一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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美少女 一夏ちゃん 登場

 

 

よく、人生は山あり谷ありと表されたりする、良い事も悪い事も起こり同じ出来事、瞬間は2度と来ない、とか言われたりする

 

俺が小学生になったばかりの頃、ISなんてブっ飛んだモノが発表されて世界の流れが変わるなんて当時の大人達は予想していなかっただろうし、開発者の女子中学生も兵器としての側面が目立つなんて予想していなかっただろう

 

 

ほんと人生何が起こるか分からない、突然両親の海外赴任が決まって両親と弟妹が海外へ旅立って唐突に1人暮らしが始まったり

 

 

自身の姉の決勝戦を観戦しに行った親友が予定より長く帰って来なかったので心配してメールで安否確認したら無事だと返事が来たので安心したり

 

その親友が、美少女になって帰国し、俺の自宅のキッチンに立って鼻歌混じりに味噌汁作ってるのを見たりしたりラジバンダリ

 

うん、訳がわからん

 

よし、冷静になれ俺・・・情報を整理しよう

 

まず、俺の名前は栗田(くりた) (りく)

 

隣に住んでる住人が初代ブリュンヒルデと その弟である事と少し歳の離れた弟妹がいる事とISの開発者 篠ノ之 束と知り合い な事 以外、つまり俺自身は特筆する事がない平凡な男子中学生だ

 

そして明らかに俺の目の前で上機嫌で味噌汁作ってる美少女が初代ブリュンヒルデこと織斑 千冬の実弟であり俺の幼馴染で親友の織斑 一夏、の筈なのだが、高々1週間弱で何故、美少年が美少女にクラスチェンジしてるんだ?

 

いやさ、俺だって最初は疑ったよ?でも俺と一夏しか知らない秘密を知ってたし、人間不信気味で身内以外と全く関わりを持たない束さんからの手紙持ってたから目の前の美少女が一夏だと認めないといけない

 

ちなみに手紙には、ちょっとした仕掛けみたいのが合って、手紙の差し出し人が束さん本人か否かが俺には分かる、間違いなく手紙は束さん本人からだった

 

 

うん、訳が分からない。情報を整理しても分からない

 

 

「よし、出来たぞリク」

 

「お、おう。ありがとう一夏」

 

俺が頭を悩ませているのを知ってか知らずか一夏が男の時と変わらない笑みで言い、オカズや味噌汁を配膳してくれる

 

「んじゃ食おうぜ?」

 

エプロンを外し いただきます と合掌して朝食を食べ始める一夏に続き、俺も いただきます して朝食を食べ始め、まずは味噌汁に口をつける

 

 

んーやっぱり一夏の味噌汁は美味いなぁ、千冬さんが多忙でウチの両親も多忙だから一夏がウチに来て一緒にメシ食ったりして来た

 

ちゃんと一夏と交代で夕飯とか作ってたから、一夏程じゃないが俺も料理は出来る

 

 

半分程 朝食を食べ進めてから俺は意を決して一夏へ質問する

 

 

「なぁ一夏、ドイツで何が有った? 」

 

もし一夏のトラウマになっている様な出来事が起こっていたら、とか考えながら少し緊張していると

 

 

「ん? あぁ、千冬姉の2連覇阻止の為に誘拐されてさ、なんか誘拐された時に眠らされて、寝てる間にヤベー薬かなんか使われたらしくて、起きたら女になってた、いやーびっくりしたわ」

 

 

と、一夏は笑い話の様にカラカラと笑いならが言う

 

いやいやいや、笑い事か? いや、本人が気にしてないならいいが・・・

 

とりあえず一夏が空元気で無理してないか心配になったので

 

「一夏、無理に元気なフリしなくても大丈夫だからな? 辛かったら頼ってくれよ? 」

 

「お、おぉ・・・ありがとう」

 

真面目に心配して言うと一夏は少し顔を赤くして照れて少し俯く様に返事をする、なぜだ?

 

 

まぁしばらくは気にかけておこう、世話する弟妹も両親と一緒に海外だし親友の面倒ぐらい見れるし

 

 

それから朝食の残りを食べ終え、皿洗いまでやろうとした一夏を説得して俺が皿洗いをする、まぁ食洗機に入れて終わったら食器棚に入れるだけだが

 

 

「一夏、これからどうするんだ?」

 

グデっとソファに座ってテレビを眺めていた一夏に質問をする

 

「今日は特に出掛ける予定ないな、ドイツから帰ってきたばっかだし」

 

テレビから俺の方へ顔を向けて一夏は言う

 

「そうじゃなくて、学校とかな? それにお前、女のままで大丈夫か? 」

 

食器棚へ食器を格納しながら再度質問する

 

「学校とかは問題ない、束さんが手を回してくれるってよ。リクは俺が女だと嫌か?」

 

最後辺りに一瞬だけ不満そうな気配を出した気がしたが、いったんスルーして

 

 

「俺が嫌とか、問題じゃねーだろ? お前が心配なんだよ、急に男から女になって不安じゃねーかとかさ? 俺が出来る事がアレば何でも言ってくれ、出来るだけ協力する」

 

俺にとって一夏は物心つく前からの中の幼馴染であり、親友であり、兄弟の様な存在だ

 

だから、力になりたいと考えるのは自然な事だと思う

 

 

「本当か? 何でも言っていいのか? 」

 

余程嬉しかったのか一夏はソファから立ち上がり俺の方を向いて言う

 

 

「おう、俺とお前の仲だろ? 遠慮はいらない」

 

食器の格納を終えたのでキッチンからソファへ移動し、一夏を真っ直ぐに見て言う、すると一夏が何故か赤くなってモジモジとし始める、何故だ?

 

頭の中が???で埋め尽くされていると、一夏は目を閉じて深呼吸をしカッと目を開いて俺を真っ直ぐに見て

 

「り、リク! 聞いてくれ!!」

 

「おう、どうした? 」

 

真正面から改めて見ると、やはり美少女の一夏へ返事をすると

 

 

「ずっとリクが好きだった! 俺と結婚を前提に付き合ってくれ!!」

 

叫ぶ様に、俺は美少女にクラスチェンジした一夏に告白された・・・ヤバイ処理が追いつかない

 

 

えっと一夏は男で・・・いや、美少女にクラスチェンジしたから女か、アレ?

 

 

 






見切り発車しましたw

我慢できなかったよw

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