思いを繋ぐ   作:namely嘗め↓↑

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鬼殺隊VS無惨


皆の力

「夜明けまで後どれくらいある?」

 

輝利哉がかなたに問いかける。

 

「夜明けまで後一時間二十分です」

 

「まだそんなに、子供達と無惨はどこに飛ばされた?にちか?」

 

 

「不味いです、此処から少し離れた所の市街地です」

 

「何だと………………、全ての隠を向かわせるんだ!一般人への被害は絶対に出す事は許されない!」

 

「頼む、皆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…まね戦況はどうなっているんだい?」

 

「無惨と共に地上へ移動したと、夜明けまで後一時間二十分です」

 

「そう…………か子供達が頑張っているんだ私が諦めてはいけないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「恋の呼吸、壱ノ型、初恋のわななき」

 

「水の呼吸、漆ノ型、雫波紋突き」

 

「風の呼吸、肆ノ型、上昇砂塵嵐」

 

「蛇の呼吸、参ノ型、塒締め」

 

 

四人が一斉に斬りかかるが無惨は意に介さず腕をしならせて全員の攻撃を弾くが四人は間合いを維持したまま斬撃を放ち続ける。

 

 

「四人がかりでその程度か?さぁ更に速度を上げるぞ!」

 

 

「舐めんじゃねぇ!」

 

風の呼吸を使おうとするが実弥更には他の三人はある事に気付く。

 

((((間合いに入りすぎた))))

 

 

攻撃が四人に当たろうとした瞬間、隊士達が一斉に無惨に飛びかかる。

 

 

「突っ込め!柱を守るんだ!無惨に対抗出来る人達を死なせるな!」

 

 

 

「きゃあ!辞めてよ!皆!」

 

 

無惨に突っ込んで行き次々と殺されて逝く隊士達、炭治郎も無惨へ攻撃をしようとする。

 

「がは!」

 

炭治郎は突然血を吐き地面に倒れ込む。

 

 

「即死出来は者は運が良い」

 

「何を言っている?蛇の呼吸、壱ノ型、委蛇斬り」

 

「水の呼吸、弐ノ型、水車」

 

 

二人の攻撃を無惨は飛んで回避する、そして話しを続ける。

 

 

「私はな自身の攻撃に血を相手に打ち込む様に攻撃をする。鬼にはしない人の細胞を破壊する血だあれを見ろ」

 

 

四人は無惨の指差す方へと視線をやると、炭治郎は血を吐いて倒れていた。

 

 

「竈門炭治郎は死んだ、そして次に死ぬのはお前達だ」

 

 

空中から腕をしならせ四人に攻撃をする、義勇と実弥二人同時に刀を振り腕を弾きながら間合いを一定にする。

 

 

「てめえ等ぁ!迂闊に間合いにはいんなぁ!」

 

「わかっている」

 

「それしかあるまい」

 

「皆来るよ!」

 

 

 

攻撃を躱しながら義勇は周りに視線を送ると丁度そこには同期の村田がいた、自身同様錆兎に託された同期が。

 

 

「村田!!炭治郎が危ない!急いで胡蝶の所へ運んでくれ!」

 

「冨岡!わかった!」

 

「させん!」

 

 

村田が炭治郎を運ぼうとすると無惨はそれを妨害すべく腕を振るう。

 

 

「水の呼吸、拾壱ノ型、凪」

 

 

凪を用いて迫る腕を弾くが絶え間なく攻撃は襲いかかる。

 

 

「冨岡さん!恋の呼吸、参ノ型、恋猫しぐれ!」

 

「あぁ!風の呼吸、弐ノ型、爪々・科戸風!」

 

 

 

 

 

 

 

四人は懸命に闘うが無惨の攻撃速度は更に上がり続ける。

 

 

「クソがぁ!」

 

「なんて奴だ!」

 

「くっ」

 

「きゃ!」

 

 

無惨の攻撃に呼吸を練る間を奪われ更に四人は攻撃を受けてしまう。

 

