オレは、思わず立ちすくんでいた。何故オレは怒鳴られたのだろうと。
「まぁでも助けて貰ったのは、事実だし一応礼は言います。私は胡蝶しのぶと言います。十三歳です。助けてくれてどうもありがとう!!」
更に凄い剣幕で言ってきた。しのぶと言う少女オレと背は同じぐらいか。
「そうか…………同い年だな」
すると、後ろから真菰がデカイ声で叫びながらしのぶの前に躍り出る。
「何ですか貴方???助けて貰ったのにその態度は???」
「はぁ???何よ!!!いきなり出て来て。別に頼んだ訳じゃないし!!」
「あっそ!!!もういい!!!行こうょ!!剣心!!!!」
「ん??、あぁそうだな」
と行こうと、すると何故かしのぶはオレの服の袖を掴む。
「どうした??胡蝶さん???」
「しのぶでいい………………あの私も戦う手段がその…………」
「えーー何よしのぶったら、結局助けて欲しいんだーー!!!!」
「アンタはしのぶって呼ぶな!!!!!そうよ!もう毒も残ってないからお願いします!」
「ふっ、その辺に、しとけ真菰、わかったしのぶ一緒に行こうか」
と剣心は、微笑んだのだ。その瞬間固まる二人。そして二人して顔を合わせコショコショ話を始める。
「ねぇ確か真菰って言ったかしら?一つ聞いてもいい??」
「うん!そうよ!何よ??」
「あの、剣心って笑うの??」
「何剣心って呼んでるの?まぁいいわ、始めて見た。なんかドキドキしたかな?」
「悔しいけど、私も」
と二人が何やら、話し込んでいるが何時までも此処にいる訳にも行かないから。
「真菰、しのぶそろそろ此処から場所を変えよう」
「「はい」」
何か知らんが二人は仲良くなってると感じ、何故か嬉しくなる剣心であった。
「でも、緋村君大方鬼は斬ったからもう残ってない筈………」
「それ本当なの!?真菰、剣心??」
「まぁ殆ど緋村君が斬ってたけど」
「うん」
「なら、もう終わったも当然ね!!!何事もなく終わりそうね!!」
その時だった、三人の前に何かが降り立った。
「ほう、丁度目の前に少年と少女がいるか…………………ではまずは」
咄嗟に剣心は感じとったこの鬼はこの山にいる鬼達よりも遥かに強いと。
小声で剣心はしのぶと真菰に呼び掛ける。
「しのぶ、真菰お前達二人は逃げろ……そして他の受験者達にも伝えて最初に広場に避難しろ」
「でも緋村君は???」
「私は残るわよ!一緒に戦うわ!!!」
すると、剣心はもの凄い剣幕で。
「此処に居ると、戦いの邪魔になる!!!とっととお前達は行け!!!!」
「「わかりました」」
二人は涙目になりながらその場を後にする。最後に真菰が
「死なないでね剣心……………」
剣心は返事をしなかった。
「あの二人には、攻撃しないのか??」
「残念だが私は女性を殺すつもりはない、だが男は別だ……例えそれが少年であってもな」
と鬼の手に双剣が現れる。
「そうか………………………………行くぞ」
「そうかやはり現れたかしかも、上弦………………」
と言いながら報告に来た鴉を撫でる。
「カナエ、実弥、やはり私の予想通りの事になった。どうやら最終選別の場に上弦の鬼が現れたようだ」
「上弦………………………………しのぶが!!」
「おい!!!胡蝶!!!ったく!!お館様!!行ってまいります!!」
「カナエが慌てるのも無理もないだが、上弦の鬼が現れたのに今だに被害の報告は上がって来ないこれは、面白い事が起こりそうだ」
と一人部屋から見える星空を見ながらお館様と呼ばれる青年は呟いていた。
「しのぶ!!!待ってて今行くから!!!!」
「おい!!!待て胡蝶!!!!!!!!」
「何よ!!不死川君!!!妹が危ないのよ!!!」
「落ち着けよ!それに気づかなったかぁ??鴉から被害の報告が上がって来ない事に」
「あっ!!確かに………………何かごめん不死川君…………」
「気にすんなぁ下の奴が心配って気持ちはわかるからよ、まぁ気合い入れて行くぞ胡蝶!」
「うん!!」
(どうか、無事でいてしのぶ………………………………)
二人藤襲山へと、急ぐ。
キィーーンと何かが擦れ合う音が辺りに絶えず響きわたる。
「ほう、中々の腕だな、少年と見下してしたが」
「お喋りな奴だ」
「ふっお喋りは、好きだからな!!!ハァ!!!!」
