イーディス(主人)と臨むアンダーワールド   作:粗茶Returnees

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13話 遺跡探索Ⅶ

 

 彼女はいったいどの記憶を見たのか。どれだけの範囲の俺の記憶を見たのかは分からない。

 何にせよ、今俺が持っている拳銃はデザートイーグルと呼ばれる自動拳銃。ハンドガンだが大型の獣を撃ち殺せる威力を持つもの。『素人が銃を撃てば肩が外れる』って言われるのもこいつの反動がでかいせきだ。……そんな銃のはずなんだが、自動拳銃は本来弾倉を持ち手の部分に埋め込むものだ。セーフティとかがついてる。リボルバーが付いてるやつは自動拳銃じゃない。

 今手に握られているのは、デザインはデザートイーグルのはず。それなのにリボルバーが取り付けられていて、自動拳銃じゃなくなってる。実用性の話をしたら断然自動拳銃なのにな。でも、彼女なりの考えがあるかもしれないし、信じるとしよう。

 

『反撃? そのおもちゃで何ができる?』

 

「おもちゃかどうかはこれから確かめりゃわかるさ」

 

 1発撃つ。驚いたことに生じるはずの反動を一切感じない。その負担を彼女が肩代わりしてるのかと思ったが、そうでもないらしい。脳内に直接話しかけられるのは初めての体験だ。脳内に誰かいる感じがして違和感が半端ない。

 撃った弾は敵を貫くことはなかった。正確には傲慢な男に当たらなかった。正面のやつ相手に外すわけがない。間に突如現れた誰かが身代わりになった。いや、させられたって方が正しいか。

 

『どうした? 届いておらぬぞ』

 

「安い挑発だな」

 

 考えないといけないことが多い。この銃のことも理解できてるわけじゃないし、今突如現れた"人"のことも考えないといけない。全身が黒く染まり、凹凸のない人形。顔もなく、ぼんやりと人の形をしているだけのもの。

 どこにもいなかったのに、引き金を引いたときにはそいつがそこにいた。この銃の弾の速度は元になってるやつと同じと考えていいだろう。弾の軌道を目で終えるわけじゃない。おもちゃと言いながらも警戒している。油断なんて期待できないな。

 それはそれとして、俺が撃った弾丸が少し妙だった気がする。ほんの微かに見えたくらいなのだが、弾丸はたぶんリアルとかGGOとかのようなものじゃない。

 

[あれは暗黒術です。人界では神聖術と呼ばれていますね]

 

「まじか。リソースが薄いダークテリトリーだと数も少ないよな?」

 

[いえ。口径に合った威力とお考えください。少ないリソースで撃てるので、ダークテリトリーでも問題ありません。なおかつ、この場はリソースが充満しております。あの日、この拠点にいた人たちは闇に飲まれ、騎士たちも飲み込まれました。その時から溜まり続けているのです]

 

「なるほど。……つまり、現れたあれもそういうことか」

 

[そういうことです]

 

 骨が折れるぞこれは。彼女の話によると、過去に闇に飲み込まれた人全員分がリソースとして還元されここに溜まっている。そしてあいつはそれを素に人を作り上げてくるということ。

 武器への理解を深めるのは今後の課題として、今はこの場に集中する。リソースを素に作られるのだから、死というものが訪れない。急所に当てたからか、それとも一定のダメージを叩き込めばいいのか。それは定かじゃないにしろ、盾代わりにされた人は霧散している。

 

『お主を倒したあかつきにはその体を貰い受ける』

 

「魂胆が見え見えだな。許すわけないだろ」

 

 左右で2発ずつ撃ち込む。またもな現れた"人"たちに弾丸が阻まれた。撃つ間隔を開けてみたが、どうやら当たる場所関係なく銃弾一発で霧散するらしい。一定の衝撃を与えれば消えるということか。

 

『よそ見しておる場合か?』

 

「っ!? ちっ!!」

 

 真横に"人"を出現させられ、気づいた瞬間に反対方向へと跳ぶ。その瞬間爆発が起こり、直撃ではなかったものの爆風で体が大きく飛んだ。地面へと転がり、すぐに体を起こして発砲。やはり盾が現れて阻まれた。

 

『よく反応したな。いい肉体だ』

 

「嫌な褒め方された。にしてもあれは厄介だな」

 

[1ついいでしょうか?]

 

「うん? なに?」

 

[その前に、脳内で話してくださっても私たちは会話できますよ]

 

[それは先に言ってほしかったなぁ!]

 

[申し訳ございません。後ほどお詫びをいたします]

 

[しなくていいぞ!? 脱線したな。それで話って?]