「やはり柱は即死しないな」

 

(どうしようどうしよう皆が私を守ってくれたのに)

 

甘露寺は無惨の血の影響を早くも受け動きが鈍り始める。そこへ追撃が迫るが飛んで来た鉄球と雷が如き剣技によって弾き飛ばされる。

 

 

「遅れてすまない!」

 

「あの俺は帰ってもいいですかね?」

 

 

 

(上弦の参を倒した鬼狩りか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「禰豆子禰豆子起きるんだ炭治郎が危ない」

 

今は亡き父炭十郎の呼び掛けにより禰豆子は目を覚ます。側にいた鱗滝は名前を呼ぶが禰豆子に反応は無い。

 

「行かなきゃ」

 

禰豆子は襖を蹴破り屋敷を出るその騒ぎを聞きつけた清十郎と杏寿郎は鱗滝の元へと駆け付ける。

 

「何があった?爺さんそれに禰豆子は?」

 

「竈門妹がいない!」

 

「禰豆子は起きるといきなり襖を蹴破り屋敷の外へ」

 

鱗滝の話しを聞き清十郎は大声で叫ぶ。

 

「輝利哉!禰豆子が市街地の方へ向かったらしい!どうする?」

 

輝利哉は清十郎の話しを聞き狼狽えるがその場に珠世が現れる。

 

「珠世さん?」

 

「禰豆子さんは大丈夫です、私も今から市街地へ向かいます禰豆子さんの事はお任せください」

 

「わかりました、清十郎聞いての通りだ禰豆子は任せよう」

 

「わかったなら俺達はこのまま警護を続けるぜ」

 

「頼む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無惨の攻撃により柱達は防戦一方だった。

 

(先程から攻撃速度が上がり続けている信じられぬ)

 

「雷の呼吸、壱ノ型、霹靂一閃!」

 

 

善逸、行冥の二人が参戦しても尚戦況は悪化して行く。

 

(駄目よ速すぎる私が一番最初に殺られる)

 

甘露寺は無惨の攻撃を感で何とか躱していたが躱す瞬間腕が変形し甘露寺を斬り裂く。

 

「甘露寺!」

 

蹲り動けなくなった所に無惨が追い打ちをかけるが。

 

 

「させない!雷の呼吸、捌ノ型、雷光一閃突き!」

 

「ぬん!岩の呼吸、壱ノ型、蛇紋岩・双極!」

 

 

二人で同時に型を放ち甘露寺に迫る攻撃を弾く。

 

 

「伊黒さーん!今です!」

 

霹靂一閃を放ちながら伊黒に声をかける、伊黒は即座に甘露寺を横抱きにし治療の指揮をとるしのぶの元へと向かう。

 

 

 

「舐めんなぁ!風の呼吸、弐ノ型、爪々・科戸風!」

 

「水の呼吸、肆ノ型、打ち潮」

 

「岩の呼吸、参ノ型、岩軀の膚」

 

「雷の呼吸、漆ノ型、雷光一閃!」

 

伊黒が一時離脱した瞬間に四人同時攻撃をし無惨を弾く。

 

「死にかける者など放っておけばいいものを全くもって理解出来ない」

 

無惨が呆れながら喋り始める、四人は二本の腕を弾きながら喰らい付いている。

 

「人はな支え合うから生きて行けるんだ!それをわからないお前には絶対に負けない!」

 

「へっ!言うじゃねぇかぁ!我妻ぁ!」

 

「良く言った」

 

「善逸の言う通りだ!喰らい付くぞ!不死川!冨岡!」

 

「くだらん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊黒は甘露寺を抱えたままの状態で裏路地を走りしのぶの元へと辿り着く。

 

「胡蝶!甘露寺を頼む!」

 

「伊黒さん!わかりました蜜璃さんはお任せください。死なせません絶対に」

 

「待って伊黒さん!私はまだ闘えるお願い待って!」

 

しのぶに甘露寺を預け伊黒は無惨と闘っている皆の元へと戻ろうとするが、腕を掴んで甘露寺は泣きながら懇願する。

 

