転生アラガミの日常   作:黒夢羊

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どうも皆様、黒夢羊です。

なんとUAが15万を突破しましたー!
読んでくださってる皆様のお陰です!本当に有り難う御座います!!

……最近BLAZBLUEのスサノオが好きすぎてこれアラガミとして転生できないかな……とか考えてました。
人型ですし、外見と能力だけそのままにして中は別人にしたらなんかこう……面白そうと勝手に3話くらい書いていたら、5日位経ってましたね。
──はい、サボりです……本当にすいませんでした。

あと、今回は駄文率がかなり高いのでご注意下さい……まぁ、何時もの事なんですけどね。


それでは本編へどうぞ。





第42話 蠱毒

あの日から大分経過した。

 

最近はだいぶ1人の時と同じように起きる事ができてたが、今日は早く起きすぎたみたいで日の光はまだ寝床になっている此所に届いてきていない。

まだ眠気が残っていたり、時間がまだ遅かったのなら二度寝できたのだが、生憎眼は覚めてしまい、二度寝するにはちょっと時間的にアウトな気がする。

 

少しだけ背伸びをした後に外に出て軽く体を動かし、少し何時もよりも早いが、今日はやることがある為に少し気だるいが仕方あるまい。

 

 

そう自分に言い聞かせながら寝床近くにある廃墟の中へと歩みを進める。

 

 

 

 

──あれから大型を喰い続けたが、依然自分の力が強くなったとは思えないでいた。いや事実強くなってない可能性の方が高いから何も言えないのだが。

それに見かけるのが自分が捕食したことのある種類もしくは捕食したくない奴しか会わないので新しく能力を手に入れることも出来ない為に焦っていた。

 

手に入れたのは辛うじて発見したガルムの発火能力。これを上手く使って空中などで動きを強制的に変えることができるようになった……うむ。便利なのは便利だが、やはりどうしても自分の求めているようなモノではないので少し複雑である。

 

 

そこで自分は考えた、目標となるアラガミがいないのなら何をすればあのカリギュラに勝つ確率をあげれるのだろうか……と。

まず思い付いたのは通常のカリギュラとの戦闘をひたすらこなすことで、スピードやパワーはアイツに劣るかもしれないが、動きの癖やら何やらの練習相手にはもってこいではないかと思っている。

ただ、問題点があるとするならアイツ以外にカリギュラと遭遇できていないという点だ……いや、本当に何で1度も遭遇しないんだ?

 

まぁ、という事でこの案は現在進行中だ。

そして次に思い付いたのが……神機を捕食すること。そして神機こそ今自分が探している物である。

対アラガミ兵器である神機を捕食してその力を得ることが出来れば、確実に相手にダメージを与えることが出来るようになるのではないか?……と考えたのだ。

ただ、幾ら捕食したアラガミの力を得ることが出来る可能性があるとは言え、神機は確実に自分にとって毒でしかない。

 

それを捕食して取り込もうモノなら自分の体はどうなってしまうのか……その結果は想像するに容易いだろう。

だが、今のところ自分が手っ取り早く強くなるにはうってつけの方法だと自分的には思う。

勿論感応種やカリギュラを始めとした自分が取り込みたいアラガミは見つけ次第捕食していくつもりではあるが、全く遭遇していない所をみると一体何時出会えるのやら。

 

 

 

 

それはそうとしてどうやって神機を集めるかという話だが、フィールドというかこの世界には『遺された神機』というものが存在する。それらをかき集め、喰らうという方法をとろうと思っている。

 

当初神機使いを襲撃し、神機を喰らうという考えも浮かんだのは浮かんだのだが、それをすると完全に向こうに敵対していると思われるだろう。それに神機のすぐ近くには神機使いには無くてはならないアイテムである腕輪があるのだ、もし何かの手違いで腕輪を破壊でもしてしまえばその神機使いはアラガミ化の道をまっしぐらだ。

 

 

そんな事は起こしたくない。という事で、この案は脳内会議で却下され、必然的に安全に手に入る遺された神機を回収することになったのだ。

そしてそれからはフィールドを周りながらアラガミと神機を探し続けており、始めは中々見つからないと思っていた神機だったが意外にもその数は多く、刃先がロングブレード7、バスター3、ヴァリアント1に砲身がブラスト2、アサルトが1にスナイパー1、シールドはバックラー3、シールド5、タワーが1だ。

 

……うん、少々集まりすぎじゃ無いか?

