さて、とりあえず服やら帽子を買いに行きましょうか。お金もいくらか持ってきましたしガイアメモリも一応持ってきました。使わないほうがいいんですけどね。
服屋に着きました。「WIND SCALE」ですね。確か一話でマグマとTレックスの人をリストラした...今はまだ就職すらしてないでしょうが、会社ですね。
まあこの会社の経営実態とかはどうでも良いんです。問題は商品が良いかどうかですからね。結構好みのデザインのが多いです。
子供服なんですけど。別にいいんです。帽子はブカブカですが良いんです。お店の人に「あら、こんなに小さいのにお使い?服なんて変わったお使いねえ」
とか言われたけど別に良いんです。
服を買う、という一つの目標は達成です。それじゃあ次は...鳴海探偵事務所ですかね。うん、「おじさん探偵?カッコイイ!」みたいな感じでお知り合いになっておきましょう。
理由は特にないんですけどね。場所は知ってます。かもめビリヤード場とか言う場所の二階ですね。
いや、でも先に不動産行ったほうがいいか、そういうのって、時間かかりそうだし探偵事務所は早くほしいし、人にはいつでも会えますしね。うん。
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ということで、買ってきました。はい、ファントムメモリで僕の未来予想図に変身して買ってきました。やっぱこのメモリ便利だわ~
お値段的には800万円くらいでした。立地もよかったし極端に狭い場所でもないし中々いい物件でした。にしてもこんなに安いもんなんですかね?
僕はてっきり1500万円くらいするものだと思ってましたけど。まあ安い分にはいいでしょう。もしかしたら事故物件だったのかな?
...も、もしかしたらラップ現象とかポルターガイストとかあったりするんですかね?い、いやでも僕にはメモリがありますからね。大丈夫です。うん。
とりあえず掃除とか済んでるから今日から使っていいよとは言われましたし、もう帰りますかね、夜になってしまいましたし。
「きゃああああ!」
「誰か!誰か来てくれえ!」
…僕は耳が良いからこういうこともよく聞こえちゃうんです。でもこれは公園の方ですよね?行ってみますか。走って向かっている内に
「ほらほら、見捨てて逃げねーと。おまえも道連れだ。死んじまうぜぇ。」とか、「このメモリを買って...」
とか聞こえてきました。...これはメモリを使って犯罪をしているということですね?っと、ようやく着きました。
ここですね!「はるかぜ公園」!...あれはもしかして翔太朗君ですかね?足に縄跳びなんか結んで...ってきえた!?
「早く!おれに捕まって登って!」
あ、公園に穴が開いてるだけか。その穴に落ちたから消えたように見えたんですね。じゃなくて多分これ原作イベントですよね?それじゃあ見てれば多分大丈夫...なはず?
なんだろう、もう少し見てればおやっさんが助けに来るのかな?あ、女の人が穴から脱出できたみたいですね。というかあの穴を作ってるドーパントはどんなのなんでしょうか。
アリジゴクとかかな?
「ぐあああああああっ!」...一人男の人が食われた?声的にはそんな感じですよね。
「俺はな、極めてグルメなのよ。本当は女だけ喰いたかったんだ。男の血はディナーに合わねえ。...ま、いいさ。女の次に旨いのは子供だからな。女の子供は最高だけど...ウキキッ!」
わぁ、めっちゃクズじゃないですかこいつ、しかもなんか俺はいわば神なんだとか言ってますし頭に寄生虫でもいるんじゃないですか?
というか翔太朗君は本当に大丈夫なんでしょうか?このままだと、いや、誰か近づいて来ますね。
おお、やっぱりおやっさんこと鳴海壮吉さんです。服白いですねえ?...うわ、飛び込んだ。気になります、ちょっと覗いてみましょう。
...これが翔太朗君とおやっさんのセカンドかサードコンタクトくらいですかね?あ、翔太朗君気絶しちゃった。ならスカルを見るのは例のビギンズナイトまでお預けなのかな?
「休業は今日で終いだ。俺はもう一度戦う。俺自身の手がどれだけ血塗られても...町を愛するこいつらの...未来のために!」
《Skull》
「変身!」
瞬間、体が白と黒に骸骨に...カッコイイですね!てか圧倒ですね、アリジゴクもどきは随分ボコボコにされてますね。強い。
...お?アリジゴクもどきが反撃し始めました。あんまり効いてるようには見えないけど一応当たってますね。結構早い。
あ、スカルに組み付いた。...僕も参戦しよっかな?メモリコレクトのための必殺技も機能するか試してみたいしアリジゴクはこっちに背中向けてますしね。
よし、まずはファントムの変身を解いてドーパント体に変化、右腕を必殺技のために変化、なんか掃除機みたいですけどまあ実際吸いますしそれでいいんです。
この必殺技の原理としましてはガイアメモリの毒素を排出するのの応用でこの変化させた右腕を敵にぶっさして無理やりメモリのパワーを無理やり吸出してメモリを体外に排出させる、
というものです。それでは早速、
「喰らええええええ」
「なっ、誰だキサッ、ぐわあああああああっ!」
1、2,3、4、5、...ドサッ 男が倒れる。
成功ですね、これで二つ目のガイアメモリをゲット...約5秒で吸引完了ですか、やっぱこれは奇襲か必殺技ですね。
「お前...何者だ?」
おっと...どうしよう、まあ敵対する理由もないよね?スカルメモリは欲しいけど...とりあえずなんとなく誤魔化して置く感じで
「フフフ…、なに、敵対する意図はありませんよ、あなたの同類みたいなもんです。」
「...どういうことだ?なぜこいつは生きてる?それにメモリも無事とはいったい...」
「なぜでしょうねえ?まあともかく私はこれで...」
「いや、まて、そのメモリをどうするつもりだ?何に使う気だ。」
「別にいいでしょう、あなたには関係ない。」
「この街を泣かす奴は許しては置けないんだ。そのメモリを今すぐ壊すかこっちに寄越すかするんだな」
「ッチ、はい。これでいいですか?あーあ、折角メモリが手に入ったと思ったのになあ、まったくもう。はい、それじゃあまた機会があったらお会いしましょうねー、バイバーイ」
「...何だったんだ、奴は?」
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あー、もう最悪ですよ、ガイアメモリは投げ渡したら銃で撃ち落とされちゃいましたし、いや、まあ必殺技の予行演習ができただけ良かったですかね。
あーあ、もう疲れました、変身を完全に解除して買った探偵事務所に向かうとしましょう。というか家具買ってないや、明日でいいかな。
ちなみに今スカルと戦ったら大体普通に負けます。