思いを繋ぐ   作:namely嘗め↓↑

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切り札投入的な笑

列車編完結!!


紡がれる思い

耳飾りの鬼狩りにトドメを刺そうとした瞬間その男は音もたてずにその場に現れたその雰囲気はまさに武神、堂々としたそのあり方に思わず見惚れてしまった。

 

「おい、そこの隠とっととこいつらを安全な所迄運べ」

 

斧を支えながら清十郎は隠に声をかけ、煉獄、炭治郎、善逸、伊之助の保護へ向かおうとすると箆紅素が隠に攻撃を加えようとするが。

 

「お前は眼の前に敵がいるのによそ見をするのか???随分とナメられてるな」

 

と清十郎は軽く睨むだけで箆紅素は思わず身震いがおき攻撃出来なかった、隠が運ぼうとするも炭治郎はこの戦いが見たいと駄々をこねたから清十郎はもうちょい下がってろと指示をだし改めて敵と向き合う、尚まだ清十郎は斧を支えたままだ。 

 

「どうした??いい加減斧を退けてくれるとありがたいのだが」

 

動く事が出来なかった、どう動こうが頸を斬られてしまうと脳が体全体に信号を送っているから。

 

「そうか…………ならば……………………ふん!!!!!!!」

 

空いている片方の腕に力を入れ刀を殴りつける、その衝撃で斧と箆紅素は飛ばされる。

 

「…………………………何なんだ!!!!!お前は!!!!!!!!」

 

と斧を振りかざしてくるが、刀を構える事なく目を閉じて避ける。

 

「がァァァァァァァァァ!!血鬼術!!!!大地烈残!!!!!!!」

 

「龍の呼吸、零ノ型、龍水星空閃・無圏」

 

その場から動く事もなく何もする事もなくだが振りかぶった斧と体は清十郎のいる所より五メートル程前の地点で斬り刻まれ頸を飛ばされていた。

 

「やれやれ、全くこんな奴を斬る為にわざわざオレが出張るとはな」

 

と言いながら清十郎は炭治郎に近付き優しく頭を撫でる。

 

「無事で何より、上弦の参を倒すとは流石はオレ達の弟子だな」

 

「清十郎さん、………………………………っ」

 

清十郎に頭を撫でられ安心した炭治郎は気を失ってしまった、その同時に日が刺してきた長かった夜が終わりを告げるのであった。

 

「お前達もよく頑張ってくれた、炭治郎を助け共に戦ってくれてありがとう師として礼を言う」

 

「いえ!オレはこの有り様だが、竈門少年のおかけで命は助かった!礼を言いたいのはオレの方です!!!!」

 

「…………………オレは、最初は恐怖で動けなかったんですオレ………オレ」

 

「ゴメンネヨワクテ……………」

 

と二人は落ち込む、比古は静かに二人に歩みより。

 

「なら、強くなるしかねーな!人を守るためにも自分を守るためにもな、剣心に頼めお前達も炭治郎の様になれるその思いがあればな」

 

と言いながら比古は音もなくその場から姿を消す。

 

その後は隠達が処理をするとの事だったので四人は蝶屋敷に運ばれて行った。

 

 

 

 

 

 

「やはり、龍の呼吸………日の呼吸か面白い」

 

無惨は一人部屋の中で笑みを浮かべていた。

 

 

 

その日、上弦の参並びに無惨の直属の鬼を討ち取ったと鬼殺隊全体に報告があった、上弦の参は竈門炭治郎が、直属の鬼は比古清十郎がそれぞれ討ち取った。

 

「龍の呼吸一門えぐ」

 

と周りの隊士、隠は呟いたらしいその一週間後、他の三人よりはやく眼を覚ました煉獄は柱を引退する事をお館様に告げたらしい、尚まだ三人は眠っている。

 

更に何故か各々個室で眠っている。

 

伊之助の部屋にて。

 

「よかった……………無事で帰ってきてくれて全く大人しければこんなに奇麗なのに」

 

とアオイは、伊之助の寝顔を見つめる髪を触ると手入れもしてないのにサラサラしていていつまでも撫でていたくなる。

 

「う………………………………」

 

思わずアオイは、ベットから離れ身構えるが眼を覚ました訳ではなかったらしいそれに何やら寝言を言っているようだった。 

 

「………………ゴメンネ、ヨワクテツヨクナリタイ」

 

静かにアオイは、伊之助の頭を撫でていた。

 

