木ノ葉教育戦国時代   作:宝石マニア

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6 中忍試験第1次終了!俺たちにもトーナメント!?

 結果として、私立工業高校とのスポーツ交流は大成功に終わった。民間学生と忍者学生との官民を超えた心温まる交流会として開かれたはずなのに、見学者は何故か他国の隠れ里の忍者が半分以上を占めていた。

 

 私立平和工業高等学校との交流は楽しかった。忍具制作科には様々な個性的な学生がいて、年齢もバラバラ。俺たちより少し年上の現役生もいれば、留年しても頑張っている障害を持つ学生もいるし、怪我で忍者を引退して忍具職人への道を選んだ人もいる。中には公立の民間人学校在学中に子供ができて休学後、この工業高校へ転校して職人を目指す若い夫婦もいた。その夫婦が連れている赤ちゃんは女子から人気者で、ヒナタも楽しそうに笑ってた。赤ちゃんを抱きあげるヒナタの姿・・・、なんか、良いなって思ったってばよ。それで明確になったのが、ヒナタとの将来について。まだ12歳の忍者学生だけど俺、そろそろ人生設計をしとかなきゃって思った。

 

 ネジ先輩たち2年生が交流したのは、国防部門職員を養成する『国立火の国高等専門学校』だ。その学校では普通の事務官/技官だけではなく忍具職人『忍具職人職』養成科、そして医師や看護師といった医療従事者『医療職』を5年間以上かけて養成している。卒業後には2年間の専攻科が希望者には開かれていて、国防部門で働くという覚悟が決まった民間人学生が在籍している。一般人の職員を育てているとはいっても、実際には護身術としての体術や簡単な忍具の取り扱い、忍術についての知識を学んでいる。また、民間人学校を出ても採用試験の受けて国防部門職員になる事ができる。しかし、そちらだと入ってからの研修期間が長いそうだ。

 

 3年生というと、俺たちよりもずっと外交的な仕事をしていたそうだ。公開講義、公開実技授業を国立アカデミー校舎内で行っていた。詳しくは知らないが俺たちと2年生のところに来たよりも上位の忍者が見学者だったらしい。

 

 

                   ☆★☆

 無事に3日間の『学校見学会』を終えた俺たち忍者学生たちはまた夏休みに戻ろうとしていた。だが中忍選抜試験のトーナメントを行っているとき、俺達忍者学生もまた交流試合を同時開催する事になった。警備任務に駆り出されずに済むと驚いたのは一瞬、フウレン先生からのお知らせがあるというので講堂でたまたま隣に座ったサクラちゃんが「なるほどね」と呟いた。何が何だか分からなかった。

 

「中忍選抜試験と同時開催として、全6校対抗の交流戦を行います!」

 

いつもは9月だけど今年だけは前倒しすると、先生は付け加えた。

よく解らないうちに2・3年生はエキサイトし、1年生は取り残された。大騒ぎの2・3年生に、アスマ先生とカカシ先生は苦笑いだ。

 

「出場者は男女1学年につき1人。つまり、1校6人だね。男女ペアになって、学年ごとのトーナメントを組ませてもらう。会場は広いから、1度に3学年分の試合が可能だよ。まず、そのためには校内トーナメントをしないといけない」

 

だから、参加者募集要項が書いたプロジェクターを用意したそうだ。

 

白いスクリーンに照らし出される、参加者募集要項。中間テストの結果が上位6人しか出場者決定トーナメントに出場できないらしい。俺はダメだった!!

 

「ナルト。俺がお前の分も戦ってきてやる」

 

「サスケェ・・・!」

 

サスケの輝く笑顔に、俺は無意識のうちに抱き着いていた。ヒナタが噴き出している。サクラちゃんといのは苦笑いだ。当のサスケは微妙に嬉しそうだけど。

 

 

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