「何かオレに用ですか?」
「水柱、冨岡義勇真菰の兄弟子だ」
と言いながら冨岡は木刀を二本取り出し、一本をオレに渡してきた。
「あの?、冨岡さん?此れで一体何を?」
(なるほど……………この人は、オレの力を見たいと思っているのか)
「お前に、真菰が相応しいか試す」
(後、オレの妹弟子兼継子を助けてくれてありがとう)
「いいでしょう、龍柱緋村剣心参ります」
(いえいえお安い御用です)
と何故か心が通じ合っている?義勇と剣心今二人の手合わせが始まる。
しのぶと真菰は煉獄の病室で緋村が来るのを待っていた。
「緋村君来るの遅いよね?まだかなぁーん?あれ?」
と真菰は辺りをキョロキョロと見渡す。
「どうしたのよ、真菰??」
「いや、一緒に来た義勇は何処行ったのかなと思って」
「義勇ってあの剣心に負けず劣らずの仏頂面の水柱???」
「よもや!水柱も近くにいるのか!!それは是非手合わせを」
しのぶに睨まれたので、思わず黙る煉獄。
「まさかのは思うけど、緋村君と手合わせしてたりして」
「そんな事あるわけないでしょ!こんな所で戦うなんて馬鹿よ!」
「それもそうだね!!!あーあはやく来ないかなぁー緋村君」
蝶屋敷の前では水柱と龍柱の手合わせが始まっていた。
「……………………………………」
「………………………………………」
互いに無言のまま木刀を打ち合っていた。剣心は透き通る世界は発動せず素のままで義勇と打ち合っている義勇は左右から高速で交互に打ち込むが剣心は苦にもせずなんなく受け切る。
(なるほど、これが水柱か……………下弦の鬼位、力はあるな)
(此れが上弦の鬼を討った剣士の力か?恐らく手を抜いてるな)
剣心は素早く義勇の突きを柄を使って防ぐと、そのまま柄を義勇の腹に当てる。
「つっ流石だ、真菰を頼む」
「ん??、あの何で真菰が出てくるのですか?」
「???真菰は最近お前の話しばかりするから、お願いしようと」
「なるほど、ですが真菰は水の呼吸オレではあいつを鍛える事はできません」
「それも、そうだな」
(こいつオレの話しがわかるのか!嬉しい)
「それで、どうしますか?終わりますか?冨岡さん」
「義勇でいい、そうだな鍛錬になる此処からは行くぞ」(本気で行く)
「どうぞ義勇さん」
三人でのんびりお茶を飲んでいると、隠が慌てて部屋にやってきた。
「真菰様!!!!!しのぶ様!!!!!!」
「「何???」」
「外で水柱様と龍柱様が」
「行こう!!しのぶ!!」
「うん!」
「待て!!!!オレも行くぞ!!!!!」
三人は呆れた表情で二人を見ていた、話しは少し前に戻る。
「水の呼吸!!!弍ノ型水車!!!!」
回転しながら向かってくるが剣心は臆する事なく接近する、そのまま型は使わずにただの斬り上げで回転を止める。
(なっ、水車を)
「回転が遅い…………………行きます」
剣心の鋭い一太刀が迫る。此れを義勇は再度水車で防ごうとするも型を放つ前に先に剣心の一太刀がそれを阻む、そのまま剣心は左右に三連撃で木刀を打ち込んでくる。
「水の呼吸、肆ノ型、打ち潮」
三連撃を義勇は流れる様な四連撃で防ぐ。
(この技は、確か真菰が使っていたかあの時は刀が真菰の技に耐えきれなかったが見事な技だったな、だが義勇さんの放つこの技は…………流石だ)
「流石です、義勇さんそろそろオレも行きますね」
「褒めても何も出ん」
「水の呼吸、参ノ型流流舞い」
流れる様な動きで剣心へと近づく義勇。しかし
「龍の呼吸、伍ノ型、龍巣閃!!」
高速連撃に、より義勇は後方に飛ばされる。
そのまま、更に剣心は距離を一気に詰める。
(まさかこれ程とは)
「龍の呼吸、参ノ型、龍翔閃!」
(奴の先程の高速連撃今のでオレの中にある可能性が今繋がった気がする今なら、錆兎見ててくれ)
「水の呼吸、拾壱ノ型、凪」
