一夏ちゃんに狙われた俺は、どうしたらいい?   作:銭湯妖精 島風

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生誕の日 2

 

 

チャラ男達の襲撃を乗り越え一夏とのデートに再度出発した後は特にトラブルもなくデートを行っていると予め設定しておいたアラームが起動したので少し惜しいが帰宅し一夏の生誕祭を行う為にデートを切り上げる

 

 

そんなこんな行きと同様に小1時間掛けて帰路を歩きつつチャラ男達が尾行していないか時々背後を警戒しておく、アイツ等は絶対懲りてないと思うし

 

 

自宅の最寄り駅に着いた段階で鈴にメッセージを送り準備は完了している旨の返信を受け取る、あとは一夏を織斑家に誘導すれば俺の任務は概ね完了する

 

 

最寄り駅から徒歩で10分程で栗田家(じたく)に辿り着き、一夏が道から玄関の方へ曲がろうとしたので

 

 

「一夏、もう少し直進」

 

 

「え?うん、うん?」

 

 

俺の言葉に一夏は首を傾げつつ素直に軌道修正し直進する、ホント素直だなコイツ、なぜ理由とか聞かないんだろう、信用してくれてるって事なんだろうけど、なんか心配だな・・・詐欺とかに引っ掛からない様に見とかないとな、うん

 

 

 

距離にして栗田家の玄関から30mほど直進し織斑家の玄関に辿りつき

 

 

「よし、とりあえず入ってくれ」

 

 

「入るけど何で織斑家(ウチ)なの?」

 

 

「入れば分かる、リビングに直行でよろしく」

 

 

俺の言葉を聞き一夏は『わかった』とだけ呟き玄関の扉を開き靴を脱いでリビングへ直行し扉を開けた直後、パンパカパーンと如何にもなクラッカーの音と紙吹雪や紙テープが舞い『一夏誕生日おめでとう』の合唱が聞こえる

 

 

「誕生日おめでとう一夏」

 

 

「あ、あぁそっか今日は誕生日だった」

 

 

一夏は漸く状況を認識できたのか、そういう

 

 

「なんで毎年自分の誕生日を忘れるんだ?」

 

 

「はは、なんでだろうね?」

 

 

一夏は俺の言葉に少し恥ずかしそうに言う、その表情を見て俺得俺得を思っていると

 

 

「ほら早くこっちにいらっしゃい?今日の主役がいつまでも入口に居る物じゃないわよ?」

 

 

「そうだな」

 

 

鈴の言葉を聞き俺は一夏を上座へと誘い、数馬が一夏に本日の主役タスキを掛け、弾が飲み物を注いで渡す、これは良い連携なんじゃないか?

 

 

「それじゃぁ、改めて・・・一夏誕生日おめでとう、これはアタシから」

 

 

「ありがとう鈴」

 

 

そこから鈴を皮切りに順番に一夏へ誕生日プレゼントを渡し一夏を祝福していると

 

 

「ふぅ、ギリギリ間に合ったかな?」

 

 

少し疲労が見える束さんがニコニコニーと登場する、大丈夫かな束さん、いくら丈夫なのが取り柄とはいえ、ね?

 

 

「いやはや本当は、もう少し余裕のある予定だったんだけど色々ゴタついちゃってね~。まぁそれはそれとして、誕生日おめでとう、いーちゃんコレは私から、こっちはちーちゃんから」

 

 

束さんはそういうと、それなりにデカいブツを何もない空間から召喚し一夏にニコニコしながら渡す、手品か?いや普通に量子変換技術か何かか、束さんだしそれくらい容易いだろう、多分

 

 

「ありがとう束さん」

 

 

「うんうん、喜んでもらえて私も嬉しいよ。因みにちーちゃんは帰国できなくて本当に悔しそうだったよ」

 

 

千冬さんの様子を苦笑して伝える束さんの言葉を聞き容易に千冬さんの様子が想像できてしまう、なんだかんだで千冬さんは一夏を大切にしているし元々ブラコンの気は有ったし?シスコンにジョブチェンジしてパワーアップしていても何の不思議もない

 

 

「束さんと千冬さんの後だと何かアレだけど、誕生日おめでとう一夏」

 

 

「ありがとうリク」

 

 

束さんと千冬さんのプレゼントからしたら、かなり見劣りするプレゼントを一夏に渡すが、一夏は本当に嬉しそうに受け取ってくれる、あぁ俺の彼女は天使・・・いや聖母だ

 

 

ホント、俺は恵まれてる、こんな聖母な彼女はいるし、頼れる親友に頼りになり過ぎる姉貴分がいるんだから

 

 

なんだろ、そのうちなんかよくない事でも起こるのか?これ

 

 

 

 

 

 

 

 






お待たせしました


これ今年度中に完結させれるかな?w
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