一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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文化祭 3

 

 

教室を見渡して数秒も掛からずに一夏を発見したら丁度目が有ったのかニコリと一夏が微笑む、やはり一夏は可愛いな、うん

 

 

そんな事を考えつつ小さく適当なハンドサインを一夏に送ると俺の意図を汲んだ一夏が此方に近寄ってきて

 

 

「どうかした?」

 

 

「ちょっとな」

 

 

俺の横に来て小声で耳打ちしてきた一夏に俺も小声で返し、改めて母さんの方を見ると、いつもの冷静沈着な表情と雰囲気はなく楽しみで仕方なくてソワソワしているのが目に映る

 

 

「こんな(ルナ)さん、見たの4年ぶりくらいに見た気がする・・・どうしたの?」

 

 

「・・・俺の彼女に会えるって浮かれてるんだよ」

 

 

浮ついている母さんを見て一夏が戸惑いながら聞いてきたので答えると、え? という表情をし

 

 

「陽太さん、月さんに説明してないの?」

 

 

「してないらしい、だから楽しみにしてて、こんなに浮ついてるみたい」

 

 

えぇぇ・・・と一夏は更に戸惑い困惑した表情をする、うーん困惑顔も可愛いな一夏、俺得俺得

 

 

そんなこんなで気を取り直して一夏にアイコンタクトをしてから母さんを真っすぐ見据え

 

 

「あー・・・母さん、この娘が今付き合ってる人、まぁ一夏なんだけど」

 

 

「久しぶり?月さん、リクとお付き合いしてる一夏です」

 

 

俺が一夏を紹介すると母さんは目をパチパチとさせて数秒停止した後

 

 

「なるほど、陽太が頑なに秘密にする訳だ。リクよくやった」

 

 

なんか父さんと同じ様に謎のグッジョブを貰い、夫婦って似るんだなぁ~と思っていると

 

 

「一夏、私達は君の事を我が子同然と思っていて何時かは離れなければならないと思っていた、出会いと別れはセットだからね・・・しかしこれで憂いは無くなった、リクの事をよろしく頼むよ? 自分を普通と思い込んでいるお人よしだからね」

 

 

 

「ありがとう月さん、リクの事は任せて? 慣れてるしね」

 

 

なんか母さんが良い事を言ってるんだけど、俺軽くディスられてない?気のせい?

 

 

まぁ元々母さんと一夏は仲良かったし、母さんが受け入れてくれて良かった良かった

 

 

「それはそれとして君達が大変な時に海外赴任をしてしまって、すまいね」

 

 

「ううん、気にしないで月さん、お陰でリクを攻略する機会が増えたから結果オーライだったし」

 

 

「そうか、それならよかった。いつも君とリクには色々任せっぱなしになってしまっていてすまないね」

 

 

母さんと一夏の話を横目に聞き流していると母さんが、そんな事をいう

 

 

詳しくは知らないし、イマイチ興味も無いのだけど母さんと父さんは、海外に拠点や支部・支社を持つ大企業で働いていて、2人共それなりに良い役職にいるとか何とか聞いた気がする

 

 

とりあえず一軒家を土地込みでローンを組まないで購入できるくらいには稼いでいるらしいってか、それぐらいしか知らない。両親の職業がどうであれ俺は二人を尊敬しているし愛されていると思うからね

 

 

「あ、そういえば・・・ウミとソラは? 元気?」

 

 

「2人共元気だよ、ソラが最近 君に会いたがっているよ」

 

 

「ソラが?そっか」

 

 

小学生のやや生意気になりつつある上の妹(ウミ)とは違い下の妹(ソラ)は素直で可愛い、まぁ大分歳離れてるし可愛くて仕方ないかもしてない、仕方ない

 

 

「ウミは私に似て口数が多くないから少し心配だったけれど、上手く馴染んでいる様だから安心しているよ」

 

 

「ウミなら上手くやるだろ、口数は多くないけどコミュ力は低くないし」

 

 

そう、ソラは口数は多くないが言う事は言うし、人見知りもしない、何なら目上の人間だろうと遠慮なく意見を言うタイプだ、ホント将来有望だと思う

 

 

そんなこんな数か月振りなのもあって話し込んでしまったが、その辺の事情を察してくれたクラスメイトからお咎めはなかったが、共通認識として一夏の状態が彼女から婚約者にランクアップしていて、過半数にはからかい半分でいじられ、一夏過激派には『一夏を泣かせたらお前を殺す』と宣言されてしまった

 

 

これは進路考えなきゃな、マジで・・・死にたくないし、うん

 

 

 






大変お待たせ致しました



やっと執筆時間が取れて、執筆できるくらいメンタルが回復しました


仕事は地獄だわ休日に用事が立て込むはで更新が伸びに延びてしまいました



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