種類は色々とは言えかなり集まってると思う。まぁ幾つかまとまった所にあったりしたので、恐らくチームでミッションに挑んで居たところ、突如想定外のアラガミに襲われて全員御陀仏……と言ったところだろうか。

 

まぁ、それなりの数が集まったので今日はその遺された神機を捕食する日なのだ。

 

 

 

 

廃墟の中へ入るとそこには先程頭に思い浮かべていた多くの遺された神機。

その中からロングブレードを1つ選び口に運びやすいように砕くと、口の中に入れ噛み砕いて飲み込む。

 

 

 

 

……今のところ体に変化は無いな。よし、もう一本食べてみるか。

そう思い、自分の近くにあった神機を手当たり次第に砕き口に運んでいった。

しかし、それでも体に変化は起こることはなく内心無駄だったか……と落ち込みかけたその時。

 

 

「────────ッ!?」

 

 

 

体に異常な程の激痛がはしった。

前にイェン・ツィーを食べたときに発生したものよりも遥かに越える痛みに耐えきれず地面に倒れ込む。

内側から自分の肉体を喰い破られるような感覚に耐えきれずのたうち回るも、そんな事で激しい痛みが薄れる訳もなく…ただひたすらに暴れ、何度も打ち当たる身体に周囲は次々と破壊されていく。

 

幻聴なのか分からないが体の筋繊維がブチブチと引きちぎられるような音が聞こえてくる。

声を出したいが、声帯すらも殺られているのか出てくるのは掠れきった弱々しい呼吸のみ。

 

 

激痛によって意識を手放しそうになるが……そうはいかない。

自分はあの黒いカリギュラに勝たなければならない。今こんなところで倒れるわけにはいかないのだ。

意識を必死に繋ぎ止めながら神機を自ら取り込むイメージを絶えず持ち続ける。自分が……自分の体がアラガミの力を手に入れる事が出来るなら、アラガミの素材から出来ている神機もモノに出来る筈なのだ。

 

 

 

痛みに必死に耐える。

 

耐え続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────

 

 

 

 

 

痛みは段々と……少しづつ退いていった。

そして自分が何とか立てるようになった頃には空は暗闇に包まれており、自分がどのくらい痛みに苦しめられていたのか──まぁ、今もかなり痛むのだが──を知らせた。

 

まだ痛みが退かないと言うことはまだ完全にモノには出来ていないのだろう。

感応種の能力を手に入れるときでさえ、ここまでの時間を要していなかった……神機、恐るべし。

 

 

いや、そもそも1度に多くの神機を捕食しようとしたのがこの痛みが長引く原因ではないだろうか?だとすればチマチマと1つずつしっかりと消化していけば、ここまで苦しめられることはなかったかもしれないし、より早く取り込んだ結果を確かめられたかもしれない。

 

 

 

うん………いや、うん。馬鹿だ自分。

 

だが、規定量を摂取しなければその能力を得ることは出来ないと今のところ考えられているのだから、1度に全て捕食したのは間違いでなかった……と思いたい、いや思う。

 

それよりも夜間の為に寝なければならないのだが、痛みのせいで眠気が一行に来る気配がない……来たとしても寝ることは出来ないのだが。

 

 

 

 

その痛みに耐え続けながら、夜を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

───────────────

 

 

 

 

 

そして、次の日の昼。

 

 

完全に痛みが収まり、体も問題なく動かせるようになっていた。それに嬉しいことに首の傷が完治していた。

そしてどっと押し寄せて来ている眠気と疲労感を抑えながら神機を捕食した結果を確認してみようとする。

まずは自分の外見だが特に変わった変化は見受けられ無かったので、と言うことは考えられる可能性としては神機やアラガミに対する耐性を得たか、それとも……。

 

ひとまず前者は神機かアラガミが居ないと確めることが出来ないので、必然的に確める事が出来るのは後者となる。

 

 

自分はあることをイメージする。

 

すると右手首から先が細い糸のようにバラけ始めて行き、完全に右手が消失すると次第に糸が互いに絡み出していき小さな短剣のような形へと変化した。

 

 

……イメージよりもかなり小さいな。

そう、自分がイメージしたのは神機のバスターブレード……といってもクロガネやノコギリの様なものではなく侵食されたリンドウさんが持っていたあれのような物である。

 

しかし、再現されたのはアレの刺々しい部分が幾らか無くなったシンプルな形状のミニサイズ……これはバスターというよりもショートブレードと言った方が納得行くのでは無いだろうか。

 

 

なぜこうなった?侵食リンドウさんのバスターはアラガミから見てもかなりのサイズだ。サイズのイメージは合っていると思うのだが……。

 

 

 

……いや、単純に捕食した神機の量が少ないのではないか?人間と自分ではサイズにはかなりの差がある。侵食リンドウさんが腕から生えていたと言っていたのならそれは、体内のオラクル細胞から形成されたものだろう。

それを自分で再現しようとすれば必然的に使用するオラクルの量が足りない……?いや、神機として扱うオラクルの量が足りないと言った方が正しいのか?

 

何にせよ、次は腕全体を使ってサイズの比較をしながら必要であればより多くの神機を集めなければならないな……。

 

 

 

 

 

 

だが、今は…………

 

 

 

寝る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして自分は寝床である廃墟の地面に横たわると襲い続けていた眠気に身を任せ、深い眠りについた。

 

 

 

 

 

 




今回も最後まで読んでいただき有り難う御座います。

リンドウさんが腕から神機っぽいの生やしたんなら主人公もいけるんじゃないか?と思った結果こうなりました……。
それなら他のアラガミも出来そうだと思いますが、そこはノヴァ+人間の思考+神機を捕食したというトリプルコンボを成し得た主人公だからできた芸当……ということで1つ。


それではまた次のお話で。


続編があるとしたらどれが良いでしょうか?

  • GE3編
  • IFストーリー編
  • レゾナントオプス編
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