Fate/Zero 一般人(仮)√RTA 作:んごまる
思い付きだから!思い付きなんだからね!
青髪未亡人との甘くて苦いビタースイート新婚生活だと思った?残念キュケオーンです。
ということでやっていきましょう。ゼロポケRTA。前回はサーヴァント召喚まででしたね。ついに触手を卒業したら次は雑炊祭りだそうです。メディアたんを愛でるにはまだまだ先は長いようですね。
それでは進めていきます。とは言ってもイベントが始まるまではまだ少し時間があるので、ここでできる限りの準備を済ませましょう。
まずはキルケーの好感度上げと体力回復のため、キュケオンをとりあえず食っときましょう。実は回復アイテムとしても有能な雑炊。負傷した右足の傷はキルケーさんに治していただきましょう。
さて、キャスター√としては王道である陣地作成ですが、今回は行いません。というのもまずそうすると、籠城戦を強いられることになるためタイムが伸びます。また、あまり強固に守りを張り過ぎると奴らは共闘し始めてしまうので戦力的にも結局厳しい戦いであることは変わりません。まあ、陣地作成するときも基本的には正面からの篭城だけでなく絡め手が必須になりますが。拷問陵辱鬱展開ならプロですからねこちとら。
じゃあこの貧弱クソ冷遇クラスでどう戦うのか。君たちは忘れてないかい?
そう。zeroのみ使えるという伝説の戦略鯖無視マスターゴロシ。なぜかはわかりませんが鯖がおるってぇのにzeroマスターはウェイバーくんを除いて単体で動くフラグいっぱいなんですよね。まあ、雁夜は勝手に動かれてるだけですが......
また、キャスタークラスは対サーヴァント戦では最低の戦力ですが、対マスター戦では右に出るものはいません。何よりほぼ確定取得の魔術の一つである「分析」が強すぎます。切嗣の起源弾や、金髪見た目だけおっさん実は若い慢心お兄ちゃんの片栗粉などの能力はもちろんのこと。様々なメタ的情報を見破ることができます。もちろんむっしーや桜たん。雁夜の病状や状況についても瞬時に見分けられます。RTA的にはかなり美味しい。魔術師は情報戦において最強.......
あ、ちなみに触手の変態おじさんにそんなことはできません。黙ってセイバーでも陵辱しててください。
それに加えてメディアたんなら短刀が.....まあ仕方ありませんね。
ということで今回走っていくのは基本的にはマスタータイマン√。その中でも安定して効果を出せる薬中チャートですね。
え、それじゃあ対サーヴァントの戦闘シーンがなくて寂しいって?バカァ言っちゃあいけない。心配しなくてもそんなことで本当に難なくクリアできるなら鬼畜でもなんでもないです。ヌルゲーですヌルゲー。
さて先ほどもいいましたが、今回は薬中チャートということでキルケーに製造してもらった薬で基本ステータスにバフを盛っていくのを基本戦略としていきます。別に魔術でバフをもらってもいいのですが、本チャートだと戦闘時にキャスターが必ず隣にいるとは限りません。そのためおくちゅりは必須ですね。みんなでおくちゅりのめたねしましょう。
ということでキルケーたんにお薬を処方してもらうのですが、その前に、大切なことを終わらせておきます。契りじゃないよ?
聖杯戦争がどういうものか。一般人√では知っているかどうかは魔力に依存します。今回はEなのでもちろん詳細を知りません。そのためしっかりその情報を入手していきます。
コマンドでキャスターを選択し、現状についてを選択しましょう。
ACT あなたはキャスターに現状について訪ねた。
>「聖杯戦争」の情報を入手
「キャスター」の情報を入手
......なるほど。今回はこのパターンですか。
本家SNでも、正義の味方見習いがセイバーに尋ねたのを覚えているでしょうか。今回のパターンはそれとほぼ同じですね。
「真名」や「願望」のようなサーヴァントに関するものの情報は今回得られなかったようです。心を開いていないか、他のマスター対策でしょうが、今回は後者でしょうね。まあ別に大体は知ってるので特に問題はないですかね。
というかむしろここで自供が始まると、キルケ―の本領。別名怪文書が発動、ボタン連打が始まるので良かったかもしれません。この子基本的に喋りまくるから......