剣心の高速を超える斬り上げ攻撃は何かに防がれた。
(ん??何だ今のは、恐らくは間合いに入った物を…………なるほどそれで凪か)
「ありがとう、緋村お前のおかげで型が完成した」
「それはよかったです、ではそろそろ終わらせましょう木刀を折った方の勝ちで」
「わかった」
「龍の呼吸!!!陸ノ型!!土龍閃・槍」
剣心は地面に強い衝撃を与え粒でを槍が如く、義勇に向けて放つ。
「水の呼吸、拾壱ノ型、凪」
再度義勇は凪で防ぐがこの時木刀にはヒビが。
「龍の呼吸、陸ノ型!!土龍閃!!!!」
今度は、剣心は本気で衝撃波を放つ。
義勇もそれを見た瞬間凪で迎え撃つが木刀は折れ衝撃波は義勇を躱していった。
「オレの勝ちですね」
「最後の最後がお前の本気か緋村」
「さぁどうですかね」
と二人が顔を合わせている。
そして今現在に至る、義勇はボロボロで剣心は無傷だった。
「「こらぁ!!!!!!!二人共何してるんですか!!!!」」
しのぶと真菰の怒号に、義勇と剣心はびくりと反応する。
「ん?しのぶとあ真菰だ元気にしたてか?」
「どうした?胡蝶妹、それに真菰も」
「緋村君も義勇も何してるんだよ!!隠の人達を怖がらせて辺りもボロボロだよ!」
「全く、柱二人が何とまぁ馬鹿ですね」
「馬鹿……………」
「オレは馬鹿じゃない」
「緋村!!!!!次はオレとも手合わせしてくれ!!!!!!」
「杏寿郎お前は先ずは怪我を治せ」
その後、義勇と剣心は上からもお叱りを受けた、そして今現在二人は花柱の前で正座をしている。
「緋村君、冨岡君、此処は病院なのよ??その病院の目の前で大暴れ??」
あの優しい花柱カナエでさえ笑顔で怒っている、それが余計に怖かった。
「すいません、カナエさん」
「すまん、胡蝶」
「反省しているみたいだし今回は、これくらいにしとうこうかしら?それで冨岡君もわざわざ緋村君を見にきたの??」
と三人の会話を隠れて聞いている、真菰しのぶ煉獄。
「緋村に真菰を託そうと思っていた」
この義勇の発言にそれぞれがリアクションをとる、まあ!と口に手を当て驚くカナエ、顔を真っ赤にして辺りをキョロキョロするしのぶ、同じ顔を真っ赤にし俯いている真菰、よもや!と驚く煉獄、そしてこの修羅場の中心にいる剣心は???と言った顔をしていた。
「だが緋村が教えてくれた、やはり真菰はオレの見るべきだと」
「その通りです、義勇さん真菰はあなたが導くべきです」
「え???ひょっとして義勇は、緋村君に私の指導をお願いしようとしたの?」
「???そうだが?」
しのぶとカナエは思ったこの水柱はやばいと、其処へ更に煉獄が斬り込む。
「全く緋村は、一つオレは思った!この二人!!どっちが好みなんだ???」
「あらあら!煉獄君いい質問するわね!どうなの?緋村君???」
「そうだな、気になるな答えろ緋村」
「「ぶっ!!」」
二人も思わず吹き出してしまった、剣心は考え込む。
だが今迄そんな気持ちで異性と接した事がない、他人のそう言う所には気づけるが自分の事となると。
「わからん」
「何と!!!」
と煉獄は叫ぶ、義勇も。
「緋村……………………お前は」
と義勇が言いきる前にカナエが突っ込む。
「緋村君!!!!!!今から任務が入ってくるまで私と話しあいましょ!!!」
「え?何の話しですか?」
「好きなタイプについてよ!」
「なら行くわよ!!緋村君!!!、しのぶ!真菰ちゃん!後は私に任せて!!」
剣心は心の底から思っていた蝶屋敷は修羅場か…………………。
その後は皆それぞれの持ち場へと、戻って行った。
しのぶと真菰はカナエが剣心に変な事を、教えていないか心配で気が気でなかった。
剣心は、いずれ気づくある少女が自分の……………………。
次回いよいよ奴が???
コショコショ噂話
義勇は真菰のおかげで言葉足らずではあるが割と性格は明るいかも?