仮面ライダーW Pの願望/メモリコレクター   作:黒めの猫

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非常に遅い投稿。


Pの胎動メモリの名

とりあえずガイアメモリの売人さんらしき人に声をかけてみましょう。

「ねえねえ、お兄さん。この辺で見かけないね、何売ってるの?」

いや、この質問はおかしかったかな?売り物広げてるわけでもないし。まあ子供だし別にいいでしょう。

 

「坊やには関係ないものだよ、お母さんはどこだい?もしかして迷子だったりする?」

むむむ、ま、迷子扱いとは...もういいや、ド直球にガイアメモリの売人さんですかって聞いてしまいましょう。

「もう!そういう誤魔化しはいいですから、お兄さんあれでしょ?ガイアメモリとかいうの売ってる人でしょ?」

「驚いたな...どうした分かったんだい?それにこんな子供がガイアメモリの存在を知っているとは」

 

「そんな話はどうでもいいんですよ。僕にもガイアメモリ売ってください。お金はありますから」

早く売ってくれれば良いんですよ。ガイアメモリをさあ

「ははは、参ったなあ、こりゃあ。よし、分かった。僕もセールスマンの端くれ、お客様に最高の商品をご提供致しますよ。」

えへへ、最初っからこうしてればよかったですね。さてさてどんなのがあるのかな?

 

「さて、これが商品、ガイアメモリでございます。運命の出会いがあなたに訪れるでしょう。」

そのメモリを一目見たときにピンときた。これだ。これ、絶対これだ。このメモリ以外ありえない。

ああ、もう決まりだ。

「お兄さん、これ、絶対これ。これ頂戴」

「おお、今から一つ一つ説明しようと思っていたのですがどうやら運命のメモリが見つかったようですね。

それではこのメモリの説明をさせていただきたいと思います。」

「うん、お願いしますね」

 

そうするセールスマンの男がPのメモリを手に取る。

 

『Phantom』

 

「ファントム、それがこのメモリの名前です。シルバーメモリになりますから少々お高いですが強力なメモリですよ。

何せ幻を実体化できるのですからね。もちろん実体化できる量に制限はありますし、実体化した幻影は本物よりも耐久が落ちますがそれを含めても非常に強力なメモリです」

ほうほう、幻を実体化、イイじゃん。これは汎用性も高そうだし。変身とかは出来るのかな?幻を実体化で姿変えたりとかできるんですかね。買ったら確かめればいいか

「それで幾らなんですか?」

「このファントムメモリは1200万円となってますがお買い上げで間違いないでしょうか?」

うっわ、高いなあ、まあ払えるんだけどね!うへへ、現在資産は3000万円ですからね。余裕ですよ。

「勿論、お金はこっちにあるんでついてきてくださいね」

 

 

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よし、購入完了です。生体コネクタとかいうのもやってもらったしこれで変身できますね。それではポチっとな。

 

『Phantom』

 

それではグサリ。すると僕の体は段々と異形に変わっていき最終的には赤いシルクハットを被った奇術師のような外見のドーパントになっていました。

これは凄いですね。主に身長の変化が、大体2倍くらいになってますよ。それでは能力を試してみましょう。

それにしてもこれ、凄いですねえ、高揚感が半端ない、まあそれは置いといて。手元に一般的な剣の姿を想像してみる。

するとパッ!と手元に想像した通りの剣が出現した。...楽しいな。これ、よし、次は変身できるか試してみましょう。

変身、うーん、ドラゴンにでも変身してみましょうか。1mくらいの奴に。それに他にもいろいろ試してみましょう。

 

 

結果、僕がこの3日間で分かったことをまとめてみる。

 

1.幻を具現化できる。上限あり。ポイント制みたいな感じで大きかったり精密だったりするものほど消費ポイントが大きくて、具現化したものを自分で解除して消失させると

 十分の九くらい帰ってくる。破壊されると一切戻ってこない。

 

2.この能力ヤバい気がする、そういえばガイアメモリに毒素ってあったよね?排出できないかなーって、思ってたら変身能力でできる機構を発明した。

 これでガイアメモリ使い放題、やったね。それにガイアメモリのエネルギーを無理やり引っ張り出す機構で疑似メモリブレイクもできるはず。

 

3.自分の変身は自分に近い姿(ドーパント体)ほど消費ポイントが小さい、また、大きさの変動によっても変わる。重さは実像の半分程

 

この能力、かなり強力なんじゃないかな。ほかのメモリもこんな感じの能力があるんでしょう?素晴らしいね。

それじゃあ早速大人の幻影作って家を買いましょう。いや、家買う、うーん、なんかお店でもやろうかな?折角ですから収入も欲しいですからね。

なんだろう、カフェ?いやそれだとかなり長時間拘束されるからなあ。...探偵とかいいんじゃない?翔太朗くんも探偵でしょ。絡みやすい同業になろうか。

 

問題は探偵としてうまくやっていけるかどうかだけどそれは問題ないはず、僕は猫とお話できますからね。猫探しも人探しも行けますよ。

うん、あ、そうだ、ついでに鳴海探偵事務所の場所も探しましょう。探偵事務所やってるくらいだからすぐ見つかるでしょう。うん、そうしましょう。

それじゃあまずはなんでしたっけ、探偵帽みたいなやつ、ハンチング帽子でしたっけ?猫耳カバーついてるやつ買いましょう。そのあと探偵事務所探して、できれば荘吉さんにも会いたいですね。

 

そして家を買う、と後ついでにパソコンとネット環境も整えなきゃね。うーん、楽しみになってきました。あと他にもガイアメモリ集めたいですね。

もう魅せられちゃった感が半端ないです。さてそれじゃあお買い物に出発です。




主人公君は基本的には争うけど大きな事件の時は協力するロケット団ポジの予定です。

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