Black "k"night   作:3148

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「」ウリとセンジュがとうごとう合流します!

……おかしい、GW中に終わるぐらいの内容だろうなぁ、って始めたのに。

終わりがみえないぞ!?

あ、キバナさんの出番はないです(ナイデス

転生、キャラ崩壊、オリジナル、幻覚etc……どんとこいな方はよろしくお願い致します。


ムゲン団編 第七話

 リンドウは、額を抑えて唸る。荒唐無稽な異世界の話に、そこから飛んできた人間の話を理解しろと言う方が難しい。

「そんな与太話を信じろってか?」

マリィと名乗る女性は首を横に振る。

「私も、現状を全て理解している訳ではないのです。ただ、私が分かる範囲で起こったことを整理すると……此処が私達の居た世界と少し違う異世界だと」

だからこそ、「」ウリを探す必要があった。いや、マリィにとって「」ウリがこの世界に存在するかどうかは、命題に等しかったからだ。

「その為のムゲン団、っていうことか。なんというか、信じられないなぁ」

少し残念そうに頷くマリィ、それは仕方のないことだと肯定する。

「分かった、そういうことにしておこう!」

リンドウが結論を下すと、マリィは驚く。

「信じるのですか?」

その言葉に、リンドウは顰め面をする。

「全部はちょっと難しいけどなぁ。それでも、今のところそれでユウリとアンタの変な行動は説明できるからな」

間違ってると分かった時点で考え直せば良い、そう語るリンドウ。

「……貴方が私達の世界にいてくれたなら」

何か変わったのかも知れない、そう呟いたが、リンドウが否定する。

「俺が居たから、二人はこの世界にきたんだろ?」

その言葉の後に、盛大に溜息をつくリンドウ。その面倒ごとは、他の誰にも話せそうにもない、と。

「……ええ、きっと。そういうことやけんね」

 

 翌朝、ユウリに連絡を取ったリンドウが二人を引き合わせる。

「マリィ!?」

「「」ウリ様! よく……ご無事で」

涙を流しながら、二人は抱きしめ合う。お互いがお互いの存在を確かめ合う様に。

「よかった、あの時ムゲンタワーにいたから……マリィも巻き込まれてたんだね」

涙ながらに喜ぶ「」ウリは、姿相応の少女の笑みだった。

「はい、他の団員はほとんど脱出しましたが……私を含めて何人かは崩落に巻き込まれたようです。それよりも、本当に……無事で良かった、「」ウリ」

そうして、互いの無事を一通り喜び合うと、マリィが尋ねる。

「それで、ホップ博士とは……上手くいったのですか?」

まじまじと「」ウリを見つめるマリィは、期待を込めた表情になる。

「う、うん……ちゃんと、お話しできたよ。また、またね! 一緒にチャンピオンになろう、って、ホップがね……言ってくれたんだ」

どこか気恥ずかしそうに「」ウリが答え、マリィは真剣に頷いて聞いて居る。リンドウは、本来なら年齢は自分より上のはずだが、見た目と違和感のない幼さに困惑している様だ。

「なんと……ホップ博士とまた約束を」

あふれ出る涙を抑えきれないマリィに、戸惑いを隠せないリンドウ。

「あ、どうぞ、続けて下さい」

一瞬退出しようとしたリンドウが、「」ウリに呼び止められる。

「ありがとうリンドウ、貴方のおかげで、ホップと会うことが出来た。何かお礼をさせて欲しいの」

少女の微笑みは、心のそこからの歓びだったに違いない。

「そうですね、リンドウさんにはこれからも頑張って頂きたいですし、全面的に支援させて頂きます」

マリィの言葉に、リンドウは疑問を抱く。

「これからも、って……なにをだ?」

「」ウリとマリィが一瞬目を合わせて、「」ウリが言葉を放つ。

「泥棒猫のお目付役」

「そういうとこやぞ」

普段の笑みで言い放つ辺りが、冗談かどうかが分かりづらい。

「それと、ムゲン団も続けていこうと思うの。異世界に来たとはいえ、ムゲンダイナもいるし、有効活用するのに私達の知識は無駄にはならないはずよ」

勿論、リンドウのいる組織に全面的に協力すると付け加える。

「分かった、分かったよ。俺もユウリの事を応援する。色々手伝って貰った恩もあるしな」

リンドウが呟いて、マリィに向き合う。

「それと、あんたも折角この世界に来たんだし、楽しんでいったらどうだ?」

その言葉にマリィは驚き、「」ウリの方を一度見る。「」ウリは満面の笑みを浮かべている。

「そう、ですね。マリィではなく、センジュとして、これからも「」ウリ様と行動していきます」

 




読了ありがとうございました。

大体五~七話くらいかなぁ、って思ってたんですよ最初はね。

進むのが遅いから一五〇〇字で一話でも大丈夫かなぁ、ってね。

十話で終わるか? 微妙な所です。

(「」ウリちゃんの瞳を)曇らせコラ! 曇らせコラ!

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