NARUTOのくのいちって、何気に平均身長高くないですか?
あと、うちは一族の女性は男性よりもメンタルヘルス問題が軽そう。メンタル関係に関する遺伝子がY染色体に乗ってたりするんですかね。女性は遺伝子の『キャリア』扱いでどうですかね。サラダちゃんもイズミちゃんも女性で写輪眼持ちだから、血継限界の遺伝子は女性側からも受け継がれる?サラダちゃんの片方のX染色体はサスケ君の母ミコトさん由来ですよね。
上忍師である紅先生から優しく背中を押され、「怖いです」と言いながらもヒナタが扇城野風という子と戦う事になった。野風は双子姉妹の姉の方で、父親が任務で殉職したショックで姉妹ともども写輪眼を開眼したと聞いている。サスケが好きみたいだけど、サスケは彼女たち姉妹を普通にクラスメイトとして認識してる。いのは2年のサイ先輩とすっかり仲が良くて、同級生たちの試合の解説をキラキラした目で聞いている。それにアスマ先生とガイ先生は「青春ですねぇ」とニヤっとしながら言う。
オレたちがいるのは、学校の敷地内にある授業でも使う小さな演習場だ。四方をフェンスで囲ったテニスコートと同サイズの小さな演習場ではいつも、ストレッチやら体術といった授業がクラス分けをして実施されている。男子はオレは出場できなくて、サスケとアマツが戦って、アマツが勝った。アマツに負けたサスケは悔しそうではあったが、「俺もまだまだ修行が足りないな」と爽やかな顔だった。それにアマツが腹を立てていたけど、サスケは「俺はお前以前にまず自分自身に勝たないといけないから、真剣勝負はその後だ」と言っていた。サスケって、本当にオトナだと思う。
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試合が開始されると、ヒナタは野風との間合いを遠めに取った。一方、野風はヒナタと間合いを詰めるために接近を図った。のんびりした温厚な少女という印象のヒナタだが、伊達に日向一族の嫡子ではない。相手が妹のハナビではないからか、ヒナタの雰囲気はいつもよりもずっと研ぎ澄まされている。
そして、野風の肩あたりに叩きこまれる一撃。それはチャクラの流れをネジ先輩のように停止させるとまでは至らなかったが、流れ自体はしびれたようになるだろうと思う。何故俺が知っているのかって?もちろん、毎日のように一緒に組手の修行をしているからだってばよ。まだヒナタとの組手に慣れていない時、一度思い切り柔拳を食らった事がある。その後、それを見ていたネジ先輩からも思い切りやられた。
「くッ!」
「逃がさないっ!」
ヒナタは一瞬にして柔拳の構えを崩すと、野風を回し蹴りで吹っ飛ばした。
「・・・ヒナタ様!?」
確りと聞こえた「逃がさない」という言葉に、俺の後ろにいるネジ先輩が一瞬だが息を詰めたのが分かった。そうだ。ネジ先輩はまだヒナタの成長をよく知らない。どんな成長をしたのか、見ていない。
ヒナタに蹴り飛ばされた野風も黙ってはいない。すかさずフェンス際で印を組み、ヒナタへとカマイタチのような風が飛んでいく。ヒナタへと向かっていった風遁はヒナタの整えられた髪を何束か切り裂くが、それに対して感情的な揺れを招こうとしていただろう野風は表情を変えた。
「何でッ、髪、切られたのに・・・!!」
「はぁぁっ!!!」
動揺する野風を気にする様子もなく、ヒナタは野風の間合いに飛び込んでいき、腹部に掌底を叩き込んだ。
野風は「降参します」と叫ぶように言った。
「か、勝ったぁ」
勝ったのに何故か戸惑ったような顔をしながら帰ってきたヒナタに、ネジ先輩は信じられないものを見るような目つきで見ている。
「ヒナタ様、髪が・・・」
動揺していたのはヒナタ自身ではなく、ネジ先輩の方だったらしい。意外だ。
「ネジ兄さん。これくらい何てことないですよ」
「・・・ですが」
紅先生が歩いてきて、もう試合が無いから学生会館の理容室に行って来たらどうかと提案した。
「日向さんは怪我をしていないようなので、私が彼女に付き添ってもいいですか?」
「あら、微風さん。お願いするわ」
ヒナタは微風と一緒に学生会館へと歩いて行った。もちろん、次に試合をするサクラちゃんといのに声をかける事を忘れずに。
「さーて、サクラ。私たちの番ね」
「そうね。いの。全力でいかせて貰うわ!」
学年きっての仲良しライバルと評判の二人が、演習場の真ん中で互いに見つめあっている。これで勝った方がヒナタと戦闘する。
特別上忍である月光ハヤテ先生の号令とともに桜色の髪と銀色の髪が翻り、二人の戦いは幕を開けた。
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「まさか、引き分なんてネ」
カカシ先生が軽く笑いながら、バラバラに切れたサクラちゃんの髪をチェックしている。
「先生ってば、笑いごとじゃないんですよ!?」
「でも、良い戦いだったと俺は思う」
「そぉですか?」
笑い事じゃないとサクラちゃんは言うが、真剣な顔をしてどこが良かったのか褒めるサスケに対しては満更ではなさそうだ。
「ヒナタは以外と柔拳に縛られていなかったですよね」
サクラちゃんの一言に、カカシ先生が小さく頷いた。
「まぁヒナタはね、先生が良いんだろうね。あの日向一族の若夫婦の講師。あの二人はヒナタに柔拳以外の戦い方も教えてくれている。だから、出し惜しみをしても十分戦えるんだね。血継限界って狙われやすいだろう?」
「技の出し惜しみか・・・」
「どうしたんだ、サスケ」
「・・・俺は出し惜しみできていないし、最後の”うちは”としての自覚が無いと分かった」
深刻な顔をして、サスケがそう言いながらサクラちゃんに絆創膏を渡した。
「ありがとう、サスケ君。で、何か良い事でも思いついたの?」
「ああ。イメチェン、してみようかと思って」
「イメチェン!?」
サスケの考えはこうだ。わざわざ自分から狙われに行くよりも、意表をついた忍者になった方が後々良い事がありそうだ、と。だから、その為には髪型や写輪眼を出すまでの戦闘スタイルを”うちは”と悟られないように出来たら良い、と。
「俺は最後のうちはの男。死に急ぐ真似はしたくない!」
アカデミーの女子学生は、全員が忍者にならなくても良い世の中だからこそ逆に覚悟が決まった強者で占められている。
扇城微風 (せんじょう そよかぜ)/扇城野風(せんじょう のかぜ)
誕生日:9月26日 台風襲来の記念日
身長:163センチ 体重:45キロ
評価:C+(標準的な下忍(上位)/選抜試験受験者に求められるレベル)
うちは一族の戦闘に向かない者から枝分かれした庶流一族、扇城に生まれた一卵性双生児の女の子。初等部時代から優等生だったが、春野サクラには勝てなかったことから彼女を強くライバル視している。一方身体能力も頭脳も高いハズなのだが、搦め手が好きな相手には勝利できていない。というより、相手の実力を計るのが苦手なので相手を過小評価しやすい。うちはサスケに嫁ぎ、うちは一族を再興させる事を夢にしている。が、サスケには全く相手にされていない(というより一切興味ナシ)。むしろ二人の事が好きな男子の方が多い。黒髪に色白な美人姉妹。