さて。ではこのわずかな空白の準備期間に何をするか。メインの一つ。必要な魔術の習得です。
特に「身体強化」と「演算強化」です。身体強化は言わずもがなですが、大切なのは後者の演算強化です。
当魔術は脳の処理能力のメモリ自体を底上げする効果を持ちます。ゲーム的な効果は二つ。一つ目アクションモード時で使用すると体感時間が遅くなり敵の動きがわかりやすくなります。しかし本キャラは魔力がEのため見た目ではほぼ変わりません。
重要なのは二つ目。選択肢のポップアップに関する変化です。戦闘中や緊急時の瞬時の判断、特に生死が関わる選択の選択時の制限時間をわずかに伸ばすことができます。これは一手のミスで再走案件を簡単に叩き出すクソゲーを少しだけ緩和することができます。
もちろん回復系は持ってて損はないのですが、戦闘中に回復できるほど易しい相手はいません(断定)。なので意味は特に。キャスターに頼めない状況で負傷したら、それはほぼ積みみたいなものなので無視します。
ということでキルケーたそに師事を頂きましょう。
......あれまって。そういえば確認してなかった気がします。......ガバじゃないよ?
>魔術
・「身体強化(E)」
・「痛覚麻痺(E)」
おっと「痛覚麻痺」とは珍しい。魔術では本当にあまり見ませんね。特殊能力の無痛症は見たことがありますが........
魔術回路を保有するということは少なからず魔術を素で習得している場合があります。もちろん特性や属性はランダムです。魔力が高ければ高いほど高度で多くの能力を保有する可能性があります。今回の二つ、そしてどちらもEは、まあ魔力ステ的には平均的でしょうか。
ですが幸いにも今回のキャラクターは強化の特性を保有済みだそうです。かなり上記の能力の成長を見込むことが出来ますね。「痛覚麻痺」はその一端かな?あまり使ったことはありません。
ということで確認も済んだことですし、キルケ―たん魔術おちえてー。
ACT あなたはキャスターに魔術の指南を頼んだ。
>魔術:「身体強化(D)」を習得
魔術:「演算強化(E)」を習得
魔術:「幻影(E)」を習得
よし。ちなみにここで演算強化を取れないと再走でした。実は今後の行動はこれなしでは残念ながら乗り越えられないので。
かなりいい調子です。さあ、残りの仕事を片付けましょう。
早速それではキルケ―に薬を処方してもらいます。それも、特別強いものを。
さて、今回飲んでいくのは正気減少薬。まあシンプルな薬物ですね。それも特効性とトラウマを確定で掘り返す確実性を兼ね備えたものです。
解毒薬と合わせながら繰り返し慣れるまで打つだけの作業が始まるのでここらでキルケ―たんの紹介でもしておきます。
さて、今回召喚したサーヴァント。キルケーですが、キャスタークラス内では1、2を争うトップクラスの当たりです。
まあRTA的にはメディアさんには少し劣ります。流石にあの短刀チートなので。
しかしキルケーさんには独特の宝具とメディアさんを上回る薬物製造スキルがあります。
そしてメディアさんとの大きな違いは、好感度の管理の簡単さです。メディアさん、実は少しナイーブで信頼してからはわりかし早いのですがそこまでが少し大変です。メディアさんを召喚するためには悪属性にかなり近くなければいけませんが、彼女が心を開くためには多少の英雄値、低すぎず高すぎない正気値が必要になります。
しかしあら不思議キルケーたんは放置寄生ヒモクズっぷりを発揮すればするほど好感度が上がっていきます。もちろん普通に接してても上がります。逆に過度に護ったり尊重しすぎると少しだけ下がりますがそれ以外は基本的に減りません。ちょろいんとはこれいかに。
唯一の欠点はその召喚の難しさにあるんですが......。実は彼女は触媒以外で召喚するとなるとかなり厳しい条件があります。
一つ目が社会力の低さです。コミュ力はさておき社会的立場や性格がゴミであればあるほど彼女のダメ男センサーをくすぐります。確実に召喚の範囲内になるのは-Bからだったはずです。残念ながらそこまで低いと通常フェイズで確実に足を引っ張ります。
二つ目が特殊能力です。確か「クズ男」や「浮気性」「宿なし」「サイコパス 」「狂人」等のかなり重いバッドステータスを保有しなければいけなかったはずです。今回程度の普通にちょっとだけやばいやつ程度では召喚されないはずなのですが......
