Black "k"night   作:3148

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バウタウン、水タイプのジムリーダーのルリナとの対戦になります。


水タイプのコスチュームが素敵ですね(大声)


ジャケットにヘソだしを考えるのは、仕方ないね(オレモソーナノ


追加DLCでマリィちゃんとかローズ委員長の衣装追加らしいけど、楽しみですね(マリィちゃんと思い込んでる一般男性プレイが捗りますね


第四話 ジムチャレンジ バウタウンにて

 少し急ぎ足で旅をしすぎたのだろうか、バウタウンについて、宿をとると直ぐに眠ってしまった。気がつけば日が暮れていたので、もうジムチャレンジが出来る時間では無いだろう。少し様子見をして、明日に備えることにした。

「っと、流石にマリィもチャレンジは終わってるか」

気になって調べてみると、マリィは無事にジムチャレンジを突破しているようだ。もう遅くなってしまったので、一日ターフタウンで宿をとって、それからバウタウンに向かうようだ。

「まぁ、無事で何よりか。ん、そう言えば」

昼のマリィの会話でトレーナーの事を思い出す、調べるとバトルのシーンが少し映っている動画を見つけた。

「やっぱり、経験もポケモンもまだまだ……!?」

そこまで言って、ようやく気がつく。確か、マリィと話していた段階では、まだサルノリを使っていたはずだ、だが動画では既にバチンキーに進化している。進化すること自体はおかしくはないが、スピードが速すぎるのではないか、そう感じた。

「いや、バトルしたのが進化する直前だったのかもな、どちらにしても、俺が気にする事じゃ、ないだろ」

そう呟いて、街灯に照らされた街を歩く、バウタウンのジムを覗き、レストランへと足を向ける。

 

 ジムチャレンジは水のスイッチを入り切りをして先に進め、というものだったが。

「イエッサン、頼んだ」

エスパータイプであれば、何一つ苦労すること無く、突破することが出来た。

「……まさか、こんな形でジムミッションをクリアするなんて」

ジムリーダーのルリナが肩を落とす。

「まぁ、たまたまイエッサンがこういうこと得意にしてただけで、真似できる人は少ないと思いますけどね」

少なくとも、真似できるトレーナーよりも、正規の方法でクリア出来るトレーナーの方が多いだろう。

「貴方の力を試すことが出来なかったのは残念だけど、これから見せて貰うわ」

そう言うとルリナは決戦のフィールドへ向かう。

 

 最初のジムでは挑戦者が多すぎる為、どのメディアもダイジェスト形式になるが、二回戦以降となると一部では解説付きで放送されることもある。

「いやぁ、今年のジムチャレンジも、例年と比べて粒ぞろいですね。なんていっても、あのチャンピオンからの推薦を受けたトレーナーもいます」

「はい、勿論その二人も注目ですが、奇しくもジムリーダーでメジャーに選ばれなかったサイトウ選手は、チャレンジャーとして参加しているので、こちらもみのがせませんね」

解説のレポーターがそう話すと、バウタウンのジムを一番に突破したサイトウ映像が流れる。

「いやぁ、ジムリーダーのオニオンが居なければ、抜擢は間違いないとされていたのですが」

「実際に投票の際も僅差だったと聞きます。ただ、チャレンジャーとしてジムチャレンジに挑む時も、チャンピオンを目指す意気込みは変わらず、と言った様子でしたね」

そこまで解説を終えると、ジムリーダーのルリナと挑戦者がスタジアムに入場する。

「これまでジムリーダールリナさんのジムバッヂを手に入れてきたのは、初戦突破の半数ほど、今回の挑戦者はどうなるのでしょうか?」

「ほぼ全ての挑戦者がジムミッションをクリアしているとはいえ、異例の方法で手の内を見せずにジムミッションをクリアした挑戦者、スタジアムは期待の歓声が上がっています」

スタジアムの中心で、二人が会話を交わす。

「これまで挑戦者が見せたポケモンは、ユキハミ、ジグザグマ、それとイエッサンですね」

「イエッサンに関しましては、バトルのデータがありません。しかし、あまり戦闘が得意とは言い難いポケモン。ユキハミも同様です、ただ挑戦者のベルトにはまだ私達の知らないボールがまだストックされています。まだ見ぬポケモン達に期待が高まりますね」

両者がボールを構え、それを宙に放つ。

「さぁ、ジムチャレンジのポケモンバトルが、始まります!」

 

 ルリナが放ったボールからは、トサキントが現れ、半分が水のステージを悠々と泳ぐ、地面があるステージのど真ん中に現れた挑戦者のポケモンは、観客もトサキントも気にせず、体を丸めている。

