皆様の暖かいお言葉、本当に有り難う御座います。
私自身まだまだ未熟ですのでこれからも色々と変になってしまうかもしれませんがどうかお許しください。
さて、今回は私の考察回というか妄想回というか説明回というか……まぁ色々な回です。
時系列とかちょっとずれていたりしますがどうかご愛嬌、これも世界線の1つという事でお許しください。
できるだけ原作に沿おうとするとかなり難しいですね……やっぱり
では、本編へどうぞ。
フェンリル極東支部。
その局長でありアラガミの研究者でもあるペイラー榊は、昨日上がってきた報告書とそれに関連するとある調査書の内容に頭を悩ませていた
その報告書の内容と言うのがブラッドとハンニバル特異種が交戦したという内容だった。
任務の途中に遭遇し交戦したのではなく、最初から特異種のコアの獲得を目的とした作戦のようで、アラガミを捕食していた特異種に対して攻撃を仕掛け交戦を開始。最初こそ特異種の隙を突きダメージを与えられたもののその後は終始圧倒され全員が重度のスタン状態に陥り特異種を逃してしまったのである。
榊は眉をしかめながら今回の事態が招くであろう今後を考える。
まず最初に特異種はアラガミとしては異常なほどにゴッドイーターを避けていた。その理由についてははっきりとはしていないが、自分ではゴッドイーターには敵わないと認識していると考えられた。そう、天敵を相手にした生き物のように。
それに人数も最悪だ。規定メンバーの最大人数である四人であれば特異種は襲うのを躊躇うか襲わない可能性だってあったかもしれない。
さらに最悪な事態へ拍車を掛けているのが、ブラッドと特異種の戦闘に偶然居合わせたジン君が書いた特異種についてのレポートだ。
彼の下手なスケッチにはハンニバルらしきアラガミの背中に8つの帯状の何かが足されており、それに付随する説明を読めば「ヴァジュラ神属に見られたマントと形状が極めて類似している」と記載されている。
現に戦闘記録にも帯状の部位から幾つもの炎球と雷球をブラッドに向けて発射していることが確認されている。
……そしてアラガミに少しでも詳しい人物であれば気付いたであろうが、この報告書は普通であれば可笑しいのである。ハンニバルは基本炎を自在に操り、それを武器として使い持ち前の体術と合わせながら戦う傾向にある。
つまり、雷属性を用いる攻撃をするハンニバルはいないのである。
新種のハンニバルか?と思うのだが、生憎それで終わる話では無いようで、このハンニバルと同形状の個体で現在発見されているのはこの特異種ただ1体のみであり、同個体は発見されていない。
たとえもし仮に特異種と同じ能力と見た目を持つ個体がいたとして……全ての個体がゴッドイーターを避けるような行動を果たして取るだろうか?
答えは否だ。
現在我々人類に牙を向いていないのは希少なアラガミであるアバドンと……シオ君くらいだろう。
では、このハンニバルは一体何なのか?という疑問が浮かび上がってくる。
その疑問を解決する為のアイテムを彼は手に入れていたが……それは同時にあのハンニバルが人類にとって最悪の存在となりうる事を証明したモノになる。
ブラッドのシエル君とギル君が特異種に対して直接ダメージを与えた際にギル君のチャージスピア、そして、その周辺に辛うじて破損した際に散らばった特異種の細胞の欠片が残っていた。
それをジン君に回収してもらい調べてみて分かった最悪の結果が
『このアラガミはノヴァの残滓を取り込んでいる』
……と言うことだ。ハンニバル神速種がリンドウ君と対峙し、倒されたのとほぼ同時刻に人工ノヴァが地球を離れ月へと飛び立った。その証拠にノヴァの……いやシオ君が与えた青いコアの能力が消失。
それによりアラガミ化が進行……黒いハンニバルとなった……と。
そしてその場に残ったのは神速種の亡骸と後から各地に飛び散り、我々が回収したであろうノヴァの残滓。
アラガミを構成するオラクル細胞はなんであれ取り込む能力がある……たとえそれがノヴァの残滓だろうと。
恐らく修復を開始していた神速種が付近に飛び散って来たノヴァの残滓を取り込んだことによって現在の特異種が生まれたのではないかと考えられる。
