一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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そうだ、ドイツに行こう 2

 

一夏と千冬さんは兎も角、束さんは爆笑してないで助けてくれとか思いつつ襲撃者の攻撃を躱し続けていると

 

 

「そう、貴様さえ居なければ教官は人類初の栄光を得る事が出来たのだ、織斑一夏・・・貴様さえ居なければな!!」

 

 

「アンタがどう思おうと勝手だけど、人類初の栄光なんて そんなもの為にあの人はブリュンヒルデになった訳じゃない、大切なものを守るチカラが欲しかったからブリュンヒルデになったんだ」

 

 

「貴様に教官の何が分かる!!」

 

 

俺の言葉が癇に障ったのか攻撃速度が上がり思いっきり顔にグーパンを食らいよろけた隙をつかれて、もう2回ほど容赦ないグーパンを食らい足が縺れて仰向けに倒れてしまい、襲撃者にマウントポジションを取られる

 

 

「貴様に、貴様に教官の何が分かると言う!!ただ教官に守られているだけの、教官の脚を引っ張っているだけの貴様に!!」

 

 

「アンタこそ千冬さんの何を知ってんだよ!千冬さんは不器用だけどメチャクチャ優しい人なんだよ!家族の為にブリュンヒルデになったんだ、アンタには分かんないだろうけどな!!」

 

 

マウントポジションから容赦なく振り下ろされる拳を出来るだけ逸らしながら俺も襲撃者が美少女だとか関係なく顔に拳を叩きこむ

 

 

「俺は生まれた時から千冬さんを知ってる、せいぜい数か月の付き合いしか無いアンタよりずっと千冬さんを知ってるつもりだ」

 

 

「それがどうした!十数年もの間、教官の足枷になっていた事に変わりは有るまい!!」

 

 

「千冬さんは足枷なんて思ってない!!」

 

 

途中から殆ど・・・否、完全に子供の喧嘩の様に感情に任せて言葉を吐き拳を繰り出す攻防が続き

 

 

「・・・もう止めろ、これ以上は問題になる」

 

 

「く・・・教官が、そう言うなら」

 

 

襲撃者の思いっきり振りかぶった腕を千冬さんが掴み制止し襲撃者は些か不満そうに俺の上から退く、コイツ・・・

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「このぐらい何とも・・・まぁもう少し早く止めてほしかったかなぁ?」

 

 

俺は千冬さんの差し出された手を握り立ち上がって軽口を叩くと

 

 

「すぐ止めるつもりだったが途中から子供の喧嘩になったからな、アイツが感情を表に出すのも珍しかったしな」

 

 

「そか・・・」

 

 

とりあえず千冬さんには千冬さんなりに考えが有る様なので適当に相槌を打っておきつつ殴られた所を擦る、うん普通に痛いわ

 

 

「・・・これはやはり、ISどうこうより先に解決するべき問題があるな」

 

 

「でしょ?準備は進んでるから、安心してね?」

 

 

「すまんな、助かる」

 

 

「いいよ、私とちーちゃんの仲じゃない」

 

 

何か千冬さんと束さんが密談してるけど、よく分からないな・・・まぁいいか、気にしないでおこう、うん

 

 

 

「さて・・・ラウラ、お前には紹介しておこう、私の妹の一夏だ」

 

 

「あー・・・初めまして、織斑一夏、です」

 

 

「い、妹?え?妹ですか?教官!?」

 

 

若干ふてくされている様子だった襲撃者(ラウラ)は見るからに取り乱し始める、そりゃそうか・・・さっき殴り合いしていた奴が織斑一夏だと思っていたのだろうからなぁ

 

 

「そうだ、唯一の肉親は妹の一夏だ。お前が先程襲い掛かり殴り合っていたのは一夏の幼馴染で私の弟分のリクだ」

 

 

「栗田陸、産まれた時から織斑家の隣に住んでる幼馴染だ」

 

 

「え?それじゃぁアレか?私は人違いで殴り掛かっていたのか?」

 

 

「うん」

 

 

ラウラは動揺して少しプルプル震えながら尋ねて来たので素直かつ簡潔に答えると

 

 

「栗田、すまない!!」

 

 

それはもう綺麗な土下座をラウラは決めて俺に謝罪してくる、おっとコイツ本当は悪い奴ではなさそうだぞ?

 

 

コイツ、マジで千冬さんが好きすぎるだけの千冬さん信者なのかもしれない、仮にそうだとしても、許せない事も有るけどな

 

 

それはそれとして、千冬さんに一夏の事をどう説明してたか聞かないとな、うん

 

 

 

 






お待たせしますた


気分が乗れば次もドイツの話になるかも知れません

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