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………………すいませんでした(土下座)
あと、投票数が個人的に凄いことになってて、驚きました。本当に有難うございます。
まてまてまておいおいおい!
なんで?なんでリンドウさんがいるの?
いや、キュウビがいるからキュウビを追いかけて来たんだって事は分かるんだけどなんでこんなところで遭遇しちゃうんだよ!?そんなん予想できるかってんだ!
そもそもリンドウさん達がキュウビを捕捉して追い詰めることが出来たのってGE2のメインストーリーの後日談……終末捕食を防いだ後じゃなかったっけ?
なんで今キュウビ見つけて追い詰めちゃってるの?早くない?
と、取り敢えずその疑問は目の前の危険を凌いだ後に、落ち着いてから考えることにしよう。
しっかし、キュウビとリンドウさん達がどう動くか。それがわからない限り下手に動けないぞ、これは……。
自分としてもせっかく10本近くの遺された神機を、しかも新品近いほどに綺麗なヤツを手に入れたんだ。出来れば全部持って帰りたい。
最高なのはキュウビが自分とは別の方向へ逃げて、それをリンドウさん達が追いかけてくれるシチュエーションなんだけど、それはちょっと厳しそうだよね。
かといって此方から攻撃すれば間違いなくあの神機の刃が自分に向けられる。
そうすれば間違いなく自分は死ぬ……いや、自分は成長前とはいえ、あのブラッドの皆を相手にして退けてるし、リンドウさんは神速種に苦戦していた。
なら、いざ戦闘になってもワンチャンあるのでは?
──いや、慢心は良くないな。
自分はあの黒いカリギュラを完膚なきまでに叩き潰し、その四肢を引き裂き、そのコアを喰らわなければならないのだ。そんな気持ちでは幾ら強くなっても負けてしまうことだってあるかもしれない……そんなことは、そんなことは決して許されない。
それにリンドウさんだって神速種と相対しているからその対策だって練っているだろうし、半ば本能で生きていたあの状態とは違って、今は冷静な思考が出来るし、道具だって使えるから格段に手強くなっているはずだ。
そうなると──
そう自分が思考を続けていた時だ。
突如キュウビがこちらの方へ向かって走り出す。
まったまった!これは最悪のパターンだぞ!
おそらくあのキュウビはリンドウさんも、そしてこちらをも敵だと認識している……まぁ、自分はキュウビ神属じゃないから当たり前なのだが。
まぁ問題なのはキュウビを追いかけてリンドウさんがこっちへ向かってくる事。
流石に自分もキュウビと彼を同時に、しかも荷物を抱えたまま相手取るのは無理なので仕方なしに手にもつ神機の数を減らそうとする。
するとキュウビは自分からある程度距離を開けて立ち止まると、くるりと振り返りこちらに背を向けリンドウさんに対して姿勢を低くし、戦闘体勢を取る。
……why?
何故目の前のアラガミがそうしたのか理解できずに一瞬思考が停止しかけたが、ピンチなのは相変わらずなので警戒を強めつつも現状を考察する。
キュウビが自分に背を向けたのはどういう意味だ?キュウビのオラクルレーザーは複数を同時に多方向に撃てて、その上ホーミング性能も高かった筈。
だから自分に背を向けながらもこちらを油断させつつ、いつでも攻撃を出来るようにしながらリンドウさんを警戒しているとか……?
いやでも、アラガミにそんな高度な知能があるのか?
そりゃあ多少他のアラガミよりも賢い個体はいるだろうが、ここまで考えれる個体がいるのかどうか……あ、キュウビはレトロオラクル細胞を持ってるから、そういう知能が高いというのも有り得なくはないの……か?
他に考えられるのは同じアラガミだから味方だと思っている……とかか?
いやでも、それが適応されるのは同じ神属とかで、種が違えば敵対とかするんじゃあ……。
けど、原作でもマルドゥークとかは能力のお陰とはいえムービーでヴァジュラとかの別の種のアラガミを率いていたし、この世界でも大型が小型を率いているのは幾つか確認できているから、一概に『神属が違う=敵』という思考…というか本能を持つアラガミばかりではないのか?
なんて事を考えてる内にリンドウさんは何処かへ連絡を取る素振りを見せた後にその場を去っていった。
……うん、まぁ、流石にあのリンドウさんと言え神速種とキュウビを仲間が居るとは言え、同時に相手取るのは難しいんだろうね。
1や2の主人公なら出来そうって思えてしまうのがちょっと怖いけれど。
さて、リンドウさんは勝手に向こうに行ってくれたから、問題はこのキュウビだが。
振りかえってこちらを見つめ、戦闘体勢を解除しないままに微動だにしない目の前のアラガミだが、暫くその状態が続いたが、先にキュウビが戦闘体勢を解除し、所謂犬がするお座りのような姿勢になる。
……これは、戦う意思が無いってことなのか?