「……ナットレイ」

水ポケモンにとっては天敵の草タイプのポケモン。それ自体は驚くことでは無いが、事前情報から得ているトレーナーが持つには明らかにレベルが高すぎる。

「エース級、ということかしら」

切り札を惜しみなく使ってきたというのならば、手加減する方が無礼というもの、ルリナの方から攻撃をしかける。

「トサキント、バブルこうせんよ!」

トサキントの攻撃に、ナットレイは意にも介していないようだ。

「流石の耐久力ね、でも攻め手は緩めないわ! 続けてバブルこうせん!」

再度トサキントの攻撃を受けて、ナットレイは動き出す。煩わしく振るわれたその触手の動きは鋭く、容易くトサキントをスタジアムの端まで吹き飛ばした。

草タイプ パワーウィップ

「あーっと、ルリナ選手のトサキント戦闘不能!」

トサキントをボールに戻し、次のポケモンをフィールドに出す、その時点で違和感を抱いた。

「どうして、ポケモンに指示を出さないの?」

ポケモンバトルにおいてトレーナーがポケモンに指示を出さないのは、本来あり得ない。

「舐められているの? 確かにタイプ相性も良いし、充分に強いポケモンだけど」

それにしては、何か違和感を感じる。それが何かを理解した時、二匹目のポケモンが戦闘不能になっていた。

「……余裕がなさ過ぎる。これだけのポケモンを持っているのなら、勝ちを確信してもいいはずなのに」

そう呟きながら、ポケモンを戻し、最後の一体に手を掛ける。願い星バンドに力を集め、ダイマックスのエネルギーが集まっていく。

「いけっ、カジリガメ! 相手のナットレイを叩き潰せ!」

そうして、挑戦者をよく見ると、大小様々な傷が見て取れた。

「……おかしい」

本来であれば、闘うポケモンはトレーナーを守りながら闘う。トレーナーが傷を負う事も少なくないが、こういった整えられたスタジアムで新たに傷を作ると言うことは、余程訓練されていないか、懐いていないポケモンだけだ。

「エースポケモンじゃない、そのナットレイは……!?」

キョダイマックスしたカジリガメさえも、一撃で打ち倒す。ただし、その破片はトレーナーすらも傷つけていく。

 

 ルリナとリンドウは握手を交わす。

「あまり……褒められた闘いでは無かったわね」

ジムリーダーの言葉に、リンドウは返事をする。

「まぁ、邪道でしょうね」

捕まえてそのまま碌に訓練もせずにナットレイを出したリンドウは、バトルの余波をまともに受けて、傷だらけになっている。ただその姿に、迷いはないように見える。

「それでも、勝利には違いないわ。バッヂを受け取りなさい」

リンドウは水バッヂを手に入れた。

 

 傷だらけの体を引きずりながら、リンドウは借りているホテルへと向かう。

「……そりゃ、無茶だよな」

碌に育成していないポケモンでジムリーダーと勝負しようと言うこと自体が間違いなのだ。それを補う為に元々強いポケモンを使う事の対価は、決して少なくは無い。リンドウの手に余るポケモンを扱う事は、火中の栗を拾うようなものだ。

「そんなに睨むなよ、イエッサン。俺だって分かってる……次はこんなものじゃ、済まないだろうし、な」

まだジムチャレンジで使ったことの無いボールを見て、呟く。少し考え込んで携帯を取り出す。

「もしもし、こっちはなんとか水バッヂを手に入れたよ」

通話相手のマリィは驚きを隠せない様だ。

「えっ、まだターフシティも出てないとよ!? 早いっちゃ!」

その言葉に、少し落ち着いた様子のリンドウは、ソファに腰を落とす。

「もっと先に行ってる奴も居るし、時間の勝負じゃないんだ。焦る必要はないだろ」

そういったリンドウは、疲労からか溜息を吐く。

「まぁ、そうやけど……どうしたん、しんどいと?」

マリィの心配そうな声音に、少々複雑な気持ちになったが、リンドウは話題を切り替える。

「それよりも、ルリナさんのジムチャレンジだがな」

バウタウンのジムチャレンジについて充分に話し合った後、電話を切る。スマホをソファに投げ捨て、ベッドへと飛び込んだ。

「……痛い」

痛む傷はあるが、疲労の方が上回ったのか、深い眠りへと落ちていく。

 




読了ありがとうございました。

はい、最初にワイルドタウンで捕まえたポケモンの一匹が、ナットレイです。

鉢巻持たせたけど、カバにパワーウィップ外したはもう許せるぞオイ!(一敗

というわけで、ナットレイのデータです。
(リンドウのポケモンに努力値は)ないです。
ポケジョブしかしてないやつと捕まえたばかりのポケモンだから、当たり前だよなぁ?

ナットレイ
とげだまポケモン
Lv:60
性格:のんき
特性:てつのとげ
H:177 A:136 B:198 C:75 D:162 S:30
技:パワーウィップ
ねをはる
ジャイロボール
てっぺき
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