 

 彼女の根底にある価値観が潜在的なものとしてこびりついてる。それもなんとかしないとなって思いつつ、時間が迫っていることを考えて話を促した。彼女もそれに合わせてくれるのだが、どこか業務的に感じてしまう。

 

[先ほど弾は神聖術と申しましたが、正確にはリソースを弾丸として凝縮しただけのものです]

 

[属性を混ぜこめば弾も変わるってことかな?]

 

[はい。術の行使は私の得意なことのようなので、あなた様に合わせられます]

 

[様はいらないよ。対等って言ったろ?]

 

[……かしこまりました]

 

『さぁ次はどうする? 私を興じさせてくれたまえ』

 

 こっちの話し合いを待ってくれる道理なんてない。ざっと見ても10体以上の"人"が出現し、入り乱れながらこっちに突っ込んでくる。前列の3人を即座に撃ち払い、後方へと下がりながら次の目標を撃ち抜いていく。

 数を半分にまで減らしたところで横へと駆け出し、壁を蹴り上がる。空中で振り返りながら視界に入ってきた順に撃ち抜く。数体が爆発を起こした。

 

[炎熱系!]

 

[はい]

 

 グリップ部分に温かさを感じた。炎熱系を撃つからではなく、術式を込めて撃つときにそうなるらしい。

 爆風で視界が遮られているが、あいつの位置は壁を蹴り上がったときに確認していた。迷わずそこへと撃ち込んだ。赤い軌道を微かに残しながら弾丸が爆風の中を駆け抜ける。着弾時に炎が広がった。そんな風に変わるのかと感心していると、やはり相手が油断ならない相手だと思い知らされた。

 

『炎で闇が消えるとでも?』

 

 広がった炎は、それよりも大きな闇へと飲み込まれて消えていった。今まで闇という表現とばかり思っていたが、どうやら本当の闇のようだ。ブラックホールとまではいかないものの、あれはあれでいくつかのパターンがあるようだな。あくまで『支配』だけなんだろうけど、それに応用が効いてるらしい。

 

「厄介なことこの上ないな」

 

『お主はともかくとして、その女は未知数。お主らには糸口も見出させんぞ』

 

 手を上げた。それを合図に"人"が大量に現れる。俺達を囲うように所狭しと出現した。爆発するのとそうでないのとの見分けなんてつかない。どちらも同じ見た目だ。見た目が違うのはこれを出現させた大元だけ。

 

『どこまで足掻けるか。見ものだな』

 

 一斉に押し寄せてくるのかと思いきやそうではないらしい。常に4方向から誰かしらが突っ込んでくる。

 

 舐められたものだ。それぐらい経験したことあるわ。

 

 左右を撃ち抜く。体の向きを90度変え、残っていた2方向にも発砲する。順番に突っ込んでくると言うのなら、片足を軸に回りながら撃ち続けたらいいだけのこと。一撃だけで倒せるならこんなもの死地にならない。GGOなら4方向とも体力有り余ってた奴らが相手だったしな。

 常に撃ち続ける。360度全方向へと。どこを撃っても敵なわけだから、何一つ遠慮する必要なんてない。なおかつ、彼女がサポートしてくれるおかげで取りこぼしもない。

 

[爆破ってできる?]

 

[可能ですよ]

 

[なら5発後によろしく。そのすぐ後に貫通力高めで]

 

[承けたまりました]

 

 了承の言葉を何パターンも使うんだなって戦いに関係ないことを考える。それも瞬時に切り替え、回転撃ちを続けていく。その最中、きっちり5発後の弾丸が爆破するものへと変えられ、楽しげに観察してた男がいる方向に発射。爆破に巻き込まれた者はもちろん、その衝撃に飛ばされた奴らも霧散していく。

 そこへ続けざまに貫通弾を撃ち込み、盾となったやつを貫いて奥にいる男へと一撃入れた。

 

『ぐっ!』

 

「圧倒的優位にいる時ほど注意を払うものだぞ」

 

『ふっ、フハハハ! この私に戦いを説くか! よかろう! ならば戦いの無慈悲さをその身に刻み込んでやろう!』

 

[お気をつけください。お父様は大戦を生き抜いた猛将なのです]

 

[わかってる。けど、時代が違うってことを教えこむのが、現代っ子の役目でね。付き合ってくれるか?]

 

[ええ。私はあなたと共にあります]

 

 弾の種類をまたお願いして変えてもらう。何を仕掛けてくるか分からない以上、何もさせずに終わらせるのが最も有効かつ安全なやり方だ。

 

()け。朽ち果てよ』

 

 "人"たちに異変が生じた。黒人形たちがただれ始める。ただれた部分が離れて地に落ちると、その場所が腐食し始めた。

 

「……あれはやばいな」

 

[近づかれなければ問題ありません。準備は整いました]

 

[ありがとう]

 

 北の洞窟に行っておいてよかった。あの場所で見たものがそのまま答えになる。

 

『なに!?』

 

 弾を受けたやつが氷付けになる。それに触れたやつも氷に閉ざされる。所狭しと配置させたことが間違いだったな。連鎖させればこれほど容易いものはない。

 左右や後方にも撃ち、氷の連鎖を新たに作らせる。何箇所も同時に発生させるとそれぞれの連鎖速度は遅くなるものの、それ以外は近づかれる前に撃ち抜けばいいだけ。

 

[あっ! 上です!]