ひとまずこちらも伝わるかは分からないが、脇に抱えた神機を下ろして両手を上げてみる……こうなることが分かってたらハンニバルの降伏のポーズとか勉強しておくべきだったと、一瞬考えたがぶっちゃけそんなもんあったとしても分かるわけないと冷静になる。
取り敢えず、こちらの意思がどうにか伝わったようで向こうが軽い鳴き声を上げてくれる。
こう言うがなんとなくだが分かるようになってきたのは自分がアラガミという生物にある程度適応出来るようになったと言うことなのだろう。
さて、どうにかこの場を乗り越えたからさっさと神機を回収して寝床に戻るとしよう。
そう思って帰路につこうとしたら。
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……なんで、付いてきてるんですかね。
いやいや、やめてください。付いて来ないでください。ただでさえリンドウさんに捕捉されて今後が余計に面倒くさくなるのにキュウビの君までついて来たら目立って見つかりやすくなるんです本当に付いて来ないでください。
そう思い此方が足を早めると、彼方も足を早める。
引き離そうと全力でビル群を駆け抜けていくが、貴重なほぼ新品の神機を傷付けたくないという気持ちと、神機を脇に抱えているために両足だけで走っているというのが原因で、普段よりも速度が落ちているために多少離しているとは言え、キュウビの追従を許してしまっている。
引き離す為に攻撃しても良いが、確実に戦闘になるだろうし……そうなると神機を守りながらってのは中々に難しいだろう。
それならこのままコイツを寝床に連れて帰ってそこで食らえば良いのでは?
……うん、それが良いかな。そうしようか。
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純白の竜人の後を離されぬように必死でついていく妾。
その頭の中では先程までの状況を切り抜けた事による大きい安堵の気持ちが浮かんでいた。
……恐らくだが、妾を恐れずに追いかけてきた人間どもが立ち止まったということは、この竜人はそれなりに名が知れた存在か、それと同種属の可能性が極めて高い。
更にあの人間どもが振るっていた武器を抱えていた事と、此方を発見しても直ぐ様攻撃に転じなかった事を踏まえて考えると、アヤツは妾と同様に他の者共よりも智力が発達した者だと思うのが妥当。
ならば、妾が背中を見せれば状況を静観し、一先ずは襲ってこないと見て一か八かの賭けに出たが……賭けには無事勝つことができたようだ。
竜人は妾を攻撃することはせず、人間も妾とアヤツを同時に相手取るのは厳しいと判断したのだろう。なにやら耳に手を当てて居たが、後にその場から消えさった。
1つの危機を切り抜け、直ぐ様竜人に振り替える。
妾と同じ知恵を持つ者かもしれぬとは言え、所詮は別の種。
人間が消えたことで妾を倒せると見なし襲いかかってくるやも知れぬ。
そう思い、暫くは警戒を解くことは無かったが、流石にここ最近の逃亡による精神の摩耗が激しく、これ以上は危ないと判断し、姿勢を解いて此方に敵意が無いことを示す。
伝わってくれと半ば祈りに近かったが、向こうも戦いたくはないと思ってくれたのか脇に抱えていた武器を地面に置き、両手を上げて来た。
それが奴等の種の戦闘の意思が無いことを示す行動なのだろう。成る程、また妾に新たな知識が蓄えられた。
その体勢のまま幾ばくか時間が経過した。
竜人は姿勢を解いて先程まで抱えていた武器を再度脇に抱えると、そのまま何処かへと去ろうとする。
アヤツとおれば妾の身は暫くは安泰。その為ヤツの後ろを付いていくが、それが不快だったのかどうかは分からぬが歩を早めたので、離されるように。かといって警戒されぬよう距離を詰めないように妾も足を早める。
するといきなり竜人はその体躯からは想像できぬほどの速度で走り始める。
もしや、妾達の後を人間どもがつけていたのか?アヤツはそれを察知して人間どもを撒こうと速度を上げた。
ならば妾もそれについていくしかあるまい。
そう思い妾も全速力で走る。
……しかし、アヤツは一体なんなのだ。2本足であるのに四足でかける妾と同等……いや、それ以上かもしれぬ速度を出せるとは。
だが、妾を気遣ってなのかそれからは速度を上げることなく、此方が離されていないかを確認するために時おり妾の方を見てくる。
やはりアヤツも同じ知恵を持つ存在が居ることが嬉しいのかも知れぬな……まぁ、それはまだ分からぬが、ほぼ確定で良いだろう。
さて、アヤツが何処へ向かうのかは知らぬが妾の身のためにも離されぬようにしなければな。
という訳で登場しました。
キュウビさんです(尚ヒロインかは未定)。
性別はちゃんと女の子です。男の娘じゃないです。
さて、待っていてくれた皆様。
本当に有難うございます。
感想には返信を返せてはいませんが、全て読ませて頂いてます。
私生活がどうにか落ち着けたら、遅すぎるとは思いますが、全て返信させていただきたいと思っています。
この話はせめてGE2編は完結させたいと思っていますのでどうにかこうにか頑張っていきたいです。
それでは皆様、次のお話で。
後日談的なのをネタバレ覚悟で先に書いてしまっても
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構わんよ
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やめろぉぉぉぉぉぉぉ!
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ネタバレしない程度にお願い
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そんなことより更新頻度を高めるんだっ!