一応メディア前提のチャートでしたが、多少変えれば彼女ならやっていけそうです。あとでwikiに報告する必要もありそうですね。検証の意味も込めて進めていきましょう。
そろそろですねえ。はい。だいぶおくちゅりになれてきたようです。主人公の顔がだいぶ疲弊してますねえ。
この作業をするとしないとではチャートの安定性が全然違います。
あらゆるパラメーターにおいても言えることですが、自身の身体、精神が保有する力以上の物を引き出すための道具というのは、それ相応のリスクを保有します。もちろん後遺症もあるのですが、問題はためらってしまうことがあること。特に正気値と英雄値を変動させる薬物は、精神そのものを揺らすため、人格の概念そのものが歪むことに関する根源的な恐怖があります。
これが本当にわずかな躊躇を生んでしまうので、しっかりと芽は摘んでいきましょう。大丈夫大丈夫。解毒薬さえ飲めば感覚は戻ります。鍛えれば鍛えるだけ強くなるよ。筋肉と一緒だね。みんなもおねがいまっそう。
耐性が出来ないかって?はは。お前神代の魔女の劇薬が人間がちょっと足掻いた程度で効果が薄れるとでも?
>熟練度上昇
特殊能力:「鈍感(自傷)」を入手
特殊能力:「揺れる境界」を入手
はぁい。しっかりと目当ての能力が取得できましたぁ。ちなみにこれを取らずに薬の乱用。特に正気値ががっつり減った時に正気値上昇の効果を持つ薬を使うと一発で自我の崩壊を招きます。良い子は気をつけようね。悪用してどっかで見たことあるカー〇リッジお兄ちゃんRPとか絶対にしちゃだめだよ。ほんとに駄目だからね。
ということでここまできたらしっかりと休みましょう。あまり体を酷使しすぎると、通常行動に支障をきたします。
拠点は逐一変更しましょう。別に河原や下水道で寝る必要はありませんが、一つの地点に固まると爆弾犯(複数)が画面に出てきちゃうので。移動の際にはしっかりキャスターには認識阻害をお願いすることを忘れないように。
過行く時もここまで。さてそれではやってまいりました。最初の正規チャートイベント。聖杯戦争第一戦目、アサシン対アーチャー戦です。位置次第ですが戦闘の様子を観察することができればここで固定ムービーが入ります。
この夜のタイミングで、山岳を選択し、上方から遠坂亭を見ていきます。いやあ。冬木の夜の夜景は綺麗ですね。まるで人一人いないようだぁ。まあやろうと思えば物理的にできますが。
あーやってますやってます。華麗(笑)に仕掛けられた罠を交わしていくアサシン。自慢げですねえ。しかし残念なことに全部脚本通り。まさに自演乙ぅってやつです。あ、アサシンが串刺しになってます。散り際もかわいいなあ。
>キャスターの魔術
「最初のサーヴァント脱落」の情報を入手
「無数に飛来する宝具」の情報を入手
はい。さすがキャスターしっかりと情報を抜いています。ギルたその情報はあって損はありません。てか必須です。
さぁてぇ。わたぁしが何で山岳を選択したと思いますかぁ?