と繪宮は右手の剣を突いてくる。が剣心は透き通る世界へと入り、刀の柄で防ぎそのまま右手を斬り落とす。
だが斬った右手は即座に回復する。左の剣を振りかぶろうとするが、その前に剣心の鋭い一太刀が左肩に入り肩事斬り落とす、そしてお互い距離をとる。
(回復が早すぎる、これが師匠の言っていた。上弦の鬼か……………)
「中々に手強い実は柱だったとか言う、ふざけたオチはないのかね??」
「柱???いやオレはそもそも鬼殺隊士ですらない」
「なるほど、嘘を言ってる様子はないなだが君の力量はその辺の柱よりも遥かに上だ!」
と言いながら奴は上空へと飛び上がる。そのまま双剣を巨大化さて落下してくる。
「ごぉーーーーー!!!!龍の呼吸!!!参ノ型!!!龍翔閃!!!」
神速の、斬り上げにより頸を落としかけるが、頸元に何かが割って入っている。
(これは、盾かいつの間に)
「まさか盾を使う事になるとは………………」
(それに、何だ奴はまるでこちらの動きが読まれているような)
と考え事を、した時繪宮は剣心を見失う。
「龍の呼吸!!!壱ノ型!!!龍縋閃・斬!!!」
落下しながら切っ先を、立てて脳天に刀を突き刺す。
「ぐっぁぁだぁぁ!!!」
雄叫びを上げながら、持っている双剣を巨大化させ剣心に向かって放つが既にそこには剣心はいない。
「やはり、頸を落とさねば、倒せんか………………」
「驚いたはっきり言おう。剣技においては私より遥かに君の方が優れている」
「もう、諦めたか??」
「まさか。戦いかたを変えるだけさ」
と言うと、今度は弓を出していた。
「これが私の唯一の鬼血術、投影、私は見た事のある武器を形にする事ができる」
「言いのか、そんなに喋っても」
「構わんさ、君の様な強き者と戦えるんだ。これぐらいなんて事はない」
と奴は弓を構える。
剣心を構えを整える。
「ハァ!!!!!!!!」
「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
「しのぶーーーーー!!!!!」
「え??姉さんどうして此処に??」
と突然現れた姉に戸惑うしのぶ。横に何度か見た事のある風柱不死川がいた。
「ねぇしのぶこの人達は??」
と辺りの避難している受験者達がざわついている。
「この二人は、柱よ真菰!!!とついでに私の姉さん…」
「え?何で柱がここに??」
「そうよ!それを一番最初に聞きたかったのよ!!姉さん!!」
すると黙っていた。風柱が口を開く。
「胡蝶妹此処には、上弦の鬼がいる、だから俺達が来た」
「そうなの、しのぶでも良かった無事で」
「姉さん!風柱様!!なら急いでください!!」
「え???」
「どう言う事だぁ??胡蝶妹?????」
しのぶはこれまでの経緯を二人に話した。二人は信じられないと言った顔をしている。それもそうだろう上弦の鬼は強い今まで戦った柱は敗れているのだから、その上弦を相手どっている?それもしのぶと同い年の少年が?と二人信じられないと言った様子だった、その時。
山の方では大きな爆発音が木霊していた。それも何度もだ。
「不死川君…………………」
「行くぞ!!!胡蝶!!!!」
無数の矢が絶えず剣心に目掛けて飛んでくる、それを神速の動きを維持して躱し続ける。
「疲れて来た頃かね???」
「…………………………………………全然」
それは本当であった。透き通る世界を絶えず維持する事で無駄な動きが無くなる分体力の消費を減らす事が出来るがこのままでは朝日が来て逃げられるそれは避けたい。
「朝日が近いな………………これで終わりにするか」
と弓の弦をかなり強い力で引っ張る、タメを作って威力を上げる為だ。
(隙あり!!!!!)
「龍の呼吸、肆ノ型!!!!飛龍閃!!!!」
剣の鞘をぶん投げる。
「何か来る!!ならばこちらも」
弓を放つがそれは鞘とぶつかる、だが弓の方が威力が高く鞘を壊し剣心の方へと向かう。
が既にそこには剣心はいなかった。
「何処だ奴は……………………………………??」
「龍の呼吸、拾弍ノ型!九頭龍閃!!!!!!!!」
剣心が放つ九つの斬撃が繪宮の頸を巻き込みがら、横を通り過ぎって行った。
今回の、敵はあの方です。最奥を出すとあれなのでこうなりました。
コショコショ噂話
風柱と花柱は………………………………………