人の剣士が刀を振り下ろしてきた。
「何故お前は……そいつを庇った??」
(何だこの人は???、それに手に持ってるのは刀??まさか禰豆子を)
「オレの妹何だ!!!禰豆子は!!!」
「……………妹か……………違うなそいつは鬼だ」
と言いながら剣心は即座に兄から鬼となった妹を奪い取る。
「なっ、やめろ!!!妹を殺さないでくれ!!!!お願いだから」
「ならば、何故お前はオレに向かって来なかった?」
「………………………それは」
「それに此処でコイツを見逃せば大勢の人が食われるだろう、だから此処で斬る」
「禰豆子は人を食ったり何かしない!!!オレがさせないから!禰豆子を人間に戻してみせるから」
と少年はいわゆる土下座の構えになる。
「だからお願いします、禰豆子を殺さないで下さい」
「断る!!!!!オレは鬼を斬る!!!嫌なら力づくで止めてみせろ!!」
と剣心は、鬼になった妹に刀を突き刺す。
「やめろ!!!!!!!!!!!」
少年は斧を片手に剣心に向かって突っ込んでいき、振りかざすが当たる筈もなく空を斬るだけだった。
「終わりだな……………………」
と剣心は、少年の背後に周り込み手刀を首筋に当て気を失わせようとする。
(ごめん…………………………………父さんオレ守れなかった)
「炭治郎、どんな時でも諦めてはいけないヒノカミ様はいかなる時でもお前を助けてくれるよ」
「…………………………………………………父さん」
「さぁ炭治郎息を整えてヒノカミ様になりきるんだ、そうすれば守れるきっとね」
「父さん…………………………ありがとう」
(なっ、耐えただと…………………コイツは)
「此処でやらなげれば、禰豆子を守らなくては、ヒノカミ神楽、円舞!!!!」
少年は緋村の手刀に耐えただけでなく、攻撃を仕掛けてきた。
(此れは、全集中の呼吸???しかも何だ??この型は見切れん)
と剣心は妹を持ったまま攻撃を躱すが何と服が斬られていた。
「………………………何だ??今のは??」
(ぐっ、体が軋むでもこのヒノカミ神楽なら戦える!!!)
再度少年は剣心に向かって斬りかかるが。
「二度はオレには通じない……………」
少年の攻撃を躱しながら背後に周り込み今度は鞘で攻撃をする。ようやく気を失ったようだった。
(この手応え、コイツ……………頭硬いな)
と考えていると、妹が剣心の拘束を振り解き兄の元へと駆け寄る。
(しまった、食われる)
其処で剣心が目の当たりにしたのは。
(守る所作だと………………………………鬼が??)
と妹が襲ってくるのを、剣心は兄と同じく鞘で頭をうち気絶させる。
「ふう………………………………さてまずは義勇さんいるんでしょ??」
と辺りに声をかけると物陰から。
「そいつ等をどうするつもりだ??緋村」
「この二人はオレが見ます、取り敢えずは屋敷に連れていきます」
「鬼を庇ったら、隊立違反になるぞそれでもか??」
「はい……………………オレはこいつ等兄妹に賭けてみたい」
「わかった、緋村がそう言うならオレも乗ろう」
「ふっ、物好きですね義勇さんは」
「お館様への報告はオレがする、後は任せろ」
と二人が話し込んでいたら。
「炭治郎、置き去りにしてごめんね禰豆子を頼むわね」
「あれ??此処は???禰豆子は??」
と炭治郎が辺りを見ると、横に寝かせてある禰豆子を見てホッと息をならす。
「目が覚めたか」
と炭治郎が声のする方を見ると一人、人が増えていた。
「俺たちは鬼殺隊と言う組織に所属している、名は緋村剣心」
「冨岡義勇」
「あの、オレは竃門炭治郎です!こっちは妹の禰豆子!!」
と自己紹介をしたら緋村と言う人がある提案をしてきた。
「炭治郎、鬼と共に生きていくのははっきり言って難しいだろうだが人に戻す方法もあるかもしれん」
「はい」
「今二つの選択肢があるお前は此処で一人で暮らし妹は此方で保護する」
と更に緋村は言葉を続ける。
「もう一つは鬼殺の剣士になる事だ、鬼の始祖を探し出しそいつに人に戻れる方法はないかを聞き出す此れがもう一つの道だ」
「なります!緋村さん!!オレは家族の仇をそして妹を人間に戻す為にも」
「そうか…………義勇さんお館様への報告お願いします、後からオレも報告をするので」
「わかった…………………」
と言うと、義勇はその場から音もなく消えていった。
「よし、先ずはお前の家族を弔ってやらねばな」
「はい」
そして家族を弔って炭治郎は緋村と共に山をおり、ある屋敷にやってきた。
「あの?緋村さんこの屋敷は???」
「此処はオレの家だ、ほら妹は此処に寝かせるといい」
「見つかったりしないんでしょうか????」
「心配いらない、この屋敷の場所を知っているのはお館様だけだ」
その話は本当である、今迄もしのぶ、真菰が剣心の屋敷の場所を探る為に後をつけたりしたが移動速度についていけずに見失ってしまうのだそれ故に誰一人として緋村の屋敷の場所は知らない隠にも教えていない為、掃除洗濯も食事も自分でしている。
「では、先ずは炭治郎オレに攻撃した時の事は覚えているか??」
(え??ひょっとして怒ってるかな?緋村さんいやでも怒ってる匂いはしない)
「はい、覚えています」
「その時の、呼吸の仕方はわかるな??」
「はい!、わかります!」
「なら今日からその呼吸を常にしておけ、そしてこれからお前にはある事をしてもらう」
「ある事???」
「オレから逃げるそれだけだ、五時間逃げれるようになったら剣を教える」
「緋村さんから………………………」
「勿論ハンデは与える、オレは目隠しをする」
「わかりました、頑張ります」
そうして地獄の修行が始まった。緋村さんは夜は自身の任があるから屋敷を留守にするその間はオレが家事をし自主鍛錬を行う呼吸を維持できるようにする為に山をとにかく走りまくる。
でも緋村さんからは逃げ切ることはできない。
(はぁはぁはぁ、よし大分呼吸が安定してきたちょっとずつだけど移動速度が上がってるぞ)
と炭治郎は考えながら山を駆ける、そしてそれを追う目隠しをした男。
(なるほど、真面目な性格だな恐らくオレがいない間も一人で)
それから半年が経った、その間禰豆子は目を覚さなくなった念の為緋村さんが医者を呼んでくれた(もしこの屋敷の場所を誰かに教えてみろ)と脅しつきで、医者が言うには命に別状はないらしい。
今日もオレは緋村さんから逃げる。
(よし!!後数分だそれでこの稽古は終わる!!)
と緋村が前方から音もなく現れる。
「まだまだ………………………甘い」
と剣心が炭治郎を捕まえたと思った瞬間。
「ヒノカミ神楽、幻日紅!!!!」
それは、炭治郎のフェイントだった。
「まさか……………………だがやはりその呼吸は」
「つっ!!!はいまだ体には負担がかかります」
「お前には、オレの剣を教えるあまりその型は使わないようにな」
「って事は!!!!!緋村さん!!!!!!」
「明日からは剣の稽古に入るぞ」
こっからは飛ばしていきたいな
この作品では、ヒノカミ神楽を舞うときに全集中の呼吸で舞ってる事にします。
コショコショ噂話
しのぶと真菰は一回二人協力して剣心の屋敷を探そうとしたらしい。