ただのチキンで遠坂亭の遠くから見ていたとお思いですか?そ、それもあります。けどこちとらRTA走者。チキることなど少ししかありません。
でぇもぉ。私。どうしても会いたい人がいたんです。
>キャスターの魔術
「刻印を持った男」の情報を入手
あぁ。見ぃつけまあしたぁ。それでは、ダイナミックにお邪魔していきましょう。
ACT 謎の男の排除
コンニチハ。頃しあいましょ?
さあサーヴァントを失ったような偽りの状況を作り出した張本人の一人。状況によっては鯖ですらタイマン張れる言峰綺礼との戦闘です。さすが、すでに黒鍵を懐から取り出して戦闘態勢に入っています。
さあ。アクションモードに変更されたことですし、やっていきます言峰戦。
ただでさえ情報戦が中心になるキャスターの情報をここで消費してしまうのはもったいないので今回もマスター同士のタイマンです。といってもフルでサポートはしてもらいますが。
開始と同時に薬物を首筋から打ち込みます。キャスターの援護を受けつつ、保有する魔術をすべて使用します。
筋力のステータスは一時的にB+まで上昇しています。これなら、化物の彼と渡り合うことも多少はできるでしょう。
さて、言峰綺礼は、とにかく化け物じみた膂力。マジカルけんぷぉーと、黒鍵による中遠距離攻撃が厄介です。あれ隙ってどこ?通常プレイ、特に非魔術師√では廃人ですら苦渋を舐めるとこは確実です。ニンジャじゃないと弾くことすらできなそうですね。
はい。まず初めに牽制代わりの黒鍵攻撃です。今回は4本ですね。どちらから襲ってくるか、タイミングは毎回ランダムなので、特殊能力なしの自力回避はほぼ不可能です。
しかし残念。こっちにはサーヴァントがいます。まだキャスターはこちらに専念する余裕があるので、すべての黒鍵は方向を変えていきました。すぐに敵はそのことを認識し、この場からの撤退を試みます。
なので全力で言峰との距離を詰めます。放ってくる斬撃や通過する道の危険物はすべて今はキャスターに任せ、距離を詰めることだけを考えます。降りていく崖の最短経路を縫って全力で走ります。
一定の時間と、距離が埋まると、言峰は突然止まり再度戦闘態勢に入ります。この時点で、相手の鯖がキャスターだと確信しているからですね。それも直接的な攻撃が可能じゃない、もしくは不得意なものだと。
当たってるよ?だからなんだよ!こちとらまだ目標、達成してないから。
さて、本格的な言峰戦。近接戦闘を開始していきます。
黒鍵はクソ有能人権武装なので回転率とダメージが桁外れです。また言峰自体の黒鍵熟練度がAのためこちらは正規の近接戦を行おうとすると、痛い目にあいます。具体的にはパリィ。そういった意味で彼に対抗したいなら、武装系の特殊能力をまずは伸ばさなければいけません。
じゃあお前何装備してんの?って?言ってなかったですか?
素手です。はい。
致命傷は必ずといっていいほどキャスターが防いでくれます。キャスターには今回幻術の展開をお願いしていますが、空間に撒くタイプの物なので作用するまで一定の場所に固定する必要があります。そのため、できることはとにかく時間を稼ぐこと。そして作用した瞬間の数コマを見逃さないことです。
状況が動かない限りこちらに死はありません。そのためガンガン近接によって行きましょう。言峰の行動範囲と呼吸数が増えるほど、精神的に揺れるほどタイミングは早くなります。
おら!頃してみろよ!そのちんけな棒きれでやれるもんならなぁ!
はーヌルゲーですねえ。勝ちしか見えないです。耐久力は減らないし、言峰にくっつくだけの簡単なお仕事です。お前が毎秒与えるダメージよりな、こっちの自動回復の方が多いんじゃボケ!
