一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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文化祭 2

 

 

 

束さん(暫定)の来店から客足は止まらず大盛況だが、鈴と弾の指示で特にトラブルも起こらずにメイド喫茶カッコカリを続けることが出来ている

 

 

ほんと、鈴と弾は凄い、指示が的確で頼りになり過ぎる、本当に中学生か?と思う程の仕事ぶりだ

 

 

まぁそんな訳で開店から2時間が過ぎた頃、少し眠た気な少し茶色よりの黒髪が腰まで有る黒目をしていて眼鏡をした女性・・・いつだったかの俺がモデルだったウス=異本のヒロインにソックリな人が来店し、俺は少し驚くなぜなら今日本に居ない筈だからだ

 

 

「お、お帰りなさいませお嬢様、此方のお席にどうぞ」

 

 

俺の案内に無言で頷き案内された席に座り女性は俺を眠た気な目をしたままガン見してくる

 

 

「こちらメニューになります、お決まりになりましたら、お申しつけください」

 

 

と定型文を一応言うがメニューを受け取り一瞥してから再び俺をガン見してくる、頼むから何か喋って欲しい

 

 

まぁ元々口数が少ない人では有るから慣れているけど

 

 

「・・・ブレンドコーヒーと、メイドとお話権」

 

 

「かしこまりました」

 

 

数か月振りに聞いた声に少し懐かしさを感じながら注文を取り厨房に流すしブレンドコーヒーを持って提供し女性の正面に座り

 

 

「いつ戻って来たのさ」

 

 

「昨晩だね」

 

 

ブレンドコーヒーの色を見てブラックのまま飲み彼女は俺の質問に答える

 

 

「昨晩って・・・じゃぁ何で家に帰って来なかった訳?」

 

 

「日本に着いて、そのもも会社で仕事をしてきたからだよ、無理矢理スケジュールに休みをねじ込んだんだ」

 

 

彼女はそう言い真っすぐに俺を見据え

 

 

「今の君は、まるで昔の私の様だ、親子とは言えソックリ過ぎる」

 

 

「弾の技術のお陰かな、多分」

 

 

「弾君の仕業か、それならば納得できる」

 

 

俺の言葉に頷いて母さんは微笑みを浮かべ言う

 

 

「あんまり無理はしないでよ?母さん」

 

 

「この程度無理の内に入らないよリク、可愛い息子の姿を見れば疲れなんて吹っ飛んでしまうからね」

 

 

そう言い母さんは俺の横に移動して来て頭を撫でてくる、ほんと親ってのは敵わないぜ

 

 

あと可愛い息子の部分は、女装してる息子が可愛いって意味じゃないよね? 違うよな?

 

 

「ん? そういえば何で文化祭が今日って知ってるの?」

 

 

「随時束ちゃんから情報は貰っているからね」

 

 

席に戻った母さんはブレンドコーヒーを飲み、さも当たり前の様に答え、束さんは文化祭の事知ってたなぁと思いだす

 

 

なんだかんだ母さんと束さんは仲が良いしね、うん

 

 

「私が此処にいる理由や文化祭に開催日を知ってる理由は話した、そろそろ重要な事を確認したい」

 

 

母さんは眼鏡をスッと上げて俺を真っすぐ見据え真剣な表情をして言うので俺も住まいを正し母さんを見ると

 

 

「陽太に聞いた、リク・・・彼女が出来たんだって?」

 

 

鬼気迫るオーラを纏い母さんは俺に聞いてきて、俺は何は気が抜けてしまう。どんな重要な事かと思えば、些細な事だった

 

 

「あーうん、そうだよ」

 

 

「そうか、そうか、で?どんな娘なんだい?」

 

 

母さんにしては珍しくテンション高めに聞いてくる、まぁそれは良い、それは良いとしてだ、俺は母さんの質問が気になった

 

 

「ん? 父さんに聞いてないの?」

 

 

「頑なに教えてくれなかった、知りたかったら直接会って聞いてきたら良い、とね」

 

 

「えぇ・・・」

 

 

何で教えないんだ父さんは・・・いや俺は良いけどさ?あー元々文化祭の日とかで休みを入れる予定とかだったのかな?

 

 

「で?どんな娘なんだい?」

 

 

「そんなグイグイ来ないでも話すし、何なら連れてくるから、いつもの落ち着いた母さんに戻ってくれ」

 

 

「む、すまない。善処しよう」

 

 

身を乗り出しそうな勢いの母さんに言い一旦落ち着いてもらい教室の中を見渡し一夏を探す

 

 

束さん程では無いがハイテンションの母さんに今の一夏を会わせるのは少し心配があるけど仕方ない、うん仕方ない

 

 

 

 

 

 







大変お待たせ致しました


仕事を中心に修羅場で精神肉体共に疲労で執筆できませんでした


この先も、ちょっと更新が滞ると思います、すみません

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