「甘露寺皆が俺を待っている行かせてくれないか?」

 

「駄目よ!駄目!死なないでお願い皆にも死んでほしくないの、私ね伊黒さんに伝えなきゃいけない事があるのだからだから」

 

「蜜璃頼む」

 

不意に甘露寺の手を握りしめ固まった隙をつき伊黒はその場を去る。

 

「伊黒さーん!伊黒さーん!」

 

「蜜璃さん先ずは怪我の手当を命に関わります」

 

しのぶは歯を食いしばり甘露寺の手当てに入る。

 

 

 

 

 

(もし鬼がいなかったらどれだけの人が死なずに済んだだろうか?、そして平和な世界で君と出会えてたら俺は君と……嫌俺では無理だろうな俺の中には人を人共思わない一族の血が流れている。君に思いを告げるには一度死んでこの血ごと入れ替えなくては行けないだろう、死ぬのなら無惨を倒して死にたいそして平和な世界でもう一度人として産まれる事が出来たなら)

 

 

「甘露寺蜜璃、君に必ず好きだと伝えたい」

 

 

 

 

無惨は腕から発生する衝撃波を休む間もなく打ち続け四人の体力を奪いにかかるがその場に甘露寺をしのぶに預けた伊黒が戦線復帰すると同時に素早い動きで無惨の肩に刀を振り下ろす。

 

「必ず貴様を討つ!無惨!」

 

「いきなり現れて何の真似だ?馬鹿め」

 

 

伊黒に目掛けて腕を放つが不死川と善逸がそれを阻止する。義勇はすかさず伊黒の刀に自身の刀を撃ち付ける。

 

「冨岡貴様」

 

「伊黒斬るぞ」

 

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」

 

二人の刀が火花が飛び交う程摩擦しあい段々と刀が赫く染まり無惨の右肩を斬り落とす。

 

 

(馬鹿な私の身体に刃を通すだと!?あの刀の色は目障りな!!)

 

刃が赫くなった事に驚く伊黒、義勇。

 

(この刀の色は確か鴉からの情報によれば緋村も刃を赫くしていたとか、恐らく奴とはやり方を違うだろうがこれなら!)

 

「冨岡!」

 

「わかっている!」

 

型を放とうとするが二人は否五人は無惨の毒の影響を受けていた、だが何処からともなく注射器が現れ五人に刺さる。

 

(これは………………何とか毒の影響が和らいだ!)

 

伊黒は影響が和らいだのを確認し型に入る。義勇もそれに続く。

 

 

「蛇の呼吸、伍ノ型、蜿蜿長蛇」

 

「水の呼吸、拾ノ型、生生流転」

 

二人の流麗が如き剣技で無惨の腕を斬り落とし行く、即再生は僅かだが再生速度が落ちている。

 

 

(あの赫い刃、推測だが二人の刀がぶつかり合う熱により刃は赫くなったのだろうならば!)

 

二人の赫刀により余裕が出来た事で行冥は自身の刀斧と鉄球をぶつけ合う。

 

 

(手に熱を感じる赫くなった!これなら攻撃力は上がる!)

 

行冥も二人の猛攻に加わって行く。

 

 

 

「我妻ぁ!行くぞ!受けろぉ!」

 

「え?ちょっと不死川さん俺が赫く出来る訳」

 

善逸と不死川も刀をぶつけ合い刃を赫くする。

 

「風の呼吸、壱ノ型、塵扇風・削ぎ」

 

「雷の呼吸、壱ノ型、霹靂一閃」

 

 

二人の突進により無惨の左足は斬り落とされすかさず行冥、伊黒、義勇が攻撃を放つ。

 

 

 

「カァカァ夜明け迄後一時間五分!一時間五分カァ!」

 

 

 

 

「へ!余裕だぜぇ!行くぜ風神と雷神のお通りだぁ!」

 

 

不死川と善逸は同時に無惨へと再び攻撃を仕掛けて行く。

 

 

 

 

 




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