はい、僅かに黒鍵を振る際に体の軸がぶれました。ここでしっかり足払いを入れます。身体を回転させ低い状態で広範囲にかける足払い。これは素手のみ使用可能なアクションです。
しかしさすがは達人。必ずジャンプで回避をしてきます。しかし習わなかったのか?近接戦闘において飛ぶという行為が何を示すかを。
全バフ込みでやっと勝る筋力で言峰をしっかり押し倒します。ここで体の拘束をしようと思ってはいけません。この転倒はいわば奇跡。本来であればマジカル神父に近接戦闘でアドをとること自体がほぼ不可能です。この数コマの時を逃さないように。そして選択する行動はたった一つ。
それでは、みんな大好き薬物注射タイムを始めましょう。懐から注射器を取り出し、言峰に対しアクションを行います。
勝ったッ!死ねいッ!
........とまあ、それで決着がつくなら鬼畜などとは程遠く。この程度では前座ですらありません。というかムービー()みたいなもんです。
さあて手元の薬剤が謎の飛来物に破壊されたところで本当の戦闘の開始です。
序盤にして本作のrtaでも上位の難関ポイント。vs綺礼&アサシン戦です。
まず注視すべきはアサシンですが、まず敵の数、位置がランダムです。そのため撃たれる投擲はどの方角からかの特定は困難。またアサシンの全残基を割いてくることはなく、全暗殺者を倒すことはキャスター√ではほぼ不可能です。
そのため逃亡一択ですが、それが凄まじく困難。まず気配遮断持ちの鯖を相手取るには、キャスターの警戒をフルでそちらに向けさせる必要性があります。故に、目の前の聖職者と正真正銘のタイマンで逃亡しなければいけません。執行者から逃げろと?どこの真祖ですか?
弱音ばかり吐いても仕方ないのでまずは薬を打ちましょう。兎にも角にも薬です。過剰ではありますがここは打ちどころです。
さて、視界がわずかに赤く染まり、揺れ動きました。限界を超えましたね。過度の薬物接種による特殊効果がかかりました。ここからは制限時間があります。解毒薬等でのこの状態の解除までの時間がかかればかかるほど、ステータスの元値が変動します。
今回の勝利条件はキャスターの魔術「転移」を使用しここから逃亡をすることです。フルスロットルでキャスターはこちらに向かっています。時間が表示されていますね。状況次第ではありますが、基本的にこのカウントが終われば勝利です。アサシンの攻撃は考える必要はありませんが、逆にキャスターから「分析」等の援助をうけることができません。そのため自力で彼女が到達する10数秒間目の前の男からの攻撃を避け死を免れなければいけません。
全神経を集中させ、投擲される黒鍵の軌道とタイミングを読みます。左右2本ずつ、今回は右の1本がほんの少しタイミングが遅いようです。
全4本中3本は僅かに後方を狙っているようで、狙いは恐らく前方から同時タイミングでの刺突攻撃を仕掛けてくるです。
.
.....クソ行動ですね。
後方回避は確定で死。迷わず前方に。回避は不要。とにかく致命個所だけ避けて刺突を正面から受けます。
クッソ腕と肩がやられました。かなり深い傷です戦闘に支障をきたすレベルで。ですが好機です。出血を利用しましょう。
ダメージが入りますが仕方ありません。刺突されたタイミングでさらに強くその刃を身体に突き立てます。
おっ。死ぬかな。本来のプレイであれば一瞬の意識の混濁が入っていいレベルの負傷です。しかしこちとら薬中RTAじゃなめんな。
その甲斐あってこちらの血痕が彼の片目に入りました。毎秒単位で覚悟と慣れを覚えた身体すら蝕む薬物に犯された血液です。同じ効果がもちろん一瞬だけですが確定で入ります。
この隙を逃さないように突き刺さる黒鍵を持つ手をしっかり腕で弾き、正面から致命を入れましょう。ダメージ量は自慢にもならぬ程度ですが、ノックバック効果があります。
第一段階は終了。そしたら後方にダッシュ。残りは6秒ちょい。しっかりといったん距離を取ります。捨て身の投擲がなければ死にませ.........おいまって何そのアクションやめてお願い別にもう戦いの意思ないんだから逃がしてよごめんちょっかいかけてほんとやめてくださいしにたくありませんその手から武器を捨てて平和に行きましょうよねえおねがいね?むさいおとこのしたいとかべつにじゅようないじゃんおまえはだまってきんぱつに抱かれてればいいんだよだからおうちにもどっておねがい。
といいながら目の前に広がる鋼色の物体。あー飛来する音が耳に刺さりますねえ。終わったかな。
やっぱり今回も駄目だったよ........次は一番いいお姉さんを頼みます。
.........生きてます。あれ、おかしいですね。確実に死ぬはずだったんですが。
..........って待って。そういえば今回キャスターがメディアじゃないから......。やばいです!ダメージ無視してキャスターに向かって全力で走ります。
くっそ忘れてましたガバですキルケ―が土壇場でどうするかなんて少し考えればわかることです!
