シオンが持つギアスは情報掌握のギアス。目を合わせることで相手の情報を読み取る事や情報を渡す事、情報を改竄することのできるギアス。情報とは能力や思考、記憶、知識等のその人物に関する全てを読み取る。目を合わせなくとも最大半径500m~600mの簡単な思考を情報として読み取ることができるギアス。デメリットは脳への負荷が大きく一気に大勢をやることは不可能ではないが激しい頭痛と思考の停止等が起こる危険性もある。
「成る程・・・・ミレイさんとお呼びしてもよろしいですか?私の事はシオンとお呼びください」
「分かりましたシオン伯爵。それにしてもまさかブリタニアの赤龍と呼ばれる貴方がお見合いしてくださるとは思いませんでした」
ミレイからルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとマリアンヌとナナリーに関する情報を読み取りルルーシュとナナリーの今の状態を確認した。ルルーシュ・ランペルージとナナリー・ランペルージと名乗ってクラブハウスに住んでいることが分かった。シオンの目的はすでに達成した。
「私には身に余る爵位でしょう?」
「そんなことはないですよ」
雑談を少し交わしているとメイドがノックして入りミレイのところまで来てティーカップを置き
「失礼致します」
「ありがとうございます」
小さく礼をして紅茶を入れて次にシオンの元に行き紅茶を入れ終わると隅の方に待機した。
「美味しいです」
「それは良かった。私の家には日本人のメイドしかいませんが自慢でもあるのですよ・・・・君はこのお見合いは乗り気ではないのだろう」
シオンの屋敷にはイレブンと呼ばれる元日本人のメイド、執事しかいない。シオンは人権を尊重しているためメイドと執事から信頼はある。
ミレイがあまり乗り気ではないのはギアスを使用したときにわかっていた。
「え?」
「見れば分かるよ」
「それは・・・・」
「そこで一つ提案だ」
ミレイは戸惑っていた。そこでシオンは一つ提案した。形として婚約者ということになっている。シオンがミレイに提案したのは形だけ婚約者としてミレイの卒業までにミレイがどうするか決めるようにするというものだ。シオンにとってのメリットはシオンの両親はシオンに早く婚約者をつけさせたいと思っている為シオンにとっても言いことであった。
その後ミレイと雑談のちに家まで送った。
次の日にシオン早速行動に移した。シオンはクラブハウスを訪れた。それを出迎えたのは日本人のメイドだった。
「どちら様でしょうか?」
「ルルーシュとナナリーの友人のシオンです」
「そうでしたかそれは失礼いたしました。どうぞお上がりください」
友人であることには嘘はない。シオンは目の前のメイドがただ者ではないことは分かった。ギアスを使うまでもなく。
「ナナリー様とルルーシュ様はこちらに」
リビングに案内されたシオンはルルーシュとナナリーに膝をついた。一方ルルーシュは驚いていた。
「ルルーシュ様、ナナリー様。ようやくお会いできました!シオン・セフィロスでございます」
シオンは涙を流しナナリーの手を握った。ナナリーも驚き
「シオンさんですか!?・・・・またお会いできて良かったです」
「勿体なきお言葉」
ナナリーは手を触れてシオンだと分かると笑顔になりながら涙を浮かべていた。
「シオン・・・・」
「ルルーシュ様・・・・ただいま貴方の騎士が戻りました」
「ああ・・・・よく来てくれた」
ルルーシュは嬉しそうに言った。どれと同時に警戒していたがシオンは
「ご安心下さい。私以外の者は知りません」
「さすがは俺の騎士だ」