「いたぞ!」
出久は溜め息を吐く。本当にしつこいせっかく自由になれたんだしもう少しのんびりさせてくれても良いのに。
「はい、君達の負けね」
ざっと百人いただろうものたちを素手で倒す。軽くあしらうように。無論殺しておく。
最後の人物に近づき止めを刺そうとしたところに
「化物め」といって息絶える。
出久はやれやれといった様子で呟く。
「そう言う風にしたのは紛れもないあんたたちだろ」
出久はここに用はないと思いその場から離れる。
「これからどうしよう」
今さら自分の家には帰る気もない。
僕が変な組織に連れ去られて10年経つ。
どうせ僕の事は当の昔に忘れて幸せに暮らしているだろう。それにこれから僕は僕なりの考えで暮らしていくつもりだ。こうして自由に出きるようになったんだから。
組織の連中に感謝しないとね、こうして僕が望んでいた物が手に入ったんだから。
「それにしても本当に何でこうもストーカーするのか不思議だ」
出久は小さなピストルを持って50メートル離れた先のある方向に向けて一発放つ。
「これでよし」
出久は直ぐにこの場所から離れるのである。
一方、出久が向けて撃った先には頭に血を流して倒れている人物がいた。
そしてその隣にはヒーローの象徴とも言える男、オールマイトが険しい顔で立っていた。
「遅かったか」
最近の街では謎の不審物が沢山の人たちから目撃されていた。
その目撃情報を頼りに来てみたら。
沢山の死体があちこち転がっていた。
無論生存するものは誰一人いなかった。
そして先週、昨日、今日と当たってこれで既に何数件と言った形で死体が発見された。
「これは全てヴィランがやったのか」
もしそうなら納得いく。こんな事をやるのは全てヴィランだと決まっている。
「のだがう~むこれはどうも釈然としないな」
それ以前にここに転がっている連中は一体何だ。
この連中はヴィランと一体何の関わりがあるのだろうか。
しかしこうも悩んだところで一向に答えは見つからない。
「よし、こうなったら出来るだけ謎の連中等をヴィランに殺される前に見つけ出してみなくては」
そして連中が何者か、そして何故にヴィランと関わっているのか問いたださなくては。
「さて、早速情報収集しなくては、とその間へに。いつまでもこんな寂しい場所にほったらかしてはいけないだろう。この人を葬ってあげなければな」
なんて優しいオールマイトなのだろうかこんなひどい連中の死体にまで気にかけているとは。
さすが世界の象徴であるヒーローだ。
出久は才能で予知していた。
出久がピストルで離れた敵を殺した数分後にオールマイトが現れる事をそして彼がどんな行動を行うのかも。
原作見てないのでキャラたちの性格も違ったりします