見つけました!耐久減ってやがります。やっぱり一撃喰らってやがった!
カウント残りは1秒強。なのであと一撃耐えれば終わりです。
やれることは一つ。アサシンと言峰の攻撃対象をどちらもこちらに向けキャスターの防御壁演算の負担を減らすことです。
ああわかってますよかばえばいいんでしょもうあと一撃でも喰らったら終わりだけどな!
キャスターに覆いかぶさるようにしてあとは神に祈りましょう。
........よし視界が変化しました!天国でも地獄でも精神世界でもありません!クリアです!やったぁ!勝利ではなく、逃亡のエフェクトが表示されたのを確認。少しホッとしました。
とりあえず解毒剤だけはお願いしましょう。出血と痛みに関してはキャスターの傷が優先です。
>ステータスが変化しました
・状態異常:「過剰摂取」を解除
・状態異常:「出血」を入手
・状態異常:「負傷(腕)」を入手
・筋力が少し上がった
・正気値が下がった
・英雄値が下がった
>キャスターのステータスが変化しました
・状態異常:「負傷(太腿)」を入手
・魔力残量が大幅に減少
あーやっぱり「転移」の消費量は重いですね。おそらく今襲われたら抵抗できないさようなら。これはそんな簡単に使っていい魔術じゃないです。
止血は知識がCもあれば可能なので大丈夫でしょう。負傷状態は今後少し問題なので可能な限り早く治してもらいます。
さてそれでは報酬の方を確認します。
>「虚偽の脱落」の情報を入手
「サーヴァント:アサシン」の情報の欠片を入手
「マスター:アサシン」の情報の欠片を入手
はい。ただこのためだけにあの化け物に挑んでおりましたでござる。
本RTAにおいてこの情報を入手しなかった場合、暴れるだけ暴れた結果画面が突然暗くなりガメオベラ、もしくは数コンマの選択肢ポップアップ間違えた瞬間即死というくそフラグが生き続けることになります。
アサシンが落ちていないという前提を組めるかどうかは、今後の戦略の幅に大きく関わってきますからね.......
ということでいろいろ失いましたが結果オーライ。今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました!
さって自分の怪我だけ応急処置したらキルケ―たんの羽にでも埋まって癒されましょう。きっとええにおいがするぞお。
痛くしないから。流石に痛くしないから。そんな鬼畜じゃないから。別にそんなやましい気持ちはないから!
だから.........そんな距離取らなくても.........
・”キルケー√”
召喚条件の厳しさや、goodendの難しさから攻略wikiの更新が止まらないランキングに浮上する猛者。
その好感度は一見簡単に上昇しているように見えて、実際は歪んだものである。そのため形骸化したマスターとなりやすく彼女自身を攻略することはとても難しい。被害者の会を増産することでも有名。
未だ彼女のgoodendについては感想しか乗せられておらず、方法を開拓した人間はすべて口を閉ざしており、キルケー√クリアのトロフィーを保有しているものは、皆が皆その美しい姿勢を保っている。最後に映し出される1枚絵と、やりとりはすべての苦労を吹き飛ばし涙腺を破壊するとのうわさ。それが本当に良い意味であるかは定かではないが。
彼女を攻略する上で最も大切なこと。それは「向き合うこと」である。