 

善逸の部屋。

 

「……………………………禰豆子ちゃんえへへへへへへへへへ」

 

「…………………………」

 

……………………………………………………。

 

炭治郎の部屋と言うより部屋の前。

 

カナヲは部屋に、入らず一人自分の世界に入っていた。

 

(炭治郎ったら一体何処まで強くなれば気が済むの??禰豆子ちゃんの為????????は…………………………え??ひょっとして私の為???駄目よ!!カナヲ!!!いつまでも炭治郎に戦わせてはいけないわ!!!私も強くなるしかない!!!そして生まれ変わった私を炭治郎に見てもらうんだから!!!!!!)

 

と考えるとカナヲはしのぶに置き手紙「炭治郎に相応しい女になるまで修行してきます」を机に置いて一人コソコソと蝶屋敷を出ていった。

 

比古清十郎の元に直談判し無理矢理修行をさせてもらうのは別の話し。

 

 

しのぶは頭を抱えるのだった、カナエと実弥は妹の成長??に喜んでいた。

 

 

 

 

炭治郎はハッと眼を開けると、蝶屋敷の天井が見えた体を何とか起こすとちょうどしのぶが部屋に入ってきていた。

 

「おはよう、炭治郎君随分無茶したみたいね全く言いたいことはあるけど今はゆっくり休みなさい」

 

「はい、あの他の皆は煉獄さんは??????」

 

「善逸君と伊之助君なら今頃剣心と任務に行ってるわよ、だってあれから二ヶ月たったんだから」

 

「後ね、煉獄さんは柱を引退したわ、その引き継ぎには甘露寺さんが選ばれていたけど」

 

「甘露寺さんが……………そうですか………」

 

「とりあえずは後何日かは安静だからね!、後煉獄さんが君が眼を覚ましたら連絡をくれと頼まれていたから多分明日辺りに見舞いにくると思うから」

 

「わかりました」

 

辺りは薄暗くなってきていたのでもう時期夜かと考えていたら箱から禰豆子が出てきて頭を撫でてきた。

 

「ごめんな、禰豆子心配かけたな」

 

「ムーーーーーーー!厶ーーーーーーーーーーーー!!」

 

「ごめんってば、なぁ禰豆子お兄ちゃんはもう少し眠るから傍にいてくれないか?」

 

「フガ!!!!」

 

気付いたらまた眠りつき人の気配がして目が覚めると煉獄が椅子に座っていた。

 

「煉獄さん…………………………よかった……………よかった」

 

「竈門少年君に一つ言いたいことがあってなこうして出向いてきたのだ!」

 

「そんな………………オレがそちらに出向くのに」

 

「竈門少年!!!オレは君の妹を認める!!鬼殺隊の一員として認める!」

 

「煉獄さん…………………」

 

「オレは列車の中で黄色い少年と共に血を流しながら人を守る姿を見た、人の為に命をかける誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ!剣心が君の妹を信じた用にオレも信じる!」

 

炭治郎は眼に涙を浮かべながら煉獄の話しを聞く。

 

「これから先も辛く苦しい事も数多くあるだろう、心を燃やせ歯を食いしばって前を向け!!君と剣心なら必ず無惨を倒すと信じてる!………後は頼んだぞ剣心」

 

と煉獄はいつの間にか入り口近くの壁に立っていた剣心に声をかける。

 

「わかっている、後はオレ達に任せろ必ず成し遂げてみせる杏寿郎お前はこれからどうするんだ?」 

 

「育手になろうと思う!父上を納得しているようだったしな」

  

「そうか……………、父上殿はお元気か???」

 

「あぁ!!、また遊びにこいと行っていたぞ!!!、それと竈門少年にこれを託す!」

 

煉獄は自身の刀の鍔を炭治郎に渡す。

 

「煉獄さん、いいんですか???」

 

「あぁ!!!君に持っていて欲しい!!それと君の使った日の呼吸見事だった!今度家にきて是非父に見せてやってほしい!!」

 

「わかりました!必ずお伺いします!!」

 

「ではオレは行くとするか!剣心オレの弟子ができたら相手を頼む!」

 

「はい、その時はお願いします」

 

二人暫く微笑みそして煉獄は屋敷へ帰って行った。

 

 

熱き思いは二人の剣士に紡がれていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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コショコショ噂話

煉獄の父親は剣心に説教と色々悟らされており、普通にいい父親です。
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