ラブライブ!IF ~少年と少女たちの物語~   作:秋麦沈初

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前回のラブライブIF

 ハーイ、みんな大好きエリーチカよ。……ねぇ、希、これ本当にやらないとダメ? え? ダメなの? ……分かったわ。

 えーっと……ぜ、前回は私の話だったわね。どう? 照れるシーンとか……可愛かったでしょ?(ウィンク) なんと言っても私は、賢いかわいいエリーチカ……

 やっぱり恥ずかしいわ! もう、無理!(どこかへ走り去る)


僕に出来ること

 結局絵里はダンスについては協力するがμ'sには加入しないと言ったという。部活についてを作れない原因がいろいろあるらしい……取り敢えず人数が足りないのが原因の一つだとか。まぁ、どちらにしろ、絶対隠れて他にもいろいろやってあげるに決まってる。

 

 花陽と凛は誘ったみたいだが……どうも二人とも渋ってるみたいだ。彼女たちなら……少なくとも凛なら、穂乃果先輩がやるなら──ーみたいな感じで一緒にやりそうな気もするが……彼女たちにもいろいろ事情があるのだろう。

 

「じゃあ、まあまあ順調なんだ?」

 

 夜十時ごろ、寝る準備を終えて、今は穂乃果と電話で話している。最近は僕も結構早めに寝ることを心掛けている。μ'sの現状を穂乃果から聞く限り後の問題はメンバーの数、らしい。

 

「うん、あっ、明日学校で初ライブやるんだけど、見にくる?」

 

「……未許可で女子校に入れるわけないでしょ。不審者だと間違われるよ」

 

「そんなことないよ。少なくとも穂乃果のクラスの子はみんな音也くんのこと知ってるよ?」

 

「……だとしても。せめてお偉いさんに形式上でも許可を取ってからね」

 

 もう、僕の存在が穂乃果の周りでは周知となっているのは突っ込まない。……それは兎も角、一般公開してる訳でもないのに、勝手に学校に入れるはずがない。

 

「ことりちゃんのお母さんとか?」

 

「そうだね、まぁ、そもそもどんな許可がいるんだって話だけど……そういうのは全然詳しくないから」

 

 幸いなことにツテがあるので、その辺はなんとかなるはずだが……少なくとも明日までになんとかなる話ではないだろう。よく、学校で首に名札をぶら下げた人が校長先生や教頭先生の案内で授業を見に来る……なんて場面を見かけた。実際にはどういうことか分かっていないが、平日のなんの行事もない日に学校へ部外者が訪れるとはそういうことなのだろう……多分。

 

「? なんか、音也くん……思ってた反応と違う」

 

「なんで?」

 

「前の音也くんだったら、女子校入るのは恥ずかしいとか言ってそうじゃない?」

 

 まぁ、確かに穂乃果たちと出逢った頃だったら絶対、女子校に入るなんて出来ないよ、とか言ってたと思う。というか、そういう反応を期待してたのだろうか? 

 

「誰のせいだ、誰の。もう、色々と開き直ったよ。みんな強引すぎて」

 

 本当、最初の内はみんな初めて逢ったっていうのにグイグイ来るものだから、正直戸惑っていたが……いつの間にか慣れてしまって、そんなものかと思い始めている。

 

「でも、根本は変わってないよね~」

 

「……どういう意味?」

 

「まだまだ、音也くんは純粋ってことだよ?」

 

「……そんなことないよ。僕だって黒いことは沢山ある」

 

「黒いことって?」

 

「……そうだなぁ、穂乃果たちを騙したりとか」

 

 絵里の件や西木野さんの件は穂乃果たちには言ってないし……絵里の件は騙してると言えるのではないだろうか? 

 

「それ、本人の前で言っちゃダメなやつじゃない? 意味ないじゃん」

 

「そんなことは……ちょっとはあるけど」

 

 確かに本人の前で言ったらちょっと効果が薄くなる気が……

 

「やっぱり音也くんは嘘が下手だね」

 

「……ふんっ」

 

「あー、拗ねたの?」

 

「拗ねてない」

 

「嘘だ」

 

「嘘じゃない」

 

「本当かなぁ? ……あ、もうこんな時間」

 

「ホントだ」

 

 時計を見ると十一時、いつの間にか一時間くらい経ってた。……早く寝るようにしているといいながらこの始末、うーん、意識が低いのかな? 

 

「……音也くんがオトノキに来れば一緒に練習できるし、話す時間ももっと増えるのにね」

 

「僕が行った所で特に意味ないよ?」

 

「そんなことはないんだけど……」

 

 穂乃果の呟きに反応すると、こんな返事が返ってくる。そう言われる分には嬉しいけど……本当に僕がいた所で見てることくらいしか出来ない。

 

「……そう言ってくれるのはありがたいけどね」

 

「……そっか」

 

「うん……それじゃ、また明日ね」

 

「また明日」

 

 

 穂乃果と話していて思った。僕は見てることくらいしか出来ない……自分でそう考えたけど、それじゃあダメだ。だって僕は穂乃果たちを助けると誓ったのだから。

 

「……僕には僕の出来ることがあるよね」

 

 確か明日、ライブをするって言ってたな。……明日、絵里に頼んでみよう。そう思いながら、僕は意識を手放した。




 ……宿題が忙しいです。せめてもう少し早く決めてほしかったですよ。いえ、先生方も忙しいのは分かりますけど……

 まぁ、何が言いたいかと言うと、明日投稿出来るか分かりません。ただでさえ、最近ストックがなくなってきて完全にイタチごっこだったので……今回もすごく短くなってしまいましたし、これは後で修正入れるかもしれません。

 もしかしたら、不定期更新になるかもしれませんが……それでも良ければ楽しみにしててくれるとありがたいです。私も頑張ります。


次回"やりたいの!" μ'sの初ライブ……結果は……皆さんの予想通りです。
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