 

「っ!」

 

 見上げるとそこには傲慢な男がいた。剣と思わしきものを握り、天井を床代わりにして蹴りつける。俺は今他の方向に銃を向けている。その姿が霞むほどの速さで突っ込まれた。

 

 防御が間に合わない。

 

「はああっ!!」

 

『ぬっ!』

 

「イーディス……」

 

「……ごめんカイル。いっぱい迷惑かけちゃって。正直まだぐちゃぐちゃだけど、こいつはあたしが責任持って倒すから」

 

「そっか。うん、任せた」

 

 こちらを見ることなく宣言していたけど、イーディスの背中は頼れるものだった。整合騎士として、あいつに引導を渡してくれると信じられる。

 

[よろしいのですか? 仕掛けた側の私が言うのもおかしなことですが、彼女は明らかに無理していますよ]

 

[いいんだよ。イーディスがやると言ったならやってくれるさ。俺達はイーディスに邪魔が入らないようにしよう]

 

[……あなたがそう言うのなら私も信じます]

 

 はっきり言うとイーディスがここで参戦してくれたのはありがたかった。1発弾を撃ち込めたからと言って、有効打にはなっていなかった。俺がまだ彼女の力を引き出せていないせいだ。彼女への理解だけじゃない。俺自身が成長する必要がある。

 現状だと、あいつとの勝負は決着が付くか怪しかった。むしろ天命がギリギリの俺が負けただろう。さっきのもイーディスが来なかったら死んでた。

 

「整合騎士のお手並みを拝見させてもらおう」

 

[観戦気分ですね]

 

[そう言うなよ。()はもうすぐ出来上がるんだから]

 

 氷を発生させたのは連鎖で全滅させるのが目的ではあった。それ以外にも理由はもちろんある。プライドが高いやつを誘き出した上で、戦いやすい状況を作り上げるというものだ。

 ほぼ円形に囲われていたのだから、氷がない場所はその円形の内側だけになる。障害のないそれを生み出し、氷のせいで俺が見えなくなれば相手は出てくると踏んだ。実際に相手は出てきた。予想外だったのは、俺の狙いに気づいて先に俺を潰そうと自ら動いたこと。キレ者はこれだから嫌なんだ。ただの傲慢野郎でいてくれれば楽だった。

 

 氷で作られたリング。氷の壁は一定の広がりで止まる。それも俺の実力不足で、そのせいで氷の上から迫ってくる奴らもいる。それらを倒すのが俺の仕事だ。氷の壁の上に登ってそいつらを迎撃しながら下の様子も見る。

 イーディスは親玉を倒すこと。はっきり言って、勝負は長引かない。

 

「あなたのせいでいろいろと不快なことを味わったわ。1年分を体験した気分ね」

 

『それを忘れさせてやろう。私に身を委ねたまえ』

 

「お断りよ。反吐が出るわ」

 

 会話も早々に取りやめ、イーディスの方から斬りかかる。相手はそれを悠々と受け止め、闇を放出させていく。あいつと接近戦はしたくないんだよな。あれをやられると想像してたから。だから氷の壁も作ったら、あいつが出てきてすぐに撃ち殺そうと思ってた。

 イーディスも警戒くらいしてるわけで、鍔迫り合いしてる状況で闇を出されても動じなかった。待ってましたと言わんばかりに相手を跳ね除け、自分を包み込もうとしていた闇を斬り伏せる。

 

[……あんなことがあっていいんですか?]

 

「ははは、いいんじゃない? イーディスは俺の主人だからな」

 

私はそんなの認めませんけどね

 

[ん? 何か言った?]

 

[いえなにも]

 

 イーディスが闇を斬り伏せたことには、彼女だけでなくあの男も驚いていた。信じられないようで、分かりやすく狼狽えている。

 

「あたしの剣は闇の剣なのよ。同じ闇くらい斬れるわ」

 

『そんなもの……! くっ、ふはは! そんなものができたのか! おもしろい。つくづくモノにしたいわ!』

 

「無理ね。あなたは私に勝てない」

 

『その顔が絶望に染まる瞬間。実に甘美であった! 次は私の目の前で見させてもらおう』

 

 剣と剣がぶつかり合う。相手は長いブランクがあるはずなのに、それを感じさせない。イーディスの剣を受け止め、返してさえいる。大戦を生き抜いた猛将。洗練された整合騎士と打ち合うことで、急速にその感覚を思い出しているんだろう。

 火花が散る。切り結ぶ音が聞こえてくる。

 肉薄した状態での勝負。一瞬の迷い。一度の間違い。それが敗北へと直結する勝負。

 

[? 羨ましいのですか?]