ただ、第2のノヴァと比べて体内にあるノヴァの残滓の量はかなり低い。あくまでも特異種は『ノヴァの残滓で作られたアラガミではなく、ノヴァの残滓を取り込んだアラガミ』だということだ。
しかし、何故ノヴァの残滓の量が低いのか。
現段階で考えられる考察としては
・既にコアがほぼ修復しかけていたため、ノヴァの残滓を取り込むスペースがなかった。
・ノヴァの残滓を食らおうとしたが付近にリンドウ君もといハンニバル侵食種が居たために少量しか接種できず何処かへと撤退した。
この2つが上げられるが後者の場合はリンドウ君が記憶していてもおかしくはない。
アラガミ化していた状態でもうっすらとではあるが記憶は残ってたいたようなので、それも含めて報告書に載せているだろう……ただリンドウ君なので忘れていたという可能性も捨てきれないが。
そして次の疑問は『何故第2のノヴァは特異種を襲わなかったのか?』だ。
これは他に超弩級アラガミの存在がいたことで、それよりもこの特異種が劣っていた為優先目標から外れたか、もしくは特異種がこの極東支部から逃げた為に近場のアラガミを捕食することを第2のノヴァが優先したのか。
──それとも、第2のノヴァが倒された時のことを想定して予備策として意図的に捕食しなかったのか。
つまりは1度終末捕食を我々が回避した為に再び終末捕食を起こすためにノヴァの残滓が第2のノヴァを作りだした……しかし、1度辛うじてとはいえ終末捕食を防いだ我々を警戒したアラガミという概念が万が一を考えて第3のノヴァへとなる可能性のある特異種を放っておいたのか。
いずれにせよ、これで特異種の「捕食した対象の姿や能力の一部を自分のものに」するという特性がノヴァの残滓によって得られたものであると判明した。
恐らく背部に生えた帯状の物体はジン君が書いているレポートの通りヴァジュラかヴァジュラ神属のディアウス・ピターを捕食して得たのだろう。
ただ、そうだとすると少し疑問に思うところがある。
以前ジン君の前に現れた際に特異種は感応種であるイェン・ツィーを持ち帰っていたはず。
ならばイェン・ツィーの外的特徴や感応能力を今回ブラッドとの戦闘で使っていてもおかしくはない筈だ。
しかし、それを使わなかった……もしくは使えなかったのだとすると一体何が原因なのだろうか?
……体内にあるノヴァの残滓が少ないために摂取するアラガミの量が一定以上必要なのかもしれない。
第2のノヴァはその全身がノヴァの残滓で形作られていたといっても過言ではない、それに対して特異種はノヴァの残滓の量はあくまで少量しか取り込んでいない。
つまりアラガミの特性を分解・そして会得できる能力が第2のノヴァに比べてかなり低くなっていると思われる。
数から推測するに1体ではまず会得は不可能だと仮定し2~3体で会得可能と仮定しよう。
……そうなるとかなり不味い状況だ。
特異種がアラガミを捕食すれば捕食するほど能力が増えていくのであれば、いずれ特異種が現存する感応種を含めたアラガミの全能力が使えるようになってしまう可能性がある。
しかし、まだそれだけならいい。
第2のノヴァは様々なアラガミを摂取し続け、神機による攻撃が通用しない体を得てしまっていた。
特異種が如何に不完全で未完成な状態とは言え、このままいけばいずれ神機の攻撃が効かなくなっていくであろう……そうなる前に手を打たなければ。
榊博士は自身のデスク上に膨大な数の資料と周囲のディスプレイを総動員し第3のノヴァ──もとい特異種の対策を練り始めるのであった。
今回も最後まで読んでいただき本当に有難う御座います。
さてさて、主人公の能力と言いますか特性?の詳細が判明しました。
やっぱり飛び散ってノヴァの残滓をほぼ同時期に討伐された神速種が取り込んでる可能性もあるのでは?
……と私の妄想が爆発しました。
色々とガバカバ知識の披露会となっている今回ですかどうかご容赦くださいませ…。
では、また次のお話で。
この作品のヒロインはー
-
キュウビまたはマガツキュウビだろ!
-
ルインちゃん1択!
-
フランさんだと思う!
-
リッカさんでしょ!
-
ラケル先生だろ!