一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい? 作:銭湯妖精 島風
俺が個人的に苦手な
それから2日して束さんは、また忙しいと我が家を後にし入れ替わる様に父さんが一時帰宅し一夏の美少女化に、かなり驚いていて俺と一夏が交際していることを告げると再び驚いた後に『よくやった』と謎のグッジョブを貰い今度は俺が困惑する番になってしまった、自分の親だけど何を思っているかは、よく分からない
一時帰宅した父さんは無理やりスケジュールを調整していたらしく滞在2日で、また赴任先へと戻って行き、工事中だった元お向かいさんの向井さん宅(仮)には立派な一軒家が建ち、ウサギ印の見慣れない引っ越し業者が家財道具やらを搬入しているのがチラッと見えた
「家って意外と早く建つんだな? 俺もう少し時間が掛かるものだと思ってたわ」
「そうだね、えぇっと・・・2ヶ月ぐらいかな?」
「・・・いや早いな」
クリーニングから戻ってきた衣装を回収して、リビングで一夏と2人テレビを垂れ流しながらサイズ調整をしながら雑談をしていたが、いくら何でも
早すぎるので思わず誰にでもなくツッコミを入れてしまう
「あはは、確かに早いよね。私はまた束さん絡みなんじゃないか?と疑ってる」
「いやいや、流石にないだろ」
一夏は冗談っぽく言い俺も流石に、な?と思い口では否定するが束さんならやっても不思議じゃないと思ってしまう
「文化祭まで1ヶ月以上有るし微調整も含めても余裕があるね」
「だな、梶田先輩は性格に難が有るけど芝居にかける情熱は本物だからな、スケジュール管理も完璧だ」
そう、その情熱を持っている事こそが俺が
そんなこんなチクチクと作業しているとピンポーンと我が家のインターホンが鳴り、たまたま一夏より玄関に近い位置で作業していた俺がリビングから移動して玄関を開けると、約3週間ぶりに見る綺麗な銀髪の美少女が、何処かのお嬢様的な清楚な装いで立っていた
「・・・ラウラ?なんで日本に?」
「む?お前は栗田、そうか此処はお前の家だったのか・・・んぅん、この度向いに引っ越してきたラウラ・ボーデヴィッヒと他多数です、此方つまらないものですが」
「あ、これはご丁寧にどうも」
俺の質問には答えずにラウラは何処かで影響を受けたのかテンプレートを言い俺に菓子折りらしき物を渡してくる
ん?コイツ今 他多数って言ったか? つまり向いにコイツ以外にも居るって事か・・・あ、コイツの家族とかか?なら何か転勤か何かか、多分
「では、私はこれで。まだ一軒挨拶をしていないお宅があるのでな」
そう言い織斑家の方へ歩みだすラウラに
「その家の住人なら姉妹2人暮らしなんだが、姉が海外赴任中で妹も姉の海外赴任中はウチに下宿してるから今誰も居ないぞ?」
「・・・なに?」
俺の言葉を聞きラウラは歩みを止め踵を返して俺の前に戻ってくる
「ならば、今お前の家にいるのか?」
「あぁいるぞ?呼ぶの面倒だな・・・うちに上がってけよラウラ」
「うむ、失礼する」
俺が出るまで俺の家を知らなかったって事は、隣は織斑家で有る事も知らない様子だ、つまり一夏が此処にいる事も知らない訳だから驚いた表情が見れそうだな、と少し悪戯心が芽生えてしまったのと本当に一夏を呼びに行くのが面倒だったのでラウラを招き入れる
「あ、なんか時間かかってたけど・・・あれ? ラウラ?」
「な・・・なんでお前が此処にいる! 織斑一夏!!」
ラウラの姿を見て数秒キョトンとしていたが直ぐにニコニコとし始め、やっぱ俺の彼女は可愛いと再認識してラウラの驚く表情も見れて俺は満足したので
「一夏がさっき説明した隣の住人の妹の方だ、もちろん姉の方は千冬さんだな」
「貴様、分かっていて!!くっころ」
俺の悪戯がお気に召さなかった様でラウラが変な事を口走り始める、コイツ大丈夫か?
そんな感じで少しラウラの事が心配になってきたが、まぁ一夏も居るしメンタルケアは出来るだろう、多分
お待たせしました
多分、今回で夏休み編は終わりますw