 

[そう思った?]

 

[そう見えました。あなたの記憶からでは考えられません]

 

[……そうだろうね。……ランが生きてたら、ALOあたりでああやって高め合ってたかなって。そう思っただけだよ]

 

[…………私にはよくわかりません]

 

[これからだよ。君はこれから多くを知っていくんだから]

 

 男が斬り合いながら途中でイーディスの腹に蹴りを入れる。その威力は凄まじく、イーディスは氷の壁へと叩きつけられた。

 

[行かないのですか?]

 

[うん。イーディスの勝ちだよ(・・・・・・・・・・)

 

 氷の壁の一部が崩れる。それが数秒の間煙幕代わりとなり、その範囲外で男は剣を構える。イーディスの姿が見えた瞬間に仕掛けるんだろう。

 その煙幕は払われた。自然に消えたのではなく、イーディスが作り出した奔流によって。

 

「エンハンス・アーマメント」

 

『素晴らしい。実に素晴らしい! あぁ、それを私の手に収めたい!』

 

「願い下げだって。言ってんのよ!」

 

 イーディスと男が交差する。イーディスの肩から血が噴き出す。

 倒れたのは男の方だった。あの剣を止める手段なんてないのだから当たり前。本人が闇の剣と言ってたからな。闇を防ぐ手段なんてないって男もよく知ってるだろう。結局は、使い手次第ってわけだ。

 男が倒れたことで黒人形たちが消えていく。解放されたと考えていいんだろうな。俺は壁から飛び降りてイーディスの下へと駆け寄った。彼女に頼んでイーディスの傷を癒やしてもらうために。

 

「ちょっ! カイルおおげさよ。こんなの軽傷なんだから」

 

「何言ってんだバカ! お前は女の子なんだぞ。もっと体を大切にしろ」

 

「……カイルのバカ」

 

「なんで!?」

 

 イーディスの傷口をキレイに治してもらい、彼女にお礼を言って倒れた男の方を見る。驚愕した。イーディスに斬られたというのに、なぜそこまで力が残ってるんだ!

 

『ワ、たしニ……したがエぇ!』

 

 体を捨て、闇の球体となってその内側へと力を溜め込んでいる。爆発を起こすのかと思ったが、爆発ではなくこちらへと溜め込んだ力を放ってくるようだ。俺とイーディスは生きてる体だし、乗っ取る気なんだろ。

 

「もう一度やるリソースなんてないのに!」

 

「……イーディス。力を貸してほしい」

 

「え?」

 

 イーディスの後ろから手を回す。状況を飲み込めずに慌ててるのを無視し、イーディスと手を重ねて銃を構える。二丁あった拳銃は今の瞬間に一つの大型銃へと変わっていた。それをイーディスと構える。

 

「あれへの有効打は闇だ。それの扱いに長けてるのはイーディスだろ。銃を介して術を行使するって感覚でやってくれればいい」

 

「……はぁ。ほんっと、ばかね」

 

「馬鹿って言われないようにしていくさ」

 

「今のはカイルに行ったわけじゃないわよ」

 

「まじか」

 

 銃へと力と神聖術が込められていく。その量に応じて白く淡い光が発生していく。込めれば込めるほど力強くなる。

 

 男が闇を放った。

 

 その一瞬後にこちらも放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はああぁー。ははは! いやー最後のは焦ったな!」

 

「笑い事じゃないでしょ! あれ冷静に考えたら避ければよかっただけじゃない!」

 

「それは面白くないだろ」

 

「知らないわよ! もう、カイルのバカ!」

 

 戦闘の余波によって地下は崩れ始め、崩落する前にイーディスと急いで外に出た。地下が壊れたことで地盤もイカれ、結局あの大きな建物も倒壊。危うく瓦礫の下に埋もれるところだった。

 イーディスに怒られるのはなんだか慣れてきてしまった。口癖みたいなものとして聞き流してしまうのもそのせいだろ。

 

 それより、今は大切なことがある。

 

「なぁイーディス」

 

「今は何も聞いてあげませーん」

 

「じゃあ一方的にやるけど」

 

「なにを!? って、ふぇっ!? な、ななっ、なに!?」

 

 背中を向けるイーディスを後ろから強く抱き締める。

 

「無事でよかった」

 

「……うん。ありがとうカイル」

 

 温かな朝日をともに浴びた。

 

 

 




 おら! 早くカセドラルに帰るんだよ!
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